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電車道

多趣味なので、いろいろなことをしています。気ままに語ります。

あこがれの東海道線

2008-08-24 20:16:12 | 鉄道と交通
東海道線は、私が小さい頃から憧れであった。
山手線や京浜東北線を颯爽と抜かしてゆく、田舎くさいけど長い近郊列車は、遠くまで連れて行ってくれる感じがしていたし、「東海道」という名前にも、なぜかすごく貫禄のような歴史のようなものを感じた。
要は、旅のわくわく感を味わえる路線だということだ。

初めて乗ったのは小学校4年の頃、キャンプに参加して下田に行くときに旧塗装時代の「スーパービュー踊り子」を利用したのが最初だ。
そのときは、新宿から乗った上に2階席だったため酔ってしまい、散々だった。
しかし、横浜や熱海にも新鮮さを感じたのは今の私にとっては羨ましい思い出かもしれない。
ちなみに、帰りはこれも旧塗装の「踊り子」だった。

しかし、やはり旅の楽しみはボックスシートの普通列車にあると感じ、受験の終わった小6の春、正規運賃としては最後の子供料金での1人旅行だ。
ちょうど、8000系が伊豆急に行った頃だ。
適当に横浜に行き、適当に来た小田原行きにのり、小田原で熱海行きに乗った。
熱海からは伊豆急200系でなぜか富戸まで行ってうろうろした。
帰りのアクティーも113系で、当時は本当に113系の天下だった。

次は、中1の3月、たぶん一生で最後の子供料金での1人旅行だ。
本を見ながらピクニカルコースを城ヶ崎海岸から伊豆高原まで歩いた。
60期が中1の頃防虫剤を入れていた「ヤマモモ飴」はこのとき伊豆高原の駅で買ったものだ。
そして、その後で8000系の運用を狙って伊豆急下田まで完乗した。

それからのこと、中2中3と「伊豆急ウォーク」に参加している。
これらの頃は、もうこのブログが存在し、皆さん読んだことだろう。
さすがに子供料金は使えないので「タバコを吸う道具」や「青春18切符」を使って何とか安く済ませたものだ。

色々なエピソードがあったものだが、小学生の頃からここまでの中で、大きく変わったことがある。
段階を踏んで子供料金を卒業し、それに伴い「賢く」なった(ちなみに勉強量は滝を下るように減った)。
東海道線から113系が撤退し、旅情がなくなり、特急形185系の普通列車を狙って乗るようになった。

私の心もすっかり老けてしまい、後輩達が凄く可愛く見えるぐらいだ。
男子校で平凡な毎日を送ったせいで、私は「青春」を電車の中に置き忘れ、それは時速110km/hぐらいの速度で過ぎ去って行ったようだ。
だから、きっと「『子供料金』から『青春18切符』への移行とそのエピソード達」は本当に私の「青春」で、東海道線はその必須アイテムだったのだとすら思うのだ。
だから「鉄ヲタはキモい」なんて言われるんだろうね、分かってるよそのぐらい。

今年は高校生、伊豆急ウォークに参加するかしないか迷っている。
もう歳だしね、暑いのに1日に20kmも歩く体力はないかもしれないな。
しかし、私の中でこのウォーキングの参加は年間行事のようなものであり、運動不足解消の1つの方法であるから、参加したいのも山々だ。
ウォーキングに行かなくても受験勉強をするわけではないし。


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