ともぞうです。
テニスはガット(腸)、ナイロン、ポリと3種類ぐらい、あるのでしょうかね?
ことバドミントンはナイロンしか見たことが無いのですが・・・
但し、どこかのHPでバドミントン用のポリを取り扱いされているのを観ました。
さて、バドミントン用のガットと一般的に呼ばれるのは、ほとんどがナイロン製で動物の腸などは
今まで、私は見たことはございません。
今朝も関西こと、私の住処は山側になるので海側に比べるとやや寒いです。
特に大陸の乾燥した空気と寒気は、寒さに弱い方には厳しいかと思います。
さて、ナイロンについて
一般的に皆さんはナイロンといいますが、本来はポリアミド繊維と云われ、ナイロンと呼ばれるのは
デュポン社が世界で初めて重合し製品化した時の商品名になります。
ちなみに、ナイロンも6ナイロン、66ナイロンと種類があります。
個人的にYONEXは66が多目でGOSENは6が多目かなぁ~と勝手に思ってます。(これはあくまでも個人的に感じるだけです。)
なお、この糸の謳い文句は
クモの糸より細く、鉄よりも強いだったと思います。(開発者はカロザース博士?カルロス?だったかなぁ)
なんのこちゃ?ですが、クモの糸のような細さが出来、かつ同じ細さの鉄と比較した場合で折り曲げたら
鉄は折れるが、ナイロンは折れないと私は解釈してます。(正しいかどうか?)
ナイロンの特徴は、しなやか、軽い、伸縮性があります。
まぁ、軽いといっても、水よりも重い 比重は1.12~14ぐらいかなぁ 水に沈むのですね。
また、ナイロン繊維自体が親水性により、公定水分量が約4%と自ら水を持つ性質があるため
常に大気中の湿気を取り入れようとします。
そこで!よくガットは冬が切れ易く夏場は切れ難いと感じた事はありませんか?もしくは聞いた事はありませんか?
そうです、ナイロン繊維は夏場の高温多湿な条件では、暖かい気温と湿気でかつ、親水性があるため
夏場は、しなやかさ性が向上する為に、伸縮性に富みシャトルの衝撃を柔軟に捉えることができると推測します。
逆に冬場はというと、低温乾燥なので真逆だと考えれば分かり易いかなぁ?
ナイロンが常に必要とする水分は大気中に少ない状態で伸縮性が低下するため
ラケットのスイートスポット(一般的に真と言われる範囲)以外にシャトルが当たると
場所によりますが簡単に切れちゃいます。
ちなみに、Mスポーツで張り替えて、一回打ったら切れた人を真近で観ましたね~その方ブツブツと何か唱えてました(笑)
Y田さん、ドンマイ!
で!どうするか?
これは、私がやっている事ですが、体育館の気温など変えるほどの権力も資金も権利もないのは
どなたも、同じですよね~、ましては、自然を変えるなど・・・・
なので、冬場は加湿器を利用します、ときどき、ラケットに加湿器からの風を30秒~60秒程度あて
そのまま、ラケバへ直行します。
注意点として、加湿器は沸騰させる温熱タイプと水をフィルターで搔き上げ送風するタイプ
ありますが、温熱タイプは温度によりガットのテンションが低下する場合がありますので
やり過ぎは禁物です、注意深くやってください。
なお、実施に際しては個人の責任で行ってください、当方はいかなる苦情・苦言は受け付けません!
※ポリ・・・ポリエステルの略
zo