電車道

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廃線あとの道路・・・想い出を辿りながら新しくしていく喩え。
相撲で立会い一気に押し出すこと…目標に一直線に進む喩え。・・・でんしゃみち。
マナーと良心を持って鉄道を楽しむことをいう造語。・・・でんしゃどう。

いろいろ悩んで日本の将来のために教育業界に就職しました♪♪ 小学生を相手に塾で理科の先生をしています。

ナナシサンのHNはヤママユガ科の和名から。

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みかみ部の新年解剖会

2014-02-17 00:55:58 | 筑駒生物部,生物五輪,東大生研,みかみ部.
2月15~16日にかけて、みかみ部の新年会がありました。

朝、積もる大雪と降りしきる雨の中、築地市場で食材の買い出し。
全然売れていなかったのか、皆さんすごい苛立ってたようで、客に向かって物を投げてくるような売り手もいました。

そして、昼食をとり私は家に帰って休息をとり、必要な道具や差し入れを持って夕方に新大久保で合流。
食材の買い出しなどを済ませ、予約してあるレンタルスペースへ。


とりあえず、買ってきた食材を並べます。


20人越えの大人数なので、タラやアンコウなど大きめの魚も買っています。


右下は「サメ玉」とかいう鮫の卵のようなもの。
後で非常に話題になるんですけどね、ちなみに築地で「こんなの何に使うの??」って店の人に言われるような謎の代物です。


こちらがスッポン、もう毎度ですね。


そして・・・まろんさんさんが持ってきたミルワーム。
これも、食材用です。

ちなみに、まろんさんさん達はバレンタイン翌日ということもありチョコを持ってきていましたが、これまた凄まじいリアル虫チョコでした。
美味しかったですが。。



飲み物も出して、即席のドリンクバーが完成しました。
私の差し入れは、左から3-5番目の菊水と紹興酒とカルーアですね、甘口チョイスです。



いよいよ、食材をさばいていきます。
さばき方は普通ではありませんが。


こちらはスッポンでしょうかね。
どうしても、簡単な〆方がわかりません。
ということで安全に解剖することが難しいのですがスッポンの内蔵は非常に芸術的。

解剖はkakki氏が大活躍だったようです。
こういう解剖会では材料が人数に比して大きくて少ないので、実は、ここのところ私は解剖には殆ど関与してないのです。



ある程度、進んできたところで食事・談笑タイムになります。
うまい具合、全員の顔が写らないように撮れました。

先に書いたような事情もあったりしまして、私は今回は(今回も??)料理のほうをしていまして、まん中あたりのオレンジエプロンが私です。
エプロンだと何か少しコスプレっぽい・・・どうせなら早稲田人として今話題の割烹着がよかったか(笑)



こんな風に鍋を並べて、好きなものを取っていきます。
3つは既製品のスープ、1つは私のオリジナル中華風。

オリジナルの中華風鍋は一番人気!!!
既製品には負けないぜ、やったね!!


既製品の「寄せ鍋」スープが干からびてきたので、牛乳とコンソメと小麦粉でシチュー風にしてみたら大好評。
再び少なくなったので、シチューを作り足してチーズ投入し、うどんを入れてカルボナーラ風にしてみたらさらに大好評!!!
やったね!!やったね!!やったね!!


調子に乗って「キムチ鍋」のスープも「めんつゆ」他で味を調えて、すいとん投入!!!
シチューのためだけに小麦粉を買ってきてもらってしまったために小麦粉が余っていたので。
これまた大好評!!! ・・・だったのですが。。


皆が美味しい美味しいと食べてくれるので現実を忘れてましたが、、残っていたのです、あれが。
そう「サメ玉」です。

誰かが茹でて食べてみたところ「肴を煮込んだ時の灰汁の味」だとか「パサパサとして無味無臭だが若干生臭い」と評判。


この、食べられない代物をいかに食べられるようにするか。

まずは、すいとんに練り込んでみました♪♪
モチモチっとしたすいとんが、ぱさぱさになり変な味に。
うどん屋さんの手延べ麺を食べてたのが、コンビニの麺を1日おいて食べるようになった、みたいな差でした。

それで、ダメだったので・・・


鶏卵の代わりに「サメ玉」を使い、具材にはカイコの蛹(韓国食品店で買ったれっきとした食品です)を入れた茶碗蒸し!!!
こちらは、クリームチーズではなくカビを生やすタイプの本格チーズを使ったチーズケーキのような味になりました・・・絶不評。。
ですが、何人かの人は少し気に入って何口か食べてくれたのと「元の「サメ玉」やカイコの蛹よりは美味しい」という評価ではあったので少し安心。

とはいえ「サメ玉」のせいで「料理が下手」というキャラになってしまった気がします。
非常に残念・・・次回からはまおさまあたりにでもお願いしましょうかね。。



最後に、全てが終わった後、タラの頭が残っていたので私がきれいに脳だけ露出させて捨てました。
状態は悪くて、かなりとけたみたいになってましたけどね、一応、脳本体も髄膜も傷つけずに頭蓋骨だけ外せてると思います。
私が料理だけやって解剖をしないとかいうのも悲しかったので・・・


というところで、後片付けをして、朝8時過ぎに会場を後にしました。



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STAP細胞に見るジェンダー

2014-02-02 17:49:56 | 旅行などもろもろ
早稲田出身の小保方博士が新しい多能性細胞の誘導方法を確立したということで、非常に嬉しく思っております。
一方、その報道のなかに「理系女子」「割烹着」などといったような内容でちやほやされるなど、私が見た限りではジェンダーの偏見と捉えられるような内容と、サイエンスの世界には珍しい若い女性であることを素晴らしい成果よりも大きく扱うものが多く観られたことについて思うところを書かせていただきます。


まず、こういう人が、研究職に進むことを躊躇っているヒトたち、特に少数派の女性たちが理系に進むきっかけになるといいですね。

今のサイエンスの世界では絶対数が男性のほうが圧倒的に多いので男尊女卑的に見えるだけで実際は女性がかなり優遇されていて、実際に「男女で同じぐらいの能力だったら女性をとること」って決まりだとか、場所によっては「女性枠」まであるようですし、さらに大体のところでは女性を雇うとそれだけで研究室と本人に補助金が出るようです。
理想に近づけるための過渡期には仕方ない事なのかもしれませんが、本当はそういう方法は間違っていると思います。

実際に今まで日本で「すごい女性」として扱われてきたヒトは、失礼ながら「女性だから」とヨイショされただけの大したことない人もかなり多かったように思います。

サイエンスに限らず、こういう変な優遇策やちやほやするのって努力で頑張っている全ての人たちに対する侮辱ではないでしょうか。
もちろん、ちやほやされて地位も得て心地よさそうにするヒトもいますけど、女性でない人々から見れば差別されてるわけですし、逆に「下駄をはかせる」というのは女性は能力が低いという扱いをする行為でありかつ、女性たちがみな実績ではなく優遇されて上がってきたかのように見られてしまう、と思うと残念ですね。
こうなると「女性の社会進出」と「女性の活躍や評価」のベクトルが真逆になってしまうのですよ。

結局、「男女平等」「女性差別をなくす」ために日本で為されてきたのは、雲の上の揺るぎない地位にいる相変わらず男尊女卑の男性による、女性差別の意識を全面に押し出しつつの男性差別です。
だから、いくら女性が男性より権利的に優遇されても女性が活躍できるようにはならないし、地位のない男性は知らぬ間に差別されて使い潰されて自殺や過労死するのだと思います。

言い過ぎかもしれませんが、男尊女卑の社会意識はずっと変わらず、そのなかで権力を持った男性がそれを確固たるものにするために周りの男性を蹴落として代わりに女性を侍らすための、最も反発を受けにくい手段として、女性優遇をやって女性たちを「利用」しているようにすら思えます。

そのなかで、小保方博士は今回の成果は当然のこと、過去の実績や若くして理研でリーダーをやっていることから見ても、本物だと思います。
だからこそ、今回のように素晴らしい成果があるときにキチンと評価できない人がいるのは残念に思いますね。
私は、きちんとこういう実績を追いかける形でのサイエンスほかの世界の発展を願っています。


そのためには、まず性別などではなくて個々の適性や希望を適切に判断できるようにしなくてはいけないと思います。

今回の件とはズレますが、例えばスポーツ選手って生まれながらの適性が凄い関係していると思いますが、だからといって実際に陸上のトップ層が黒人ばっかなのを白人差別かといえば何か違うと思います。
ヒトの雌雄間においても違ったように進化してきた以上は、綺麗に二分はできないにしても大まかには適性があるはずだとは思っています。

なので、単に「女性を沢山雇いましょう」というのでは、男女を逆にしただけで、やっていることは女性差別と同じ、それも何十年も前に行われてきた女性差別と同じで、これでは人類は何も学ばず成長もしていないことになるような気がします。
個人の適性を平等にしっかり評価した結果、大まかな適性によって数に大差が出てきたりというのは致し方ないと思いますから。

ジェンダーに限らずではありますけど、企業の人事や採用、サイエンスの世界であれば論文などの評価、あるいは裁判なんかを、外見や出身大学や性別を一切公開せずバイアス抜きに行ったらどんな風になるのでしょうね。
本当は実際の社会の現状と同じ結果が出るのが望ましいと思っておるのですが・・・それであれば今の社会がバイアス抜きで評価できているということになりますからね。


近年は「専業主婦志望の女性」が増えてるといいますが、その原因が「女性差別が改善しないことへの絶望」と表現されたのを見たことがありますが、単に働かない選択肢がないほどの不景気だから専業主婦が良いと思われるようになっただけではないのでしょうか。。
それは新たなジェンダーのバイアスを作る行為であって、これこそ女性差別だと思うのですけどどうなのでしょうかね。

そもそも、ヒトは社会ありきでなく生きるために働くであって、働くために生きるのではないですよね。
働かない人がろくでもないというような風潮もありますが、生きていけるのなら働かないほうがいいと思います。
例えば鳩山邦夫の息子とかダメなヒトに見えるけど、いいんですお金があるのですから。


元をただせば働くのが良い、それが絶対的に正しい、という価値観が「家で家事をする」というのがダサいみたいに世間の認識を「女性差別」に捻じ曲げてる気がします。
だって逆に、ヒトがサルだったそれよりも前の時代から見れば「子供産めない奴は命でも削って尽くせ」だったはずで、今もこのような価値観であれば同じ現象を「男性差別」と呼んでいたでしょうからね。

というのも、一般的な価値観の高低がなければ、女性差別は同時に男性差別でもあるはずなのでしょうし、実際に現在でもそうなのでしょうけど。。。


断言します。
ヒトの雌雄によって大まかに適性の差はあります。
それは、残念ながら「女性が家庭を守る」だったり「男性が働く」につながるタイプの適性の差です。
ですが問題は、そこではないのです。

性別による適性があるからといって、すべてのヒト個体にその適性を適用して良いのでしょうか。

その適性を「働く方が偉い」みたいに上下関係を持った価値観でとらえて良いのでしょうか。

そして、ここまで発展したヒトが、適性のままに動物と同じように生きる必要があるのでしょうか。


私は、働きたい人は性別にかかわらず働けばいいし、家庭を守りたい人も性別にかかわらず家庭を守ればいいと思っています。
そして、そのような人を評価する側、企業や学術機関の採用担当者であったり、パートナーとなるべき人間や両親であったりといった人たちも、性別にかかわらず適性をちゃんと評価できればいいと思っています。
私は、自分の適性を知って仮に異性だらけのところであっても向かっていく人は立派だと思いますし、その適性を持たないと思っても希望を持って果敢にチャレンジする姿を見るのも好きです。

その結果として、性別によって数に大差が出てきたりというのは致し方ないじゃないですか。
それが、機会均等というものでしょう。


正直、私はこんなに偉そうなことを書いておいて、男女の違いというものをヒトの子孫を残していくために大まかに雄と雌のタイプがある、ぐらいしか認識していないし自分でも性自認というものがないので、個々のヒトが異なる性別のヒトをどう見てるかとか、手段に関わらず数のバランスを取ることが有意義なのかとか、一般的なジェンダーの考え方に付いては全く分からないのですよ。


でも、最後に私が言っておきたいことがあります。
私は前にも書いたかもしれないけれど、いわゆる「女性の活躍」は女性という括りに入るヒト個体を優遇するのではなくて「子供を産む育てる」「体力があまりない」といったようなことが、自立して活動するためのハンデとなる状況をなくすという、あらゆるヒトにたいするバリアフリーのうちのひとつの結果としてあると思っています。

幼稚園ぐらいの子に「好きな子いる??」って聞くと、何人もしかも老若男女とりどりに「おばあちゃんと、おとうさんと、おかあさんと、〇〇君と、〇〇ちゃんと、〇〇くん」とか答えてくれます。
いわゆる「男女平等」のために、そもそも女性がどうとか男性がどうとか言ってるのがナンセンスで、すべての人たちが平等であるべきであって、だから性別によっても平等になる、そんな幼稚園児のような世界観を大切にしてほしいし、するべきだと思っています。


駄文、失礼いたしました。

文章構成がへたくそなのと、現代の男女平等政策を批判する立場で書いておりますので、男尊女卑的なヒトだと思われるような気がして悲しいですが、最後は良い文章を書いた気がする。


☆ 追 記

どうやら、追実験不可能や論文における画像の不正や文章の剽窃疑惑など様々なトラブルが起きているようですね。

私としては、画期的な内容の論文でありかつ、本来はこのような理由で見方が変わるのは望ましくないですが筆頭著者が若い女性であれば特に、内容などは細かく精査され疑惑の目を向けられるものであると思いますし、今まで発見されていなかった事象である以上は方法が単純であれば単純であるほど逆に再実験も難しいはずだと思いますので、早稲田大学の後輩として調査結果が出るまでは博士を信じていたいと思っています。


最初にジェンダーの記事として書いた記事でしたのでそれに絡めて少し書きます。

もしも仮に捏造などが発覚した場合、それは女性だからという訳ではないのでしょうが、最近の間違った女性優遇の政策は問題の原因を「女性だから」だとするのを肯定してしまいます。

例えば「理研は女性で博士号を取るほど論文だしてたらまず落ちない」みたいな話を聞いたことがあります。
ただし、これが誇張である可能性は大きくありますし、逆に男性でも「理研に拾ってもらったおかげで・・・」と語っておられる方もいますので女性ばかり優遇されてもいないのかも知れませんし、この情報自体の信憑性も私の記憶と伝聞で何もソースはありません、という程度ですが。

国の政策として「能力を公平に評価してではなく女性だから雇う」みたいなことを、サイエンスの世界に限らずおおっぴらにやるというのは、優遇されない人たちにとって不利なだけでなくて、問題が起きた時に「女性だから…」となってしまし、能力を持って努力して成果を出して評価をされている女性たち、特に本当の意味で男尊女卑だった時代から活躍している女性たちにとっては、この上なく失礼で迷惑で侮辱じゃないかって思うんです。

私の周りには能力のある人は性別問わず比較的多くいるほうだと思っているので、なお残念でならないのです。
それに、性を基準のひとつとしたとき、本当に損をするのは実は男性よりも地味な女性なんじゃないかなとか思っています。
悲しいかな性別を評価対象にするというのは今も昔もそういうことです。


☆☆ 追 記

本人は不服申し立てをしていますが、理研が不正を認めました。
仮に不正でない単なるミスだとしても、もはや論文の体を為していない、信じろと言われても信じる材料が何もない、そんな論文ですね。

会見も「STAP細胞はあります!!!」というだけで何一つ新しい情報がないものでした。
マスコミのように詳細な実験手順を公開しろとは言いませんし、文書としてシステマチックに書くことが出来ないようなコツを文章に書き下せなんていうこともしません。
そもそも今回の論点は不正認定に対する反論なわけですし。
ですが、せめて、一般者の同情を買おうとするのではなくて説得力のある反論してほしかったとは思います。

不正を行ったのだとすれば本人は潔くサイエンスの世界からは身を引き、本人が言うように未熟ゆえの単純ミスなのであれば導的地位を手放し機会があるならば一研究員として出直すのが妥当でしょう。
それが、日本のサイエンスの信用を回復させることであり、仮にSTAP細胞が実在する場合に次に繋げられる道でしょう。

ごっちゃになってる人は多いようですが・・・仮に不正が認められたとしてもSTAP細胞が無いことの証明にはなりませんからSTAP細胞の存在が否定されるわけではありません。
極端な話、信用や有力紙に扱ってもらえるかは別として、不正を認めて職を辞しても間違いを全て書き直した同じ内容の正しい論文を投稿し直すことはできるはずです。
逆に不服が通ったとしても、まだ「STAP細胞はあった!!!」とは言い切れません(マスコミはこう書きそうですが)。

今回の件は不正にしろミスにしろサイエンスの世界であってはならないレベルのものですから、本人が研究を続けていくことは厳しいように思いますが、彼女の原点だった「産めない女性を救いたい」という志は誰かが受け継いで、STAP細胞の研究は続いてほしいと思っています。
まぁ私は「産めない女性を・・・」という言葉は好きではありませんけどね。




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