深夜放送を聴き始める切っ掛けは、中学1年の冬休みである。
4畳半と6畳間と台所とお風呂、トイレという借家住まいであったので、
両親らが寝た後、年賀状を書きながらラジオのスイッチを入れた。
当時の中波は、あまり遠くのラジオ局の放送を受信できなかったので、
ニッポン放送のオールナイト・ニッポンやTBSラジオのパック・イン・ミュージックなどは聞けなかった。
で、地元のCBCラジオから聞き始めた。
確か、「ビップ・ヤング」とかいう番組名だったと思う。
当時人気ブラス・ロック・バンド、シカゴのインスト曲に乗って始まった。
うろ覚えだが、中村美恵とかいうDJだったと思う。確か、水曜日担当。
裏番組は、東海ラジオの「ミッドナイト東海」。天野鎮雄、森本レオともう一人、女性だったと思う。3人で曜日を分けていた。
しばらくは、CBC派であった。
フィフス・ディメンションの「アクエリアス(輝く星座)」とか、リン・アンダーソンの「ローズ・ガーデン」とか、ドーンの「ノックは3回」とか聞いたであろう。
サイモンとガーファンクルの「コンドルは飛んでいく」、「明日にかける橋」、「ミセス・ロビンソン」、「スカボロ・フェア」も耳にした。
GSや和製ポップスと違う響きが胸を打った。
そして、FMラジオの時代がやって来る。
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