かつてサッカー日本代表も率いたイビチャ・オシムさんの訃報に接して、残念な思いです。
オシムさんに対する思いは、当時に書き留めてありましたので、今回再掲します。
オシムさんのご冥福をお祈りいたします。
オシムの言葉 (集英社文庫 き 10-3) オシムの言葉 (集英社文庫 き 10-3)
価格：￥ 650（税込）
発売日：2008-05-20
文庫版を購入しました。文庫化にあたり、06～07年の日本代表監督時代の内容が加筆されています。
オシムさんが日本代表の監督に就任して以降、その発言や手腕がとても気になる方でした。どんな言葉を発し、どのように考え、どんな過程をたどるのか、興味深くニュースや新聞、雑誌を追っていました。オシムさんが監督を続けられなくなってしまったのはとても残念です。
以下、ネタバレあり
内戦中の故郷・サラエボにいる妻子と分断された状態でベオグラード、アテネで監督を続けた精神力・信念。選手達に厳しい練習を課し厳しい言葉をかけつつ、心理を的確に衝く巧みな起用。勝利追求だけではない、根底にある一貫した方針と独特のリーダーシップ。そして、それを可能にする人間的魅力、カリスマ・・・。
オシムさんの言葉、振る舞い、リーダーシップに関心がある方なら、オススメ度◎ですよ。
