昨日、
友人が出品する「能面展」に行ってきました。
この展覧会は能面作りを学ぶ皆さんの成果展です。
会場には32面のお面があり、
眼力の強い能面の視線に圧倒されました。
能面作りとは、
木を素材にして、
素材に命を宿す作業なのかと感じました。
友人は“小面(こおもて)”という面を作っていました。
女面の中で一番若いお面との事。
初めて完成させたお面だと聞いていましたが、
どっしりとした仕上がりに驚きました。
そして、
そのお面の表情が
作者にそっくりだった事にも驚きました。
昔、石膏デッサンをすると、
どことなく自分に似てしまう経験をしましたが
能面作りにおいても、同じ現象が起こるのでしょうか。
私も能面作りを体験したいと思いました。
体験というより、
機会があれば真剣に作ってみたいです。
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展覧会の帰り道、
満開の金木犀の花を見ました。
将来、お庭を持てる暮らしができたら、
沈丁花と金木犀を軒先に植えたいと思っています。
私は子供の頃から
春には沈丁花、秋には金木犀の香りに包まれた
生活を夢見てます。
Yoshie