写真屋はどこへ

デジタル時代の写真屋の居場所について考える・・・

ASHANKS LEDスポットの色調整

2018年12月17日 | 撮影機材

 今年春に購入したASHANKS LEDフレネルスポットの色温度はスペック上で5,500Kということになっている。メーターで計測すると数値はほぼ合っているのだが、どうもマゼンタが過剰気味のようだ。単独で使用するのならこのままでもよいがSh50Pro-Sなど他のLEDランプと合わせて使用するのには問題があるので、補正フィルターとしてLEEの#246を選び装着した。これ1枚で補正はおおむね良好なのだが中心部と周辺部の色調には結構な差異があり、ライティングの状況によっては問題が生じそうだ。色差の原因を探ったが、LED発光部の構造的な問題か、あるいは段々構造のフレネルレンズによるものか、どうも良くわからない。フォーカスを絞ると中心部の色温度が高くなるのも同じ原因かもしれない。

 この色調の違和感を軽減する手軽な方法はやはり油性マッキーだった。フレネルレンンズの円に沿って最外周の1〜2周をブルーで、中心部の1〜2周に補色のイエローかアンバーで線を描くことでかなり和らぐ。

 健全な補正方法とは言えないが、しばらくはこんなところで騙し騙し使うことにする。撮影用LEDランプはまだ発展段階なので色々な不具合は順次改善されてくるだろう。

 この補正したスポットを使ってテスト撮影をしてみた。光るべき部分と光ってはいけない部分が混在するこのような被写体にはフォーカス調整のできるスポットライトは大変有用だ。2灯ライティングだが補助光は標準スクープレフにハニカムグリッドを装着しスポットにしている。ハニカムグリッドでのスポットはグラデーションが滑らかで良いのだが光量がかなり低下するので、メインスポットの光量を落としてバランスをとった。ダイヤルだけで目視での光量調整ができるのもLEDスポットの便利な点だ。

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続 カラーメーター/ランプの個体調整 

2018年11月03日 | 撮影機材

 先月入手した 色彩照度計Sentry ST522を色温度計として使い始めた。主な用途はランプを灯具に取り付けた時のばらつきの補正。電源を入れると常に測光中なので数値の下2桁が常に変化するけれどボタンを押せば固定する。色温度とは別に色調として色座標の数値が表示される。セコニックのスペクトロマスターでは色度図も本体に表示されるようなので解りやすいと思うが、もちろんこのメーターにそんな機能はない。この数値から図を見て判断することになる。その基準についてはこちらのサイトが詳しい。

 色度図には座標軸の違うxy色度図とu'v'色度図があるがSentry ST522はどちらの数値でも表示できる。

  xy色度図  

u'v'色度図

 Sentry ST522は撮影用として作られた機器ではないので本体と受光部が分かれていて測定時に両手が必要なのはやや不便だが撮影用機材としても十分に使えると思う。

 タングステンランプは電圧を変化させることで色温度を微調整していたけれど、LEDや蛍光灯では当然それは不可。各ランプの温度差を調整するには照明用フィルターを使うことになる。海外ブランドのROSCO かLEE が現在では主流のようだ。LEEの製品を以前蛍光灯を買ったことのある「アカリセンター」で購入した。色選択に見本帳は必須だが LEEのは輸入代理店に依頼する必要がある。(要送料) ROSCOは「銀一」で扱っていてサンプルは無料で送ってくれる。色数はLEEの方が圧倒的に多い。

                     
 照明器具用のフィルターにはカメラ用のような淡色のものがほとんどない。使用中のLED
ソーラースポットにはCC10G以上の補正が必要だったのでちょうど良いのがあったが、灯具の差による補正の用途にはどれも濃すぎる。カメラ用フィルターのCC0.125〜CC05くらいが欲しい。結局は以前からストロボ光のちょっとした補正に使っていた油性マーカーを使った。

最近の「マッキー」は原色だけでなく中間色も発売されていて便利になったがこの用途に限って言えばもっと淡い色、水彩調のものが欲しいところではある。今のところ、点描で着色するかアルコールなどの溶剤で薄めるかしているが、目指す色を作るのはなかなかに難しい。

※ ROSCOフィルター見本帳について(2019/1/20 追記)
 ロスコのフィルターは上記の「SuperGel」以外に「CineGel」もあるのを後で知った。これを加えると色数はLEEより多くなる。商品は銀一でも扱っているのだったがサイトにはスーパージェルの見本帳についての記載しかなく注文できなかった。

(銀一のサイトの画像)

ネット上で探したところ「日本コーバン」という輸入商社が扱っていて、見本帳はお願いするとすぐに送っていただけた。(無料)直営のオンラインショップもあるのだが残念ながらここでロスコの製品は売っていないので銀一で。

 

  

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MacPro 光学ドライブのシャッターが閉まらない問題

2018年11月02日 | Mac and Photoshop

 9月から使い始めたPhotoshopCCが先月2019バージョンになった。バージョンアップに追加の費用が要らないのはいいのだが、MacOSがSierra以上でないと対応できなくなり、私がメインで使っているMacProはついにVintage PCの仲間入りになってしまった。2009年製だから仕方ないといえばそうなのだが、なんとその翌年の2010年モデルはSierraおよびHghSierraに加え最新のMojaveもパーツの追加で使用可能ということである。
 ということで、相場の上がらないうちにと思い先月リース落ちの2010年モデルを購入した。外装も綺麗で程度はよく作動も問題なかったが、最近朝晩冷え込むようになってきたら光学ドライブのシャッターが閉まらなくなった。この現象は私の歴代MacProでも度々起きていて、裏面から手で何度も開閉するとおさまったりしていたのだが、こいつは重症らしくどうやっても改善しない。使われていない下段のシャッターも手で開けると戻らない。ネットで調べてもこれといった改善策は見つかっていないようだ。最近は光学ドライブを使う機会も少なくなり、皆さんあまり気にしていないようでもある。私は写真データをディスクに焼いて納品することがまだ結構あり、開けっ放しは嫌なので何か良い方法はないか探してみることにした。
 ファイバースコープで内側の構造を覗いてみた。

中央の弓形の部分がトレーで押されるとギヤでシャッターが開く仕組みになっている。これがシャッターの左右にあり、全開になると動作が重くなり戻らなくなってしまう。他のMacProは全域で軽く動くのだがこのMacProだけは全開で固まってしまう。キア部分には汚れも見えるので埃と油で固まってしまうのかと思い洗浄してみたのだか動きは多少軽くはなったものの自動で閉じるまでには至らなかった。
ん〜〜。

 気を取り直して、開きっぱなしの状態でシャッター全体の外枠をあちこち押してみると、反応する箇所を発見した。赤丸のところだ。
 

この周りのプラスチック枠を奥に押してやると開いたままのシャッターがカシャンと閉まった。気温が下がるとプラスチックが硬化するかあるいは金属が伸縮してここの回転が悪くなるのが原因のようだ。ヘアードライヤーでこの部分を暖めて赤丸の周辺を押し込んで凹ませてやるとみごと解消。全域でスムースに動くようになる!
 ただこのままだとプラスチックは元の形に戻ろうとするので、押し込んだ形状を固定するためには冷えるまでしばらくクリップなどで固定しておいた方が良いようだ。ここを常にスムースに動かすには一定の「アソビ」が必要だが、閉まらないMacProは部品に製造時のばらつきがあるのだろう。

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カラーメーターのこと

2018年10月16日 | 撮影機材

 撮影器材としてのカラーメーターとは色温度計のことである。スタジオ撮影での主たる光源をタングステンから蛍光灯に変えてからもう既に10年。その頃からカラーメーターはとんと使わなくなった。というより、使えなくなった。太陽光、フラッシュライト、タングステン光は計測できても蛍光灯は正しい値が出ない。スタジオでカラーメーターが必需品だったのはタングステンランプの電圧を変えて色温度を調整するためであったので、電圧で調整できない蛍光灯には常に必要なものではなくなった。現在の撮影用LEDランプも同様で、従来のカラーメーターでは測定することはできない。 
 スタジオ撮影の主たる光源をLEDに変えて半年が経つ。主力として購入したSh50Pro-Sはとても重宝しているが、色調に若干の個体差もあり、またそれよりも使用する灯具の影響による変化は大きいので、これらを改善するためにカラーメーターは欲しいところだ。
 セコニックからLEDも蛍光灯も測定できるスペクトロマスターというカラーメーターが 数年前から発売されている。補正フィルターの表示もされるなど撮影用としてチューニングされており食指は動くものの、使用頻度を考えると170,000円はちょっと手が出ない値段だ。
 もう少し簡易的なもので良いから手の届く価格ものはないか探してみたところ台湾製の「Sentry ST522」というのが見つかった。カラーメーターという名称ではなくて「色彩照度計」となっている。光源を<LED><蛍光灯><白熱灯>から選択でき、照度と色温度、および色座標の表示が可能。Amazon USA では475ドルで売っているが現在日本では取扱店はなく、国内ではST520というモデルしか入手できないようだ。ちなみにST520は光源を選択する機能のない下位モデルらしい。Amazon.comから買うのも面倒だなと思いヤフオクを覗くと1点だけ出品中で、な、なんと終了まで残り10分。すぐに入札する。他に入札者はなく落札。ほとんど新品なのが20,000円ほどで手に入った。

つづく・・・

 

 

 

 

 

 

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バーンドアについて

2018年05月24日 | 撮影機材

上の画像は手元に1つだけ残っていた新品未使用のRDS製リフレクタランプ用バーンドア。500Wのフラッドランプ等をスタジオで使うときの必需品だった。高温になるランプに直接はめて使用する構造になっている。ランプ本体は今でも売っているけど流石にこれはもう市場に見当たらない。

 

 先日購入したリフレクターは標準的な7インチサイズなので適合するものがいろいろ販売されている。プロ機材店では必ず売っている商品だが、これが結構高い。本体と値段のバランスを考えるとできれば数千円で済ませたい。あちこち探したが結局これもAmazonからになってしまった。中国製写真用品として今や定番?のNEEWERブランド。4インチのもあったのでこれも購入した。上の画像はAmazonで購入したページからの転載だが左のは4インチ、右のは7インチ用のものだ。4インチのはリフレクターを介さず直接Sh50Pro-Sに取り付けることができる。4インチ用も7インチ用もスポットグリッド1種と4色のカラーゼラチン(メタルフレーム付)が付属品として付いてくる。購入先と価格は以下の通り。

Amazon /New Harbor JP   1,374円
Amazon /rakuraku      1,781円
 
ともにAmazon Prime対象品だったので1〜2日で到着した。

小型のバーンドアだが羽根は金属製のためやや重い、直付けした場合はランプのスクリュー部分に負担がかかり折れる危険性があるので上部にスプリングをつけて補強した。コンパクトなので細部への照明に便利なライトになった。

 

7インチ用のものはすべて金属製でしっかりした作り。とても二千円以下とは思えない。重量もそこそこあるがリフレクターは「フラッシュマウント」で保持されるので取り付けてもランプ本体に負担はかからない。羽根が4枚とも同じ大きさなので光を細長くカットするのは難しく、黒い発泡ボードを追加した。
 
これらの商品はAmazonの他のマーケットプレイスからも数多く出品されているが不思議なのはその価格差である。各店バラバラの値付けで、私が購入したのは最低価格のものだが、高い店では10〜15倍ほどの値札が付いているのもある。いくらオープンプライスとはいえ幅がありすぎじゃないのか。まあ、中華マーケットはそういうものだと言われればそうかもしれないけれど・・・
 
 
 
 
 
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Bowens Mount System

2018年05月24日 | 撮影機材

撮影用LEDランプ、Sh50Pro-Sに使えるリフレクターをネット上で探し回ったが低予算で且つバーサタイルに使えるのはこれしかなかった。クリップオンストロボ用として広く使われているBowensマウントのシステムだ。開発元の英国ボウエンズ社は数年前に倒産してしまったのだがマウントシステムだけは現在も広く使われている。倒産の原因は安価な中国製品の台頭だということだ。現在売られているBowensマウント製品はほとんど中国製であり、そして驚くほど安い。
 写真の中央が「フラッシュマウント」で本来はクリップオンストロボ用のものだが代わりに左のランプソケット(汎用品)を取り付けるつけることでSh50Pro-S用として使える。Bowensマウントのリフレクターはサイズや形状の違うものが数種類販売されていて標準的な中サイズのものを購入した。写真には写ってないが専用ハニカムグリッドも1枚付いてくる。ランプソケットは中米仕様のE27スクリューのものだが、ランプはしっかりと締まって問題ない。

 「フラッシュマウント」の角度調整のノブが販売時掲載の写真とは違う小型のものに変わっていて、ここは頻繁に使う箇所なのでこのままでは使いにくい。だがこれはノブと六角ボルトをランプソケットのものと入れ替えることで解決できることが解った。またランプソケットを「フラッシュマウント」に取り付けるには「フラッシュマウント」のスタンド取り付け部に入ってるダボがジャストサイズで使える。

 ここまでにかかった費用と購入先は以下のとおり。

ACソケット            990円  Amazon/Baoblaze
7インチ標準リフレクター   1,299円  Amazon/Andoer-JP
フラッシュマウント                2,300円     Amazon/Andoer-JP

 全て送料込みだが中国からの発送なので到着まで2〜3週間かかる。また物によってはAmazon Primeで同価格にて販売されている場合もある。

 最終的にこのようなスタイルになった。パラソルホルダーに100円ドライバーを刺してハンドルにしてある。バーンドアがつけてあるがこれについては次回に。


 

 

 

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Sh50Pro-S

2018年04月03日 | 撮影機材

 テスト撮影の結果はすこぶる良好。ここ数年スタジオでの撮影は蛍光灯を使ってきたので、ホワイトバランスはカメラの「晴天」を選べばOKというのがなんだか凄いことのように思えてしまう。光量も十分あり、 これは新時代のアイランプだと思う。 この際、スタジオの主照明を蛍光灯からこのLEDランプに切り替えることに決めて、amazonと銀一から数個を追加購入した。銀一で購入した商品のパッケージには銀一のロゴ入り取説が貼られている。
 

 スタジオでアイランプを使う際はエレンクリップとバーンドアが必須だったがSh50Pro-Sはアイランプより重量がありエレンクリップでは心もとない。ランプホルダー、バーンドア、リフレクターなど、灯具の形態をどうするかは実際の撮影に使いながら検討することにしよう。

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LED 電球のこと

2018年04月01日 | 撮影機材

  写真を人工光で撮影したいという目的のためにタングステンランプは長きにわたり主流となってきた。デジタルカメラの時代になってからの写真用光源の目まぐるしい変遷はいかにカラーフィルムというものの存在が大きかったのかを物語っている。

「スピードライトは便利だ。でも本当は定常光の方が望ましい。」
スチール写真の撮影者たちはそう思いながらタングステン光用と太陽光用の2種類しかないカラーフィルムに向き合ってきた。しかしこの長き時代は終わる。デジタルスティルカメラの発達でフィルムがなくなり、近年のデジタルカメラの高画質かつ高感度化からはほとんどの事象が様々な定常光で撮影できる時代がもうそこに見えている。その一助として期待されるのがタングステンや蛍光灯に変わる新しい撮影用人工光源だ。

 以前から蛍光灯に変わる撮影光源として使える手頃なLEDランプを探していた。良さそうなものを数種類を購入してみたが色温度の表示は同じでも色調はどれも驚くほどにバラバラだった。太陽光に近い発色を求めるにはLEDは蛍光灯より基本的に劣っていて、スタジオ撮影の光源として使うのはその頃まだ(と言ってもたった数ヶ月前)無理だった。だが中国製品の進化はすざましい。最近のLEDランプは「演色性」を表示したものが数多く出てきている。ネット上では撮影用をうたう高演色LEDランプが種々見受けられるようになり、その中でSh50Pro-Sと言う商品名の単体ランプを見つけた。

 1個8千円弱とそんなに安いものではないが、500Wアイランプが5千円位することを思えばリーズナブルなプライス。当然中国製だが開発に携わったのは上海在住の日本人写真家とのこと。見つけたのはamazonだが銀一とヨドバシカメラでも扱っているのでいい加減な製品ではないようだ。とりあえずamazonで一つだけ買ってみた。

Sh50Pro-S at Amazon
                                  つづく・・・

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続 ASHANKS LED Studio Fresnel Spot Light

2018年03月10日 | 撮影機材

 amazon prime だったので翌日に届いた。本体以外の付属品としてはプラスチック製のフィルター、色温度を3200Kに変換するためのオレンジ系のものと無色のものの計2枚、光量をワイヤレスで操作するためのリモコン、それと電源コード。
 電源コードのプラグはヨーロッパ仕様のままなので自分で交換しなければならない。北米仕様なら日本と同じはずなので主たる輸出先はアメリカよりもヨーロッパなのだろうか。調光リモコンに付属していたサンプルの9V積層電池は完全に放電していた。電池を入れ替えて操作してみたところ電源がON/OFFするだけで調光はできない。リモコン調光は必要ないからいいけれどこれが仕様なのか故障なのか?説明書は中国語のみ。複雑な機械ではないのでさして問題はないが、背面の<READY>というボタンの用途がわからない。説明書にはE-A-Sと記されているが中国語なので意味不明。輸出するならせめて英文ぐらい併記してほしい。
 価格が価格だからあまり期待していなかったが実際に使ってみると意外に本格的な作り。フォーカシングの操作も問題なくバーンドアもしっかりしている。色調は、ホワイトバランスをカメラで色温度指定した場合5500Kあたりでバランスがほぼ取れるが若干マゼンタ寄りの傾向。(Nikon D800E/PC-E Micro NIKKOR 85mm 使用時)多灯ライティングの場合は光源用フィルターでの補正が必要かもしれない。光量については公称ハロゲン1kw同等とされているので手持ちの500Wハロゲンソーラースポット(RDS製)とメーターで比較計測してみた。このLEDスポットの最小照射角はハロゲンスポットほど絞れないので中心部はハロゲンの方が明るいが、最大照射角(ともにほぼ同等)ではLEDの方がハロゲンより半絞りほど明るく まずまずの結果であった。
 タングステン機器では不可能だった光量調整がダイヤルだけでできるのはとても便利で、LEDの寿命が未知数であることを除けば職業的現場でも十分に使用できる製品であると思う。
 

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ASHANKS LED Studio Fresnel Spot Light

2018年03月09日 | 撮影機材

 フィルム撮影の時代、スタジオ内での商品撮影の光源には主としてタングステンライトを使っていた。デジタルカメラの進化につれデジタル撮影が主流となりタングステン光源は取り扱いや費用の面でも不利になってきていたので、私は撮影をデジタルに移行する際に主光源を蛍光灯に切り替えた。大型スタジオ以外では照明光源はストロボが定番となっていたがストロボは細かいコントロールが面倒で、光り物などの撮影に向かないからだった。蛍光灯は定常光でありストロボよりも御し易いが、スポットライトというものがなくタングステンのような細かいコントロールはやはり難しいので、こんなものを作ってスポットの代用として使ってきた。

 

 近年、撮影用のLED照明がいろいろ出てきている。面光源ばかりではなくタングステン時代に重宝したソーラースポット(今は亡き龍電社/RDSの商品名)のものも見かけるようになったが15万円を越す値札がついていてお試しに買うには高すぎて手が出ない。そんな中、先月Amazonで3万円代半ばのLEDスポットを発見し、思わずポチってしまった。(つづく)


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スタジオを移転いたしました

2018年02月12日 | 日記

 昨年春から計画していたスタジオの移転がようやく終わりました。昨年は移転準備のほか、さまざまなことに時間を取られてブログ更新の余裕もなく1年が過ぎてしまいましたが、やっと落ち着きましたのでお知らせいたします。

 移転と言っても同じ敷地内の隣の建物への移動ですので所番地や電話等の変更はありません。これまで温存していたフィルム時代の不要な設備と機材を一掃し、コンパクトで使いやすいスタジオを目指しました。場所は旧スタジオの右側になります。
  

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ONDA V820W CH "Kaizen"へ

2016年11月26日 | Mac and Photoshop

  V820W CHWindows 10 Anniversary Updateに勝手に突入してしまったとき、処理の途中でストレージの容量不足のアラートを出して止まってしまいました。後から調べたところ容量の少ない機種では前準備が必要なのだそうですが、何の準備もしないままにいきなり始まってしまったので仕方なくバックアップと現在のシステムを削除してインストールを続行しました。結果インストールは完了しましたがAnniversary Updateより前のシステムには戻れなくなってしまいました。でもこれはもうあきらめるしかありませんね。

  Anniversary Update以降は前出のマイクとSDの件以外は特に不都合はありませんでしたが、一度<回復>をかけて問題点が改善するかどうかやってみることにしました。
  <回復>を実行後、再起動するとAnniversary Update後のシステムにはなっているのですがマイクだけではなくスピーカーも確認されなくなり、Wi-Fiも接続されなくなっていて状態はより悪くなってしまいました。あ~らら、やっぱりね。こうなったら中国のONDAのサイトからドライバーをダウンロードするしかありません。中国のダウンロードサイトにはマルウエアがいっぱいという話もあるのでなるべく近づきたくないのですがこの際勇気を出して覗いて見ることにします。諸先輩のブログを参考にさせていただき、Z8300用のドライバーをこちらからダウンロードすることにしました。

 翻訳はかけたものの、最初はどこをクリックしたら良いのか分からず、「百度」というクラウドサービス?に登録しないとダメ、と言われたり、マルウエアの警告画面が出たりと、わけがわかりません。試行錯誤の末、最終的には自分のPCに常に「低速」でダウンロードすれば良かったのでした。

 これはZ8300を搭載したONDAPC数機種に適合する実行プログラムなので、ワンクリックでその機種に必要なドライバーだけをインストールするようです。

 実行した結果は成功。スピーカーもマイクもWi-Fiも正常に作動するようになりました。しかしまだ内部スロットのSDカードは起動時に時々認識されず、この問題についてはもう少し様子を見る必要があります。

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ONDA V820W CH でNikon Camera Control 2 を使う(その3)

2016年11月12日 | 撮影機材

 撮影にPCを連結して使うようになり、外部でカメラを三脚に乗せて使用する際に繋がったPCの置き場に困る事がたびたびありました。ノートPCの頃はカメラ付近の椅子とかテーブル、さもなくば床に置くしかありませんでしたが、タブレットに変わってからこれが三脚につけられれば良いのにと思っていました。取り付けるパーツを探してもまだその頃にはこのマンフロットの製品しか見つからず、またそれが高価なのでそのままになっていたのでした。今回、最近のタブレットの機種を調べているときにポールなどに取り付けるホルダーがいろいろ売られているのをAmazonで見つけ、その中から、そのままでポールに取り付けができ8インチにも10インチにも使えるこれを買ってみました。送料も含めて2,000円未満の安価な商品ですが装着してみるとポール状のものには結構しっかり固定できます。DELLの10インチは重量があるので移動の時はいささか不安を感じますが、軽量な8インチタブレットであれば三脚ごと振り回しても緩んだりする事はなく、十分に役目が果たせそうです。

 一緒に使うモバイルバッテリーを収めるのに100円ショップでフック付きポーチとマジックテープの2点を購入。また、吊り下げ用に鞄のストラップリング(東急ハンズ85円ほど)、タブレットのターミナル保護のためにL型変換コネクタ(540円:こういうものが高い・・)を購入しました。

セットした状態。ポーチはANKERのバッテリーにジャストサイズでした。

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ONDA V820W CH でNikon Camera Control 2 を使う(その2)

2016年11月10日 | 撮影機材

さて、実際にV820W CH とカメラを接続しNikon Camera Control 2 を使用してみます。

  8インチのモニターではカメラの操作パネルが天地いっぱいに表示されてしまって、画面下部にタスクバーが表示されると操作ボタンが隠れてしまいます。これを回避するには<設定>から<個人用設定><タスクバー>に進み「デスクトップモードで自動的に隠す」か「タブレットモードで自動的に隠す」のいづれか、または両方をONにすればOK。

 
またCameraControl 2 とViewNX-iを交互に使用する時は画面を左から右へフリックすれば選択画面になり切り替えは簡単にできます。撮影した画像の確認はViewNX-iで行う。通常は撮影すると自動的に起動します。

 

<表示>から「イメージビューアー」を選びすべてを表示させるとこの画面。さすがに文字は読みづらい。表示された画像をダブルタップするか<表示>から「全画面表示」を選ぶと大きく表示されます。

 

 画像は4×5インチのポジフィルムとほぼ同じ大きさで表示され確認用には十分でしょう。フィルム時代に原稿として4×5サイズが多用されていた理由は、解像度の有利さは当然ですが、この大きさならルーペを使わずに確認ができるという利便性からの方が大きかったと思います。
 カメラで撮影されたRAW画像がNX-iに表示されるまでの時間はDELL Latitude10のおよそ半分で済んでいて、確実に処理が早くなりました。また、DELLIPS液晶表示は綺麗には見えるもののコントラストが高く、そのままでは暗部が潰れて確認できないことが多かったのですが、V820W CHの階調はなだらかで暗部も十分に表現されていて、懐かしき4×5ポラロイド的使用が主である私の用途には申し分ありません。
 また、これはニコンのソフトウエアの問題ですが、ViewNX-iは一部の操作がタッチパッドに対応しておらず、フリップ、スワイプなどの操作がうまく反応しません。部分拡大等の細かい操作にはマウスが必要となりますが、私は撮影中にこれらの操作をすることは少なく、マウスなしでもさほど不便はありません。  
 ONDA v820w ch はテザー撮影用のPCとして十分な能力があると思います。小さい、軽い、安い、と三拍子ですがやはり不安点も。私は本体に挿し込んであるSDカードに撮影中の画像のバックアップを送っているのですが、起動時にSDカードを認識しないことが時々あります。カードを挿しなおせば必ずマウントされるので大きな問題ではないけれど起動時にマウントされているか確認する必要が生じます。どうもこれは本機がもともとAndroidとのDualBootモデルだったのが原因のようですが、何か回避方法がないか探っているところです。
 他に不具合としては、私はSkype もCortanaも使うことはないので構わないのですが、マイクが気まぐれにしか起動しません。これはWindows10のアップデートのせいかもしれません。Macと違い、Windowsはユーザーの意向など無視して勝手にアップデートされるので、これによって不具合が生じることも多いです。ONDAの販売店では購入時に同封された説明で「ネットで検索してアップデートされないように対処してください」と言っているのですが、そうするにはどうもレジストリをいじらなければならないようです。これは面倒なので、
まあしばらくはこのまま使うことにしましょう。(つづく)


 

 

 

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ONDA V820W CH でNikon Camera Control 2を使う(その1)

2016年11月07日 | 撮影機材

 スタジオ外部でのテザー撮影にDellWindowsタブレットLatitude10を使い始めてすでに3年半。延命を図ってきたものの、さすがに最近は処理にもたつきが感じられるようになってきました。そろそろ切り替えの時期かも。Android仕様のタブレットは安価な機種がいくつもあるけれどWindows仕様のものは比較的に少なく価格もあまり安くなっていない。(Microsoftのライセンス料が原因?)そんななかAmazonでWindows10と最新のAtomプロセッサを搭載しているというONDA V820W CHというのが目に止まりました。いわゆる<中華タブレット>で本来、言語は中国語でAndroidWindowsのデュアルOSなのを販売店が日本語化しWindows専用としたものが送料ともで11,980円。モニターは8インチだけど、現在使用中のDELLのタブレットが5万円だったのを思うとコストパフォーマンスはすこぶる高く、ユーザーの評価も良かったのでこれを入手することにしました。
 販売店は日本国内の会社で在庫を持っていて発注後タブレットはすぐに届きました。起動には問題なけれど・・・blue toothが見当たらない。デバイスマネージャーにもハードウエアの表示は全くなくてソフトウエアの不具合?それとも組み立て時に部品を付け忘れた? 販売店に直接連絡すると初期不良としてすぐに交換してくれたので事なきを得たけれど、中国製品は買う方も売る方も心構えが必要な事を再確認させられるのでした。

 目的は本機上でニコンの Camera Control 2View NX-2 をスムースに作動させることですが、それには数点の周辺パーツが必要でした。
 まず接続の問題。この種のタブレットの入出力はスマートフォンと同じ仕様で、独立したUSBポートがなく充電ポートと兼用なのでカメラを接続するにはポートにUSB機器を接続するコード(OTGコード)が必要。バッテリーで使用するときはこれだけでよいけれど問題は駆動時間。小型軽量のタブレットのため電池の容量はあまり大きくないので通常の連続使用ではおそらく3時間も持たないでしょう。スタジオ外部で終日の撮影を考えると8時間くらい維持させたいが、モバイルバッテリーとカメラを両方接続して充電しながら撮影することはこのままではできないのです。そこで給電OTGケーブルというものを利用することになるのですがこれがどうもスッキリしない商品なのです。

 本来は接続したUSB機器に電源を供給するためのものでタブレット本体に給電はできないはずですが、購入者のレポートをみるとそのままで本体に給電できた人や、できなかった人や、ポートの変換アダプターを挟むとできるという人などまちまち。一応モバイルバッテリー(Anker PowerCore 10000)、給電OTGケーブル(PCATEC  Galaxy/NOTE/スマホ用OTGケーブル)、それに変換アダプターも用意していくつかの方法を試してみました。アダプターを挟む事によって結線の状態が変わるそうなのですが私の場合はアダプターを挟んでも挟まなくても本体に給電される事を確認。接続方法としては、タブレットを新規に起動してから、電源に繋いだOTGケーブルをタブレットに接続し、充電ランプの点灯を確認してUSB機器を接続するという手順なら問題はないようです。ただ、起動する前から電源が入ったケーブルを接続するとUSBは認識されないので注意。WEBの情報によれば電源からは2A以上の供給でもタブレットに給電される量は500mA程度らしいので、タブレットの使用中はバッテリー残量が増加する事はありませんが、休憩時などにスリープ状態になれば充電量はゆっくりですが増加していきます。総体としては維持できる時間は確実に長くるのでこれでなんとか7、8時間ほどはしのげるではないかと思っています。(つづく)

 

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