写真屋はどこへ

デジタル時代の写真屋の居場所について考える・・・

Photoshop Elements 10

2012年03月22日 | Mac and Photoshop

Photoshop_elements MacBook Pro内のWindows7上でPower Directorを使ってビデオ編集をしていると、テロップの作成やマスクの作成などPhotoshopでしなければならない作業が結構ある。Photoshop CS5はMac OSの領域にしか入っていないので、その都度編集作業を中断し、再起動してMacモードに切り替えるか、あるいはMacProでデータを作って転送しなければならなかった。これではとってもめんどくさいので、WindowsにもPhotoshopと思い書棚をあさってみたところ、Photosop Elements 2 とPhotoshop 3.0 LEJ(懐かしい!)がでてきた。ともにWin&Mac両対応版だが、調べたところ残念ながらどちらもWindows7では使用不可であった。10年以上前のやつだから、まあ、当然のことか。
 最新のElements10は試用版が30日間限定で全機能が使えるので、とりあえずこれをダウンロードし使ってみることにする。Photoshop CS5と比べるとクイックマスクがないなど、範囲選択機能がちょっと弱いが、調整レイヤー機能もあり、CS5にはない「パスに沿ったテキスト」機能もあって、テロップ作成にはこのほうが便利かと思える。CamereRawもレンズ補正もついているが、レンズプロファイルによる自動収差補正はさすがについていなかった。もしElementsでそこまでできるとなるとCS5の存在価値も、ひいては写真屋の存在価値もおびやかされる!?
 プルダウンメニューやツールの配置はおおよそCS5と同様だが、選択範囲の調整ツールの仕様に違いがあり少々まごつく。これに馴染んでしまうとCS5が使いにくくなりそうだ。それとも次のCS6はこう変わるということかもしれない。
 Elements10のバージョンアップ版は現在キャンペーンもあり実質6千円台だったのでこの機会にとこれを購入した。DVDが3枚入ったパッケージが届いたが、このディスクを使用することはなくて現在の試用版にシリアル番号を入力するだけでよく、これで堂々、正規版とあいなった。