TOTO

お気楽主婦のお気楽な日記

5話…

2009-06-22 16:26:43 | 木村っち
家族みんなで集中して見てました『ミスブレ』5話。

4話の解決編と6話の事件編。
正直、半分ずつってのは…。
編集の意図なのか?時間の制約からなのか?
撮影はかなり撮って出しらしいし。
九十九君の中の人はどんどん痩せてきている。
九十九君の脳も何か変調をきたしているらしいんだけど…。
心身ともの健康をのんのん。

記憶障害の事件が終わって、
和音と堤防の土手に寝転ぶ九十九君。
緑と青い空がお似合いで綺麗。

科学警察研究の講演なのに、エアギターはするは、踊るはの九十九君。
都庁主催の講演会であれをするのは、やっぱり変人。
普通はしないでしょ?
中の人の得意分野ですけどね、場を盛り上げるのは。

講演会でも実験台にされた和音ちゃん。
可愛い♪
脳は形よりも色を先に認識してしまう。
これが次の事件の鍵になるの?
ま…4話なんて、神経衰弱は罠に使われただけで、
脳科学をもって解決はしておりませんが~。
お姉さんの心を癒したから、いいではないですかい♪

仲間さんの多重人格者がハマッていて驚いた。
この方の演技で感心したのは初めて(失礼だな)
彼女も世間の求めるプロトタイプの役ばかりで損な俳優なのかも?
今回の役はやりがいがあって、楽しいんではないかしら?
木村っちも多重人格者をして欲しいなっと♪
テレビドラマじゃ、なんだから…五月蝿いから…ぜひとも映画で。

来週が早く見たい!
ここまで続きを早く見たいのって、珍しいかも?

倒れた九十九君を蹴るカナコ。
「つくもさぁ~ん」とが飛んでそうに手を振るカナコ。
どれかの人格と九十九君は仲良くなったのか?
ウチの娘は「たぶらかしたな」と言っておったが…

とにかく、楽しみ♪



こんなに面白かったのに、お数字は下がるのねぇ。
ホント、水のモノ。
過酷なスケジュールで撮影する木村っち達のガソリンになるから、
高いほうがいいんだけど…。
もうこれにこだわるのは止めようかなっと。
良くても悪くてもね。
テレビ局の営業結果だけでいいじゃんかと。
視聴者が気にする必要はないと思う。
メディアは複合的になり、嗜好もバラバラになってきてるんだもん。
CM視聴量が多いのと売り上げが直結してるわけじゃないだろうし。
テレビ局も広告収入ばかりに頼らない方がいいんではないかしら?
もっと多角的に経営しなきゃ…って、
だからの映画事業部だったりソフト販売なんでしょうけど。

私の個人的な希望だと、アメリカのような多チャンネル、ペイチャンネル主流になってほしい。
見たい番組のためには視聴料を払うからさ。
多くの中から見たいものを選ばせて欲しい。
放送法もあるし、倫理的に危ない番組も出たりする危険性もあるとは思うけど。
視聴者が自己責任で番組を選ぶ。
そのためには選択肢を与えてくれなくちゃ。
ペイチャンネルだとテレビ制作はスポンサーじゃなくて、視聴者の方を向くだろうし。



今朝、初めて脳パンのCMを見た!
噂には聞いていたが…。
本当に脳パンだけが映っていた。
かといって、九十九君が脳パンを持って笑ったりするのもコワイけど。
ウチは脳パンを見つければ買ってます。
もう20個くらいは家族で食べたんじゃないかしら?
DHA入りだという塩キャラメルが好きなの♪
クセになる味ですわ♪
疲れた時とか、朝ごはんにグッド。
でも、カロリーが高いんだよぅ


『ICWR』…妄想あれこれ

2009-06-22 10:19:02 | ドラマ・映画
浅学な記事でお恥ずかしいかぎりですが…
まだまだ書いてしまいます、『ICWR』からの妄想じみたあれこれこじつけ。
(公開から2週間経つってんで、ネタばれしまくってます)







初期(?)の『ICWR』ポスターは、
ジョシュ君のお顔とShitaoを連想させる例の黄色いフードの背中。
(これは木村っちの背中じゃないと思うけど。現在はジョシュ君の全身)
背中には大きく白い丸に黒で×のマーク。
これはa yellow city worker's jacketだという設定。
(フランス映画配給会社の資料から)
日雇い労働なんかの作業着なのかしら?
Shitaoはお金…あんまり持ってなかったろうし、
そういう労働でもしてたのかな?
警察で指紋とられてたのも、不法就労か?
万引きしたからって設定だってのをどこかで読んだけど…
あまり納得できない…Shitaoは物欲がなさそうなんだもん。


監督の「キリスト教の図像学や美術への関心からスタートした」という発言から
このマークにもキリスト教関連だとする。
宗教画のようにアトリビュート(持物、シンボルみたいなもの)を探してみる。

あの×マークは聖アンデレ十字なのではないかしら?

聖アンデレは、十二使徒のひとり。 
聖ペトロと兄弟で、彼をキリストに導いたとも言われている。
初めは洗者聖ヨハネの弟子だったけど、
使徒ヨハネとともに最初にイエスに従うようになった。
イエスの教えを説いて周ったのだけど、
彼も同じく磔にされる。
そのときにX形十字架にかけられたと云われている。
この形の十字架を「アンドレアス(アンデレ)十字架」と呼ぶそうです。

このことから…Shitaoは物語の初登場(回想シーンは除く)で
すでに“殉教者”“十字架に磔にされる者” とされていた…のかな?




Dongpoが部下を苛む際の得物は…金槌?
無理やりな気もすれど…
12使徒の中から探すとなると
福音書記の一人、マテオのアトリビュートに斧がある。
近いのはこれかな~?
マテオはイエスに従う前は政府の徴税人。
そのころ金を直接取り扱うの職業はこの時代最も嫌われる職業の一つでした。
Dongpoはマフィアとして麻薬を扱ってる。
これもまた嫌われる職種ではあるもんね。

Dongpoさんといえば、あの黒地に黄色のお魚(?)柄のシャツ。
監督が選んだそうなのですが…なんともな柄…
でもあれが魚柄だと断定すると、
魚というのはキリスト者の象徴なのだそうですわ。
これを意図した?



Klineの象徴的なもの…何だろ?銃?ナイフ?
ストーリーのラストからすれば、
十字架から降ろす者ということでアリマタヤのヨシフ?

ヨシフは執政官ピラトにイエスの遺体の引取りを申し出た。
イエスの弟子の中にも逃げ出してしまう人がいたっていう状況なのにね。
イエスは彼によって亜麻布で巻かれ、香料と共に葬られたと、
どの福音書にも書かれている。
ヨシフはその後、殉教の旅に出たとされている。

Klineはミンダナオ島では川べりで水に浸かったりしてる。
水や川は聖なるもの。
洗礼は水にひたって身体を洗い清める。
清い水によって再生するともいう。
Shitaoに降り注いだ慈雨が流れて川になって…
Klineも癒した…のかな?

ラストのラスト、KlineがShitaoをお姫様抱っこして連れて帰る。
これはサン・ピエトロ大聖堂にあるミケランジェロの彫刻『ピエタ』を連想しました。
こちらは聖母マリアが息子キリストの遺体を膝に抱きかかえているのだけど。
「ピエタ」はイタリア語で“悲哀”なんだそうです。




そして、Lili。
この女性はね~私は好きじゃないの。
ラストは泣き叫んで、必死にShitaoに縋りついて欲しかった。
Dongpoが無理やり引き剥がして連れ帰るけど、
もう以前のようには生きられない。
それぐらいにShitaoに影響を受けて欲しかったの。
Shitaoは一時的な行きずり?

イメージするところでは、Liliはマグダラのマリアでしょうね。
「罪の女」だとか諸説がありますが…。
イエスの死と復活を見届けた証人。
(LiliはShitaoを見届けずに、とっとと帰ってしまいましたがぁ)
『ダビンチ・コード』ではイエスと結婚していて、子どもを生んだとしてます。
いろんな伝説のある聖人なのですが、
それぞれの福音書が共通して語っているのは、
悪霊に憑かれた病をイエスによって癒された、ということ。
ShitaoがLiliの麻薬中毒を治したのと重なりますね。
後は共通してないのですけどね…。

ここまでキリスト教との関連性を書いてますが、
監督はキリストを描きたかったのではなく、
それをモチーフとして散りばめただけなのかな、とは思います。


Klineの友人、Meng Zi。
ショーン君はとても格好良く、印象的だった。
んだけど、彼女(?)とのラブシーンでの9ミリ弾。
あれはどういう意味を含むのか???
何かの隠喩なのかしらん?
ついつい考えてしまいますの。

そういえば、Klineもストレス解消のためか?
お商売のお店に行ってましたね。
女の子の部屋に入って、彼女のブラ(?)を外すぐらいでシーンは転換してますが…。
私の妄想(?)では、彼は「できなかった」んじゃないかと?
ハスフォードの事件以来、精神的にもイ○ポなのではと思いますの。
そして、どんどん苛立ちは高まっていく。
Shitaoのお写真にストレスをぶつけるのは止めてくだされ。

冷蔵庫に貼ったShitaoの傷のコラージュ。
Klineは何故にShitaoが傷だらけなのかを推理はしなかったのかしら?
彼の力を知っていたか、知らなかったのかで大きく物語が変わるんだけどな~。

撮影したけど、編集でかな~りカットされていると聞く。
ディレクターズカットでDVD発売を求む。

『2046』もそうして欲しいんだけどなぁ。
未来電車の中の赤の照明、青白く光るハイヒールの底。
あそこの世界観は大好きだった。
全体は中年男の湿った恋愛だったけどね。
(トニーさんは色っぽいんだけどねぇ)
Takはワイヤーアクションもしているはずなのにぃ。