何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

ウォーキングライヴツアーの思いを唄いました

2016年07月27日 20時19分47秒 | Weblog
17日のライヴでお客さんに聞いてもらえるようにと、1981年に大分県日田市でのライヴ録音したものを音編集して送ってもらえた。
それが写真のCDだ。
使われた写真は、カメラマンの岡部さんがウォーキングライブ中に物陰に隠れて写してくれたとっておきの写真だ。

経済的に困難な状況を打破する為だけに、ものめずらしい事をやったら何とかなるだろうと40歳を過ぎてから歩き始めた。
結果的には珍しがってもらえて、ライブを続ける事が出来るようになった。
明日の予定も決まらないまま歩き続ける旅は過酷なものだった。
その経験は僕の大きな財産になっている。

40歳から始めたウォーキングライヴツアーは49歳まで9年間毎年コースとテーマを変えて8000km近く歩いた。
大切な事は、ライヴをする事でも金を稼ぐ事でも経験値を増やす事でもなく無く。
僕の旅の目標は家の玄関を踏み出した時から、家族の待つ玄関を再びまたぐ事だった。

ウォーキングライヴツアーの体験を唄った歌です。
ニューアルバム「熟成」から、「君住む町まで」。


   君住む町まで

  当ての無い旅に 今日も陽は落ちて
  吹き過ぎる風に 冷たく笑われて
   流れ者の夢は 果てることも無く
   歩き続ける 振り向く事も無く

  通り過ぎてきた 幾つもの町に
  人の情けと 灯りがともる
   彷徨うこの道は 遥か山を越え
   宇宙の彼方へ 銀河へと続く

  歩き疲れて 立ち止まる空に
  旅の情けか 月夜の恵み
   今宵の寝ぐらに せせらぎの音 
   夜露に濡れた 草枕   


  当ての無い旅に 今日も陽は落ちて
  吹き過ぎる風に 冷たく笑われて
   ズタ袋のように 転がる命
   大地にいだかれ 星空の下

  眠る夢の中で 心は川になって
  流れて行くのさ 君住む町まで
   旅行く者の夢は 果てることも無く
   流れて行くのさ 君住む町まで



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2016年9月18日

   フォーク酒場ジュゲム

開演 午後4時

住所:山梨県富士吉田市下吉田806 カワイビル1F
最寄り駅:富士急行線 月江寺駅 徒歩5分

電話番号:090-1626-5002(店長/伊藤)




2016年10月頃 ライヴ予定

場所  小平駅周辺

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娘、しのの旦那、潮田雄一はプロのギタリスト、インターネットで名前を入れて検索すると出てきます。

娘、ゆいの旦那、新井道雄はヘアーメイクアーティスト、新宿駅徒歩3分の所で友人と共同経営で下記の美容室を出しています。
新宿で髪をセットする時はぜひ行って下さい。高橋忠史の話で盛り上がれますよ。
THE DERBY【ダービー】
東京都新宿区新宿4-2-7 中山ビル2F
新宿駅南口徒歩3分 新宿三丁目駅6E出口より徒歩2分
Tel:03ー5363-4041


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