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マレーシア航空機不明から100日、乗客家族ら発見へ祈り

2014-06-16 | 報道・ニュース
 乗客乗員239人を乗せたマレーシア航空の旅客機が今年3月に消息を絶ってから、16日で丸100日となります。旅客機の行方は依然としてわかっておらず、捜索は中断されていますが、乗客の家族らはいまも祈りを続けています。

 乗客乗員239人をのせマレーシアのクアラルンプールから中国の北京に向かっていたマレーシア航空370便は、3月8日、南シナ海の上空で消息を絶ちました。

 15日で100日目となりますがいまだに機体は見つかっておらず、墜落地点とみられるインド洋南部での空からの捜索はすでに打ち切られています。AP通信によりますと、船を使うなどしたほかの手法での捜索も一時中断されていますが、8月からは民間の調査船などによって音波探知機を使った捜索が始められるということです。

 また、AFP通信によりますと、オーストラリアの運輸安全局は、「3月8日の夜、ヨットを操縦していたイギリス人の女性が炎上する航空機のようなものをインド洋上空で見た」という新たな情報を入手したということですが、有力な手がかりにはなっていません。

 消息を絶った旅客機の乗客の多くは中国人でしたが、中国・北京にある寺院では旅客機発見の知らせを待つ乗客の家族らが集まり祈りを捧げました。

 マレーシア航空は、乗客の家族らに対して1人5万ドル=およそ510万円の一時金の支払いを始めましたが、多くの中国人の家族らは受け取りを拒否するつもりだということです。

 飛行機はどこへ行ってしまったんでしょうね。