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水道代未納で業者訪問 北区3人“餓死”

2012-02-23 | 日記
 さいたま市のアパートで、住人親子とみられる男女3遺体が見つかった問題で、この部屋の水道が昨年9月以降、料金未納のまま使用され続け、複数の委託業者が検針や督促で何度も訪れていたことが22日、市水道局への取材で分かった。業者らは、室内の異変を察知できなかったという。近隣住民によると、3人のうち妻とみられる女性が昨年12月中旬、借金を申し込んだことも判明。関係者によると、家族は11年前に秋田県大館市から移ってきたらしい。

 県警は22日、3人が餓死か病死したとみて、遺体を司法解剖する一方、身元や死に至る経緯を調べている。

 市水道局によると、業者らは昨年10月~今年2月、督促業務などで計7回にわたり部屋を訪問。家族と最後に接触したのは昨年11月17日で、妻とみられる女性は「夫が入院していて払えない」と代金支払いを断った。同12月20日には、室内から応答がなく水道メーターが回っていたため、メモをドアの新聞受けに差し入れて引き揚げた。

 最後に訪れた別の検針員は今年2月8日、使用量が普段の倍だったため、漏水の疑いがあるとしてアパートの管理会社に連絡。個人情報を理由に電話番号などは教えてもらえなかったという。

 一方、借金を申し込まれた70代の無職女性によると、妻とみられる女性が面識がないのに突然自宅を訪れ「お金を貸してください」と依頼。夫の体調が悪くなり、仕事ができなくなったと説明、無職女性らが大家や民生委員のところへ連れて行こうとすると「いいです」と固辞し、そのまま立ち去ったという。

 さいたま市は22日、再発防止のための対策検討チームを立ち上げる方針を明らかにした。

 市によると、チームは福祉部次長を筆頭に、関係する部局20人程度で構成。今回の事例について問題点がなかったか検証し、再発防止策も検討していく。再発防止については、電気やガス事業者などが入ってくることも計画している。1回目の会合は27日に開く予定。

 清水勇人市長は「このような残念な事態が二度と起こらないよう、再発防止のためのネットワーク構築を目指していきたい」とするコメントを発表した。

 二度と起こらないようにしてほしいですね。


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