事の発端は実弟が「大都会PARTⅢ」のDVD-BOXを購入しまして。
「大都会PARTⅢ」…昭和の刑事ドラマ。
石原裕次郎率いる「石原プロモーション」が製作。
先日亡くなられた渡哲也が主演。
その渡哲也を追悼する意味で…とかなんとかで実弟は購入したと言う。
理由はどうあれ欲しくなったのだろう。
私も好きな作品なので「しめしめ」であります。
そんな中思い出したのが「隔月刊テレビジョンドラマ」って雑誌。
「ザ・テレビジョン」ではない。「テレビジョンドラマ」だ
’80後半に発売されていた雑誌で主に時代劇や刑事ドラマに特化した
変なモノ。
15年位前にたまたま古本屋で「あぶない刑事」を特集した回を発見。
なかなか内容が濃くおもしろかったので方々の古本屋を探索したもの。
でも結局当時他は入手できなかった。
そうだ。今やネットがあるじゃないか!…早速検索。
するとすぐ見つかる。
ありゃま!¥8,500!大プレミア本。定価¥700だぞ!
¥200で買った「あぶない刑事」のやつも¥2,000くらいするし。
悔しいので更に検索したら¥1,100で販売しているショップ発見。
ただし状態はよろしくないらしい。しかしながら、読めれば結構。
ネット専用ショップではなく実店舗があり、しかも職場の3駅先。
送料より交通費の方が安いので早速来店。
店はコンビニくらいの広さでぎっちり本が詰まっている。
床からも本が積みあがっている。昔の汚い古本屋の感じ。
店員に尋ねると「テレビジョンドラマ」コーナーを案内される。
さすがマニア店。こんなマイナー雑誌のコーナーが存在するとは。
とはいえ、お目当ての「大都会PARTⅢ」¥1,100が無い。
再び店員に尋ねると「そこに無ければ無い」とつれない返事。
「ネットに出てる」と粘っても「ネットが間違い」と主張。
一応詫びられる。
どう考えても探すのが面倒くさいから「無い」って言ってる感じが臭う。
まあ、これだけ本が詰まっていたら検索は不可能だろう。
私の人生うまくいかない事が多いけれど、この程度の買物でもつまずく。
こうなると意地でも欲しくなる。ヤケになって¥8,500出すか?
そこはケチなので冷静になる。
マニアでは無くケチで良かった。