何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

枯れ落ちて

2020年09月25日 04時27分25秒 | Weblog
念の為に「ドゥービー」と「イーグルス」を聞いてみた、ディレイがくっきり聞こえてきた。
又ミックスダウン、ゼロからやり直しだ。

人の一生なんて、地球という生命体の寿命に比べれば、あっという間の事だ。
どんな命も花を咲かせ。
枯れ落ちて、種を育て、土の中で命をつなぐ。
かわいた大地で眠り続け、やがて降る雨に芽を出し、緑を育て花を咲かせる、そして種を産み命をつなぐ。
必要なく生まれてきた命は無い。

中学の時、高校進学の事を考えていた。
音楽、特にロックンロールが好きだったが当時それが職業になると思えなかった。
次々と新しいものが生み出されてゆく電気の世界が刺激的で、進む道は工業高校と決めていた。
そんな時、松下工業(ナショナル電器)の給料のもらえる5年制の学校があるのを知って、親にも負担をかけずに行けると親父に相談した、親父に相談したのはこの時だけだ。
その時親父は「ナショナルに就職すれば短大卒の給料はもらえるが、それ以外の会社だと中卒としか認めてもらえないぞ、それでいいのか?。」と、言ったような気がする。

もし、松下工業の学校に言ってたら僕の音楽の道は無かっただろう。
遠回りして、音楽の道も親父が作ったのかな?。




  枯れ落ちて

人間は生きても たかだか100年
地球という星は億を生きてる
勝っても負けても たかだか100年
地球という星もまた 宇宙の藻屑
 総てのものが 消えてゆく
 枯れ落ちては 土になり
 やがていつか 花を咲かせ
 命をつなぐ 種を残す

動物は生きても たかだか100年
地球という星は億を生きてる
ゆっくりと命を 導いている
地球という星もまた 闇に飲まれ
 総てのものが 消えてゆく
 枯れ落ちては 土になり
 やがていつか 花を咲かせ
 命をつなぐ 種を残す

たかだか100年 生きても100年
次の世代へ 夢をつなぐため
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