67歳からのフランス語学習

フランス語、時々仕事、たまには英語

フランス語学習がそろそろ1年目を終了しようとしています。

2014年08月13日 21時06分20秒 | 語学

そろそろフランス語を学習し始めて1年が終わろうとしています。若い時は簡単に覚えていた単語も今では確かに覚えるのに時間がかかり、同時に忘れるのは早くなってきております。つまり忘れる以上に覚えれば少しずつ語彙も増えてゆくのではないかとなるべくフランス語に接するように過ごしてきました。しかし振り返ってみますと、たくさんの単語を覚えましたが、フランス語の映画などをみると、ピックアップできる単語は少なくストリーの展開までは掴めません。しかし息子の住んでいる国からフランス語の書類が届いても訳すことにおいてはあまり心配しなくてよさそうです。

単語を覚えることよりも、フランス語の文章を理解するのも、1年もフランス語に接していますと文字になってさえいればかなり解ってきます。また趣旨もつかめますが、同じ文章を聞くと解らないという状況です。また文章が解っているにも関わらず、そのように聞こえないという現実もあります。従いまして難易度を順に並べれば、

単語の暗記ー>読んで文章を理解ー>音になった文章を理解ー>文を組み立てて発言

以上のような順番になると思います。しかしながらこの順番を逆にすることは理屈から考えても不可能なことですので、これからはフランス語で音で語られる文章により多く接することが求められるように思います。と同時に文章を組み立てて発言し発話を繰り返し、文章を覚えてゆくという作業に入るべきだなとも感じています。これがおそらく外国語を覚える順番なのだろうと思います。

ただ、母語では、まず周りの人の話し言葉を聴いて、無意識的に覚え、覚えた文章をつなげて自分の意志を示していたと思いますので、少なくとも小学校に入るまでは音のみによる単語の理解ー>文章の理解ー>自分で発言、という順番に覚えてきたのだろうと想像します。長じてから外国語を学ぶ一つの不利益は文字から学び始めるので、返って文字面に惑わされて、音を見逃してしまい、発音においても書かれた文字に引きずられ、とんでもない発音をしてしまう傾向があるようです。

つまり、文章を覚える時に、音を聴いて覚えるようにしないと、聞き取りもできないという事なんだろうと思います。道のりは長いのですが、最近単語の記憶速度がかなり上がりまして、短時間でかなり記憶に残るようになったと自覚しています。外国語であったものが少しずつ身近な言語になってきていると感じています。


 (文責)金子 株式会社スリースカンパニー
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