何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

今先生はインター・ネット

2019年01月03日 07時07分01秒 | Weblog
洋楽のアルバムを買って、ジャケットの訳詩を何度も読んで勉強した。
色んな人生があることは知ったが、なぜ唄にしたのか分からなかった。
その答えを探す為に唄を作り続けてきた。

僕が病院に連れて行って生まれた孫のひなが小学5年生、11歳だ。
年末年始のお泊り会にやって来てくれて、いもうとの「ここ美」やいとこになる「悠太」の面倒をしっかり見てくれた。
僕も昔、おぼろげながら10歳の頃に音楽をやろうと決めた。
小学生と言うと子供みたいだが、人間としてもう人格は出来てる。
あなどってはいけない。
今回ひなはみんなの面倒を見ながら、折り紙に熱中していた。
誰に教わる事もなく、自分でインターネットを検索し、ユー・チューブの動画を見て折り紙を勉強し、門松と扇子を折。
全員の色違い箸置きを名前入りで作ってくれた。
ちびたちの面倒だけでなく、大人たちをも感動させられるひなに大感動だ。
そして時代は変わった。
今先生はインター・ネットだ。
僕はラジオだった。

   しのぎ・愛


みんな 見てきた振りしてどこかで 知らん振り
知ったかぶりして首をかしげ
その場しのぎの答えを探して
嘘つき野郎になりさがる

* 夢と希望を叶えるのは欲望だけだと   
  破滅の扉をあけて歩き出す
  誰もがどこでも楽して手にする気楽な夢を
  願い続けているんだよね

   何時まで経っても変わらないのさ世の中って奴は
   モグラ叩きみたいに次から次へと
   何時まで経っても変わらないのさ人間って奴は 
   人を出し抜き楽して得して儲ける事ばかり

    だから青臭いと言われても 正義を唄え
    たとへこの世が 変わらなくても
    いつか分かり合えると 信じる事さ
    陽は又登り そして沈んで行く


みんな 気まずい事には どこかで 目を背け
見て見ぬ振りをして口を閉じ
その場しのぎの答えを探して
嘘つき野郎になりさがる

*(繰り返し)