写真屋はどこへ

デジタル時代の写真屋の居場所について考える・・・

桜はもう散りましたが

2008年04月10日 | 写真


Canonflex SuperCanomaticLens R135mm 1:2.5 / Kodak E100G

 2週間ほど前に山崎川の桜を撮ったものの、135フィルム1本だけで現像所に集配を頼むのも気が引けて、そのままになっていました。先日、他の用件のついでに依頼してやっと現像していただきました。こんなのデジタルカメラで撮りゃあいいのにって言われそうです。堀内カラーさんに感謝。届いたフィルムを見てみると1/1000秒で撮ったコマが全て露出オーバー。カメラを調べてみたところ1/1000の速度が1/500と変わらないようです。また後日シャッター周りの調整をしてみることにして、このオーバーのポジをスキャンしてみました。完全に飛んでしまったものはもちろん駄目ですが、諧調が残っていればスキャニング時の補正でまあまあ使用できる状態になるようです。若い頃、オーバーな原稿を作ってしまい、製版で補正できませんか、と恐る恐るお伺いしたところ、「できんな」の一言だったを思い出しました。