消費税引き上げ時に年金6千円上乗せ 厚労省方針

　厚生労働省は、消費税が引き上げられる年度から、所得が低い高齢者の年金に原則、月額6000円を上乗せするなどとした案を取りまとめました。

　社会保障と税の一体改革の素案では、消費税の引き上げによって低所得者の基礎年金の支給額に一定額を上乗せするとしています。厚労省は上乗せ額について、月額6000円とする案を14日の審議会に示しました。

　現役時代、低所得を理由に保険料が免除され、支給額が減額された人についてはさらに最大で1万円余りを加算するとしています。対象となるのは、年金を含む所得の合計が基礎年金の満額支給以下の人で、約500万人になる見通しです。厚労省は、通常国会に関連法案を提出する方針です。

　どうなるんでしょうね。