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Mac mini M1 を買う

2021年12月22日 | Mac and Photoshop

 最後に新品のMacを買ったのはもう15年ほども前のことです。その頃はまだMacの性能は安定せず、2〜3年ごとに新機種に入れ替えねばなりませんでした。フラッグシップ機がPowerMacからPacProに代わったころから、MacはPhotoshopを使うのに十分な性能になり、最新型がでるたびにに買い替える必要がなくなってきました。
 ここ数年間、スタジオではMacPro 、自宅ではMacBookProで画像データを処理してきました。MacPro (Mid2012)は性能的には写真編集にまだまだ使える機種なのですが、昨年にこのMacで使える最終OS(Mojave)では新しいPhotoshopが「非互換」となり、ついに代替わりの時代が来たようです。MacBookPro(Mid2014)はOSをBigSurへアップすることで最新のPhotoshopが使えますがGFX100sの1億画素を超える画像の処理には力不足は否めません。最近のMacProはパワーも価格も大仰すぎて、写真の編集程度にはむかない機種になってしまいましたので、M1搭載となったMac mini をMacBookのかわりに自宅用のデスクトップ機として購入することにしました。外部接続のポート数などは少ないので専用のドッキングハブとその中に仕込む1TBのSSDを追加してあります。ハブはサードパーティ製ですが値段(6,898円だった)の割に外装、機能ともよく考えられていて良い買い物でした。
 Mac miniのメモリ(増設不可)はこれまで使ってきたMacBookProと同じ8GBですが起動も早くて快適に動きます。コンパクトな躯体が狭いデスクには有難いですね。メモリにもう少し余裕を持たせ、外部ストレージとの接続を工夫すれば、現在使用しているMacPro(3.2 GHz Quad-Core Intel Xeon/メモリ56GB)の代替機としても十分あるいはそれ以上かと思われます。近々にMac mini M1の新型も噂されているようですが、MacProの入れ替えは暫くは様子を見てからにしましょう。