写真屋はどこへ

デジタル時代の写真屋の居場所について考える・・・

35mm型・その2

2008年08月21日 | カメラ


 6月に旧知の機材商、Kさんから久しぶりに電話がありEOS D60を探しているとのことであった。EOS 1Ds が登場するまではKodak DCS560と並んで私の主力機だったが、あれからはや6年、2機とも棚の片隅でひっそりと余生を送っていたのだった。それでも、軽量のD60はスナップ撮影などで年に1度くらいは出番があり、なくなると困るので、電池やアクセサリーがそのまま使える10Dに交換してもらうことにした。
 手許に来たのはなかなかの良品であった。金属ボディーになるなど、D60からはかなり進化しているが、既に三世代も前のモデルで今では実に few万円!で入手できる。でもコンパクトデジカメとは一線を画する性能。スナップなどには十分すぎるほどだ。APS-Cセンサーに適した標準レンズを持っていなかったので、しばらく置いたままになっていたが、先日シグマ製の18-50mmレンズの新品が手に入った。人気がないのか、驚くほど安い。装着して少し使ってみる。凄い!APS-C用とはいえ、とても数千円で買えるレンズとは思えない画質だ。それにこのレンズはコンパクトで、カメラの保持がとっても楽。10Dと1Ds-mk3にそれぞれ標準ズームを装着時の大きさは上の画像の如し。これでも共に35mm型と呼ばれるのだが・・・(続く、多分)