鳥さんフェア

週末に、いつも行くペットショップで鳥さんの問屋さんが直接来る鳥さんフェアをやるというので行きました。

入り口からたくさんの鳥さん。オオバタン、ボウシ、ヨウム、ローリー、コニュア、フィンチ多種、野鳥まで。こりゃ見ごたえがあるなぁ、と見て回っていたら問屋の社長さんに声をかけられました。

「鳥さんを飼っていらっしゃるんですか？」

「ソロモンとキスジ、コニュア、フィンチ、野鳥、猛禽です。」

社長さんびっくりした様子。

「どこにおいているんですか？」

「鳥さん部屋に。」

「ところでソロモン君にはなにをあげていますか？」

「ペレットです。」

「ペレットは実は微量の栄養素が不足しているんですよ。」
・・・それから、普段から疑問に思っていたペレット最上主義についてきくと、やはりどうしても色が出ない、やせる、といった欠点があるので当社の開発した餌がオススメとのこと。確かに、社長さんが言うとおり、展示されていた子は色艶申し分なく状態もいい。でもその餌、ひまわりがすごく多いんだよなぁ。餌に添加するタイプのサプリ的なものもあるというのでそれをとりあえず買って試してみることにしました。嗜好性がよく、猛禽以外全ての鳥さんにあげられるのも魅力的でした。

最後に、「いろいろ説明を聞いてくださったから、この子、乗せてみますか？」と、百万円のオオバタンを出してくれました。今まで見た中で、色が一番よく出ていてすごくきれいな子でした。オオバタン君はすんなり私の腕に乗り、かきかきさせてくれました。羽つくろいしてまったり。おしゃべりまでしてくれました。
「普通のお客さんにはおしゃべりしないんですよ。リラックスしているし扱いが上手ですね。」とほめられました。本当にかわいいオオバタン君。でもね、百万円じゃとてもお迎えできないよ～。

最後にケージに戻そうと社長さんが腕を出すと「いやだ、ここにいる」と私にべったり。泣く泣くお別れしてきました。ケージに入れられても、大きなお目目で私を見つめ続けるオオバタン君。「お金持ちでね、とっても優しい人に買われるんだよ。」そう言葉をかけると社長さん苦笑い。一年に一羽売れるくらいだそうで、この子もぜひ幸せになって欲しいと思いました。・・・なんか切ない気持ちで家に帰ったけど、レイ君の姿を見るとほっとしました。家の子一番！

やっぱり相性は大事です

朝。やっぱり距離のある桜ちゃんと花君。いつもは朝にはいきいきとさえずり水浴びを楽しむ花君が元気がありません。餌の食べもよくないです。決心してみやび君と交代させました。

みやび君、入れたとたんにさえずりまくり。桜ちゃんもまんざらではないようす。一方の花君、大部屋で餌を食べまくり。交代はうまくいきました。

朝の楽しみ、青菜の時間。二羽で楽しそうに食べる桜ちゃんとみやび君。安心してみんなと食べる花君。組み合わせてみないと相性は分らないですが、花君には気の毒な経験となってしまったようです。

昼間。あいかわらずさえずるみやび君。桜ちゃんよりちょっぴり小柄です。でも桜ちゃんは気に入ったようで一度もどつきませんでした。みやび君は名前の通りとてもかわいくて、体は真っ白、背中にちょんちょんと黒ぶちが少し。目つきも優しく、美しい子です。一方花君はほとんどこげ茶で白い色がまばらに入っています。見た目は地味です。・・・桜ちゃん、見た目で選んでるの？

当の桜ちゃんは、背中がこげ茶であとは白、くっきりはっきりめりはりがある模様でとても見栄えがします。自分がかわいいと思っているのかな？それでプライドが高いとか・・・。

花君は大部屋でさえずりも戻り、ガーラント君と楽しそう。じゅうしまつ、本当に奥が深い鳥。ただ女の子と一緒にいるだけが幸せじゃない。人間も同じかな。

夜。つぼ巣でいちゃいちゃする桜ちゃんとみやび君。羽つくろいしあって幸せそう。よかったね、みやび君。桜ちゃんとみやび君、元気なひなっ子を恵んでおくれ。

じつは大部屋にはもう一羽オスメス取り違えの犠牲者まゆげ君がいるんですが少し体が弱く、繁殖にはむいていません。まゆげ君はいつも控えめでおとなしい子です。まゆげ君も仮に桜ちゃんと同居したらどつかれそうなタイプです。

夜の大部屋、みんなでぎゅうぎゅうとつぼ巣に入って平和です。かずむぎ君と紫織ちゃんも、スイートルームでいちゃいちゃ。やれやれ、ひと段落です。

ちいさなちいさな小鳥、じゅうしまつ。でも心を持ったとってもすてきな鳥さんです。

肉食系女子のじゅうしまつ

ついに！ついに！じゅうしまつの女の子を買いました。新しく入荷した子が前回入荷より少し値段が下がっていたのでこれは、と思い一羽買い求めました。

家にはこげ茶のぶちの子と真っ白の子しかいないので薄茶の子が欲しくていて、今回入荷に薄茶の子がいたのでおおっ、と思ったんですが体格がすごく小さくてぐぜりがみられました。ぐぜりは男の子のさえずりの練習。このお店ではオスメス取り違えが何度もあったので（花君とか）その子はあきらめました。

なかでもとても体格がよく、模様も美しい子がいました。よ～く観察して女の子と確信がもてました。こげ茶ぶちですがとにかくかわいいのでこの子にしました。

さて、お相手です。今回の目的は、かずむぎ君と紫織ちゃんの間にお世継ぎが誕生したらそのお相手が欲しいのと、大部屋でお相手に恵まれない男の子にチャンスをということ。買い求めた女の子は体格がよく、大きいです。家ではガーラント君が一番大きいですがかずむぎ君の父ですし、小梅ちゃんというご寵愛の妻がいます。次に大きいのは・・・花君です。さえずりもよくしているしぴったりです。花君決定！女の子は花の名前、桜ちゃんにしました。さあ、花君、待望の女の子だぞ～！

さっそくケージセット、つぼ巣も入れて二羽を入れました。

・・・桜ちゃん、いきなり花君をどつきまくり。花君びびり、桜ちゃんに近づけなくなってしまいました。あああ。

桜ちゃん、どつき終わると今度は態度ががらっと変わり、「うっふ～ん」と尾羽をあげて花君を誘い出しました。なんて女だこいつは！・・・花君、もうびびって意気消沈、誘いに乗れません。

結局、夜までさえずりは一度もなく、逆切れした桜ちゃんは花君を露骨に避けだし、つぼ巣に居座って花君を入れてあげません。なんとか夜遅くには二羽でつぼ巣に入っていましたがいやいや入っている感じ。

左隣のケージではかずむぎ君と紫織ちゃんがつぼ巣の中でおたがい羽つくろいをしてラブラブ。右隣の大部屋ではガーラント君と小梅ちゃんがぴったりよりそってラブラブ。ああ、こんなふうになると信じていたのに～。

びびりまくりの花君をよそに、ケージ越しに大部屋から桜ちゃんに盛んにラブコールを送っていた子がいました。やはりオスメス取り違えの犠牲者みやび君です。花君と交代させようかな、と思います。

よくよく考えると花君は男の子ですが大部屋ではガーラント君と仲が良かったんです。大部屋でわきあいあいとしているほうが幸せなのかもしれません。

男女の仲は、人間と同じで難しいものなんですね。それとも桜ちゃんが気が強すぎるのか・・・。

雄飛のわな

アメリカチョウゲンボウの雄飛。夕方給餌して、夜見たら完食していたみたいなので安心して寝ました。

夜中。トイレに行きたくて目が覚めました。電気をつけると鳥さんたちが驚いてしまうので、暗いままロフトを降り、床に足を付きました。その瞬間。

べちょっ。

冷たい濡れた感触。

「なんじゃこりゃ」

夜行性のすぴかには申し訳ありませんが電気を思わずつけてしまいました。

・・・足の裏には雄飛が飛ばしたひよこの残骸が。

雄飛はひよこの翼、頭、すなぎもが嫌いです。ときどき「いらないよここは、ぷいっ」と飛ばすのを見てはいたんですがまさかロフトまで飛ばすとは思わなかったのでもろに直撃。

泣く泣く夜中に足を洗いました。

トイレも済ませて部屋に帰ると、光に驚いてまんまるおめめのすぴか。可愛い瞳。一方「なんで明るいんだよ～」と尾羽を上下させている雄飛。
「あのね、ここまでは飛ばさないでくれる？好き嫌いは分かるけどさ」

しかしトラップは数日後も・・・。翼が落ちてました。

それから寝る前はロフトまで点検するようにしました。

ひよこさん、踏んでしまってごめんなさい。

スプラッタ！フクロモモンガの真実

まさかこんなことになるとは思わなかったんです・・・。

すぴかが食べ残した虫を、フクロモモンガにいつもあげていたんですが今日、すぴかがピンクマウスをお残ししたので「ま～さか食べないだろうけど」とフクロモモンガのケージに投入したら・・・

「ギャッ！」すんごい勢いで食らい付いてきました！しかもご夫婦で取り合いというかもう奪い合いです。あっというまに真っ二つ。

ああなんということでしょう、血が・・・。

可愛らしい生き物がネズミの赤ん坊を食らう。なんだかショック。まあ、すぴかが食べる分にはいいんですが・・・。猛禽類がネズミやヒヨコをがつがつ食べるのは豪快で見ていて迫力があってすごくかっこいいんですが、ネズミなんか食べそうにもない生き物が食べるとすごくびっくりです。

自然界では小鳥の卵や雛を食べたりすると聞いたこともあるんですが・・・自分で投入しておいて言うのもなんですが。

これからはピンクマウスあげません。カロリー高いし。

しかしびっくりした事件でした。