ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

ぞうの花子

2015年06月28日 | 雑記

井の頭公園のぞうの花子を見てきた。

井の頭公園の動物園には、ライオンもトラもキリンもいない。

ちょっと、大きい動物は、ぞうの花子だけである。

それも、かなりの高齢ときている。

このぞうの花子が、ドラマにもなった有名なぞうであることを
実は知らなかった。

更に、日本にいる一番高齢のぞうで、2歳の時に来て、すでに66年も
日本に住んでいるのだ。

ぞうの平均寿命が70歳くらいらしいから、68歳というのがいかに高齢かがわかる。

更に、過去、侵入した泥酔者と男の飼育員の2名が事故死した
という悲しい歴史もあったという。

そのため、一時、はなこは、前足を鎖でつながれ、やせ細ったらしい。

このはなこは、戦争に負けて打ちひしがれた日本の子供たちに希望の
光として、タイから送られた贈り物ということだ。

何故、タイが、そこまでしてくれたかというと、当時、アジアで数少ない
欧米諸国からの独立国だった中で、日本を支援していたらしい。

この井の頭公園には、もうひとつの花として、リスの小路というのがある。

リスが自由に走り回る小さな閉鎖された森の小路を人間が歩くという
ものだ。

この二つの花で、ライオン、トラ、キリンがいなくても結構楽しめる動物園だった。

 

 

 

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