on the rise

日本初のプロバスケリーグ
「bjリーグ」と日本のバスケを
それとなく応援するブログ。

応援

2006-08-17 12:26:38 | Weblog
あるバスケファンの女性が、
キリンインターナショナルを観戦した際に思ったことを引用。

私は高校生のときバスケ部マネージャーだった時のクセなのか、
観てると声を出さずにはいられない。
ただ、JBLの試合のときって、シンセの大音量と応援団さん達の先導で
やっているせいか、違うトコで声出しちゃダメな雰囲気で、
つい声出ちゃうんだけど結構我慢してた。
声出すと「何、コイツ」的に振り返られたりして、正直「何で?」って思ってた。

昨年からbjが始まって、やっと声を出せる応援が出来るようになり、
「これで声出す事が当たり前になってくれるかな」なんて思ったりしてた。

だけど・・・甘かった。


日曜日、浦安。
チアの子達がチアスティック持って応援の先導をしている。
ただ、その声は向かい側オフィシャル席の真後ろにいた私には、
本当に申し訳ないのだがディフェンスコール以外は
ほとんど聞こえなかった(何言ってるのかわかりづらかった、が正しいかな)。
まぁ、チアの声が聞こえなかったのはそんなに大きな問題ではない。
慣れもあるし、遠くまで聞こえるような声出しは結構難しいから。

それよりも・・・

周りの反応の薄さに愕然とした。
もちろん、チアのいた側ではメガホンもって声を出してる方もいたし、
チアにあわせてスティック叩いてる方もいた。
でも自分の周りには、手拍子さえしない人もたくさんいた。
「どうして?日本代表の応援に来てるんでしょ?」って、
腹立たしさを超えて泣きたくなった。

でも、周りに「どうして?」と問うより、とにかくやってしまえ!と思った。
単純に、やらずにいられないだけなんだけど。

『ニッポン、ファイト!」、「リバウンド!」、「五十嵐走れー!」
・・・その他いろいろ、普段はありえないくらい大きな声で叫んだ。

最初のうちはいつものように振り返られた。
迷惑そうな顔で。

でも、少しづつそれが変わった。
後半、競った展開になったせいかもしれないが、
通路挟んだ隣の席の女の子が声を出しはじめたんだ。
初めは恥ずかしそうで小さな声だったけど、どんどん大きな声になっていった。
私の後ろに座っていた若い数名の男の子も、結構声出すようになってた。

あ~、そうか。もしかしたらみんな、誰もやらないから
声が出しづらいだけなのかもしれない。
誰かがやっていれば、声を出して応援したい人は少なからずいるんだ。
そう思った。

これはあくまでも私個人の考えだから、
声を出して応援する事を周りに強要するつもりは全くない。
でも、私はたとえ一人でも声を出して応援する。
バスケが好きな人間として、バスケを盛り上げて行く為に
ファンが出来る小さくても大事な一歩だと思うから。

引用終了。
熱い。
応援に行けないのが悔しいです。
観客席では騒いで当たり前ですよね?
少なくとも、にらまれる覚えはない。
静かに観戦しろ!などと言われる覚えはない。
テニスやゴルフじゃないんだから。

世バスを観に行くということは、まず「にわか」ではないでしょう?
バスケ、好きなんですよね?
各国のスターを観たいだけで、日本などどうでもいい!
という方もいるかもしれません。
でも、日本の試合を観たら、おのずと応援したくなりませんか?
私はbj派の人間です。
正直、代表メンバーに親近感などありません。
波多野や青木、藤原、長谷川あたりが出るなら、観にいってます。
そして、世バスがコケれば、協会も暗黒四天王もさすがに
責任を問われるだろう!コケろ!とか思ってました。

しかし、気が付いたら応援していました。

今では、過去最も期待できる代表チームだと思っています。
特に北京のころにはいい感じに仕上がっていることでしょう。

現状では厳しい戦いになることはわかっています。

でも、アップセットは世界中で起こっています。

奇跡を起こすきっかけの一つは「応援」です。
渾身の応援は、選手の背中を支えます。

ホームですよ?自国開催ですよ!?

奇跡は起きるものじゃありません。
起こすものです。
人事を尽くすのは選手・監督・スタッフだけじゃありません。
直接観戦する人、TVで観戦する人、心の中で応援する人・・・

全ての想いを、広島へ。