何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

役立たずの総監督

2016年05月19日 20時00分57秒 | Weblog
警視庁の車が2台止まっていたと昨日書いたが、僕の部屋から見えたのが2台で、捜査員は10人以上来ていたらしい。
奥さんが痴呆症でご主人が亡くなっているのもわからなく、死後時間がたっていたので自殺や事件の可能性も含めて、長い時間操作が続けられたようだ。
そんな中、3号棟の人がまた一人病院で亡くなった。
一昨日の事も昨日の死も、自治会の役員を引き受けてなかったら知らなかったことだしその死について考えもしなかっただろう。
同じアパートに住む100世帯あまりの人にとって、何もなかった様に今日も日常の暮らしが流れていく。
良きにしろ悪しきにしろ、この地球上に人類が存在し始めた頃から変わる事無く続いて来た事なんだろうな。

今年の美観部の仕事が始まった。
アパート周りと中の道のどぶ掃除。
作業は9時から始まった。
病気の進行と共に何も出来なくなるのがわかっていながら、それでも良かったらと言う事で、成り手のない自治会役員と美観部員を引き受けた。
少しの間は役に立てると思っていたが、病気の状態は進み、作業には参加したが僕に出来ることはなく、みなさんの邪魔にならないように作業している所を遠巻きに、歩行器でうろうろして見守るだけだった。
「高橋さんは居てくれるだけでいいから。」
今年の美観部長の松本さんが言ってくれる。
美観部員ではないが手伝いに出てくれていた杉崎さんに
「見てるだけで、何にも出来ないです。」
そう言うと
「総監督でいいじゃん!。」
と言ってくれた。
もちろん冗談だが。
見守っているつもりで、みなさんに見守られながら、何も出来ない総監督として作業の最後までつき合わせてもらった。
役立たずであっても美観部員として認めてくれる心優しきおやじ達の仲間にさせてもらえて僕は本当に幸せものです。

これから続く美幹部の仕事にも、役立たずの総監督として、邪魔にならないよう見守る役目で参加させてもらおうと思います。

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7月17日(日) 高橋忠史・魂のライヴ
        64歳 青春真っ只中

小平市天神町2丁目都営アパート(秀峰会)集会所

西武新宿線 小平駅 自転車道を徒歩10分
緑萌える遊歩道をぜひ歩いて来て下さい。
じゃぶじゃぶ池公園裏(自転車遊歩道の脇にある小さな公園)

13時半 開場
14時 開演 

参加費 投げ銭

高橋忠史 命懸けでの自主ライヴ


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THE DERBY【ダービー】
東京都新宿区新宿4-2-7 中山ビル2F
新宿駅南口徒歩3分 新宿三丁目駅6E出口より徒歩2分
Tel:03ー5363-4041


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