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“iPS治療”森口氏、一部虚偽認める

2012-10-14 | 事件・ニュース
 iPS細胞(=人工多能性幹細胞)を使ってヒトの心臓の治療を行ったと森口尚史氏が発表した問題で、森口氏が13日、滞在先のアメリカ・ニューヨークで会見し、「6例行った」としていた治療について、「実際は1例だけだった」と述べ、発言の一部がウソだったことを認めた。

 森口氏はこれまで、今年2月に34歳の男性にiPS細胞を使って手術を行い、患者計6人に治療を行ったと主張していた。しかし、日本時間13日午後11時過ぎから開いた会見で、治療した患者の数について「実際には1人だった」と述べ、少なくとも5人についてはウソだったことを認めた。

 森口氏「(Q手術は何回?)1回です」「(Q全部でっちあげですか?)でっちあげというか、その事実はない」「聞かれたことに対してオーバーに…、結局はウソをついたと認めます」「間違いというか、ウソといわれればウソということ」

 また、手術の時期についても、今年2月ではなく、去年6月だったと説明を変えた。ただ、「移植手術そのものは行った」という主張は繰り返している。

 どうしてそんなウソをついたんでしょう。