老人ホームで2人死亡 インフルエンザ集団感染

　千葉県君津市の老人ホームで71人がインフルエンザに集団感染し、入所者2人が肺炎で死亡しました。

　死亡したのは、君津市の老人ホーム「サニーライフ君津」に入所していた92歳と81歳の女性2人です。2人は5日から6日かけて39度台の熱があり、10日までに36度台に下がりましたが、11日に容体が急変して肺炎で死亡しました。

　保健所が調べたところ、先月30日から今月11日までに、入所者57人と職員14人の合わせて71人がインフルエンザに感染し、このうち2人が死亡、6人が入院して治療を受けています。

　ホームを運営する会社は、「予防接種や感染者の隔離などの対応を図ったが、誠に遺憾でおわびするとともに、再発防止に努めます」としています。

　インフルエンザの感染にはお互い気を付けたいですね。