写真屋はどこへ

デジタル時代の写真屋の居場所について考える・・・

バーンドアについて

2018年05月24日 | 撮影機材

 手元に1つだけ残っていた新品未使用のRDS製リフレクタランプ用バーンドア。500Wのフラッドランプ等をスタジオで使うときの必需品だった。高温になるランプに直接はめて使用する構造になっている。ランプ本体は今でも売っているけど流石にこれはもう市場に見当たらない。

 

 先日購入したリフレクターは標準的な7インチサイズなので適合するものがいろいろ販売されている。プロ機材店では必ず売っている商品だが、これが結構高い。本体と値段のバランスを考えるとできれば数千円で済ませたい。あちこち探したが結局これもAmazonからになってしまった。中国製写真用品として今や定番?のNEEWERブランド。4インチのもあったのでこれも購入した。上の画像はAmazonで購入したページからの転載だが左のは4インチ、右のは7インチ用のものだ。4インチのはリフレクターを介さず直接Sh50Pro-Sに取り付けることができる。4インチ用も7インチ用もスポットグリッド1種と4色のカラーゼラチン(メタルフレーム付)が付属品として付いてくる。購入先と価格は以下の通り。

Amazon /New Harbor JP   1,374円 (4インチ)
Amazon /rakuraku      1,781円 (7インチ)
 
ともにAmazon Prime対象品だったので1〜2日で到着した。

小型のバーンドアだが羽根は金属製のためやや重い、直付けした場合はランプのスクリュー部分に負担がかかり折れる危険性があるので上部にスプリングをつけて補強した。コンパクトなので細部への照明に便利なライトになった。

 

7インチ用のものはすべて金属製でしっかりした作り。とても二千円以下とは思えない。重量もそこそこあるがリフレクターは「フラッシュマウント」で保持されるので取り付けてもランプ本体に負担はかからない。羽根が4枚とも同じ大きさなので光を細長くカットするのは難しく、黒い発泡ボードを追加した。
 
これらの商品はAmazonの他のマーケットプレイスからも数多く出品されているが不思議なのはその価格差である。各店バラバラの値付けで、私が購入したのは最低価格のものだが、高い店では10〜15倍ほどの値札が付いているのもある。いくらオープンプライスとはいえ幅がありすぎじゃないのか。まあ、中華マーケットはそういうものだと言われればそうかもしれないけれど・・・
 
 
 
 
 

Bowens Mount System

2018年05月24日 | 撮影機材

 Sh50Pro-Sに使えるリフレクターをネット上で探し回ったが低予算で且つバーサタイルに使えるのはこれしかなかった。クリップオンストロボ用として広く使われているBowensマウントのシステムだ。開発元の英国ボウエンズ社は数年前に倒産してしまったのだがマウントシステムだけは現在も広く使われている。倒産の原因は安価な中国製品の台頭だということだ。現在売られているBowensマウント製品はほとんど中国製であり、そして驚くほど安い。
 写真の中央が「フラッシュマウント」で本来はクリップオンストロボ用のものだが代わりに左のランプソケット(汎用品)を取り付けるつけることでSh50Pro-S用として使える。Bowensマウントのリフレクターはサイズや形状の違うものが数種類販売されていて標準的な中サイズのものを購入した。写真には写ってないが専用ハニカムグリッドも1枚付いてくる。ランプソケットは中米仕様のE27スクリューのものだが、ランプはしっかりと締まって問題ない。

 「フラッシュマウント」の角度調整のノブが販売時掲載の写真とは違う小型のものに変わっていて、ここは頻繁に使う箇所なのでこのままでは使いにくい。だがこれはノブと六角ボルトをランプソケットのものと入れ替えることで解決できることが解った。またランプソケットを「フラッシュマウント」に取り付けるには「フラッシュマウント」のスタンド取り付け部に入ってるダボがジャストサイズで使える。

 ここまでにかかった費用と購入先は以下のとおり。

ACソケット            990円  Amazon/Baoblaze
7インチ標準リフレクター   1,299円  Amazon/Andoer-JP
フラッシュマウント                2,300円     Amazon/Andoer-JP

 全て送料込みだが中国からの発送なので到着まで2〜3週間かかる。また物によってはAmazon Primeで同価格にて販売されている場合もある。

 最終的にこのようなスタイルになった。パラソルホルダーに100円ドライバーを刺してハンドルにしてある。バーンドアがつけてあるがこれについては次回に。