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デジタル時代の写真屋の居場所について考える・・・

悩ましき問題

2010年09月30日 | Mac and Photoshop

 Dell_3
(交換品が届いたら翌々日に引き取り便がくる。費用はかからない。)

 
 スタジオで使用しているPCの配置をローテーションしたらモニターがもう1台必要になった。スタジオ撮影での画像チェック用としてなので色の正確さより視野角の広く安価のものをさがしたところ、デルのモニターに16,800円のものがあった。驚異的に安い。でもその上位に広色域対応モニターが3万円台であるのを見つけた。広色域モニターは数年前には何十万という値がついていたものだ。ネットでの評価によれば色むらに個体差があるとかであったが、24インチの大きさがあるので、よければメインモニターに、だめなら撮影チェック用にすれば良いかと購入することにした。
 注文後3日ほどで到着。色再現はまずまずのようだがやはり色むらが大きい。デルのモニターには3年間の保証がついていて不具合には修理ではなく交換で対応するということなので交換してもらうこととなった。しかし交換で来たモニターはムラが今度は上下方向に。視覚的な感覚では上下のムラは横方向より目立ちにくく、なんとか使えるかとも思うが、どう調整してもハイライトに赤浮きが見られる。何度でも交換はできるようだが、どうも無作為にストック品を送ってくるだけのようだ。まるでくじ引きで、運で左右されるのはなんだかなあ。こんなことで悩むのは嫌だな。
 「悩む」といえばNHKの言葉おじさんこと梅津アナウンサーの番組で「悩ましい」とはどのようなことか、について解説されていたことがある。そのほとんどは「悩むことがあって苦しい」という意味だが、「この表現は官能的な悩みに限って使うべき」という人もいる。どちらも正しいのだが、「悩ましい」と聞くとなぜかアラビアンナイトに出てくる薄物をまとった女性を思い浮かべてしまうのは私だけか? そしてカラーモニターの問題を「悩ましい」と言ってもに違和感を感じないないのは色の問題だから?


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