昨日読み終えました。
以前紹介した「ボックス」の著者百田尚樹さんの本です。
戦後65年という終戦記念日を迎えた時期にようやく完読です・・・
また、奇しくも今、NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」で、
南方の戦地の、悲惨で過酷な様子が放映されています。
兵士たちは、本当はみんな生きたかった!生きて帰りたかった!
志願して死にたい!という者はいなかった!・・・と。
読後の感想が上手く書けないので・・・と、ネットレビューを検索していましたら・・・
「今の現代からは想像を絶するような、当時の太平洋戦争下での過酷な日々の中で
当時の人々が今、この時、一瞬一瞬を生きるひたむきさ、家族愛、友情愛、・・・
今の時代に生きる人々が失いつつあるあるものがそこには、
尊く残っていたことが読み取れて感動しました。
感動のそのストーリーをぜひ、
本書のその一文一文を読んでいただいて、
その痛みや苦悩、共感、感動を味わってください。
終戦記念日を迎えるこの時期。
ぜひ、老若男女を問わず読んでいただきたい、
感動のストーリーです。」・・・・とありました。
戦闘の描写など、私にはちょっと苦手かな?と思いつつ読みはじめましたが、
合い間合い間の人物描写など涙なくしては読めず、最後の最後にああーーーーっと言わせる驚愕の事実・・・・
百田ワールドに引き込まれました。
これがもし映画化されたら・・・宮部久蔵役は果たして誰???と
私なりにスクリーンを想像しつつ・・・
戦後65年・・・
戦争体験者の方々も高齢化した今、
戦争を知らない作者(私たちと同年代)がこれほどまでに詳細に調べて書いてくださったことに敬意を表しつつ、もう一度読み直そう・・・と。
そして家人にも、子どもたちにも勧めよう・・・と思った本です。