何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

限り無い旅

2020年09月07日 06時59分30秒 | Weblog
レコードを出せていた頃は、なかなか曲が出来なくて、何の思いもなく人とは違う表現を目指していた。
若くて突っ張っていたけど、ボキャブラリーが少ない分、優しくわかりやすかったんだろう。
結構いい唄を作ってる。

最近になってやっと表現したいことや、その表現方法がわかってきたら、言葉が硬くてわかりずらい。
考えの違う多くの人に、物を伝えるのは難しい。
だから、楽しいんだ。
68歳で表現したいことがあって、悩んでいるなんて、贅沢なことだ。




  限り無い旅

消えてしまうまで 忘れられてしまうまで
届かぬ夢を 届けようとして
命燃やしながら 夕陽を追いかけ
誰もが我武者羅に 生き続ける

命はつながり 歴史は作られる
荒波に逆らい 旅するように
行く手をはばまれ もみくちゃになっても
それでも我武者羅に 生き続ける

嵐は去って 穏かな一日
限りない旅は どこまでも続く
差し込む光に 風を感じて
ぬくもりに包まれ 生き続ける

消えてしまうまで 忘れられてしまうまで
届かぬ夢を 届けようとして
命燃やしながら 夕陽を追いかけ
誰もが我武者羅に 生き続ける