お仏壇の花瓶にピンクのチューリップが活けてありました。
寒い朝でしたが
春がそこまで・・・と感じました
あさっては立春です・・・
寒い朝でした・・・
お月忌参り終えて帰ろうとする私に
「坊守さん、これ飲んで・・・」
と、生姜湯パック下さいました
ありがとうございます・・・・・
お参り前に、ロウソクのお灯り点して・・・・
線香に火をつけ、香炉に入れようとすると・・・
香炉の灰が何と美しく均されていることか・・・
あまりの美しさに、線香を入れるのに
「まっすぐに、まっすぐに入れなくては・・・」と、少々緊張して、
少しばかりねじれてしまいました・・・
でも、おかげで気持ちよくお参りできました。
寳林1月号掲載記事より・・・
「細かい気配り」
お仏壇の前に座り、お勤めを始めようとして、ハッと気付きました。
お線香を焚く香炉の灰が、実に美しくならされているのです。わずか直径十センチにも満たない香炉の中の、その小さな空間が、まるで京都の禅寺の、よく掃き清められた枯山水の庭を連想させるのです。
一般に、お線香は香炉に立てるものだと思われがちですが、浄土真宗の作法では、お線香は適当な長さに折って、横に寝かせることになっています。
だから、灰の表面が、綺麗に均されていないと、お線香を置き難いのです。それに、香炉の中には意外と多くの物が、入ってきます。供えられた仏花の、花びらや葉。それらが灰の上に落ちて、そのまま枯れていることもあります。ローソクの蝋が垂れ落ちて、冷えて固まっていることも珍しくありません。
それらは小まめに取り除いておかないと、お線香の火に燃やされて、もくもくと煙を立てたり、甚だしい異臭を放ったりして、時には目を開けていられないほどになることもあります。
そうした灰の中の細かい異物が丁寧に取り除かれ、さらに美しく掃き均された香炉の前に座ると、本当に気持ちがよく、心が洗われるようです。
(中略)お花を替えたり、お仏飯をお供えすることを「お給仕」と言いますが、行き届いたお給仕は、それをする私の心を豊かにしていくものなのです。
―御堂さん十二月号より―
来月末には教圓寺御正忌報恩講が勤まります。
御正忌前には必ず、住職自ら、本堂やお内仏の香炉の灰を綺麗にならしております。
ご門徒のみなさまもおうちのご法事の前など、折に触れ、仏壇のお給仕なさいますよう願います。(住職)
この記事掲載以来、お月忌参りに行くと、
香炉がキラリ、灰が綺麗にならされているおうちがポツリぽつりと・・・
気持ちのよいものです・・・
また、寳林をよく読んでくださっていることでもあり・・・
ありがたいことです・・・