マーク・ピーターセン氏の英文法の解説はわかりやすい。
この本は、日本人が苦手ともいえる18のトピックについて
要点を図解化し、英語の論理を「絵」としてイメージできる
ようにしたものだ。
絵が、ピーターセン先生と生徒の対話形式なのだが、
生徒がネクタイをしているのが、ちょっと、変だが...
さて、ひとつ、面白いと感じたトピックについて紹介しよう。
5.冠詞の問題
「a」を付けるか、「the」を付けるか、何もつけないか。という
言い方が、ちょっと、変だと指摘している。
あえて、「付ける」という言葉を用いるなら、本当は、「aや、
theのあとに名詞を付ける」と言ったほうが正解だという。
たとえば、「誰か1人の同時通訳者が必要だ。」と言おうと
すると、仮に、simultaneous interpreter(同時通訳者)
という言葉がすぐに思い浮かばないと、
We need a..a..a.. simultaneous interpreter. と、
その言葉を思い出すまで、aを繰り返すというのだ。
これに対して、「例の通訳者」を言おうとすると、
We need the..the..the.. simultaneous interpreter.
と、theを繰り返すという。
また、たとえば、次のような場合を考えると名詞に冠詞が
アクセサリのようにつくというよりも、異なる3つの単語と
考えた方が良いとのことだ。
a man : ある男 a eel :ある一匹のうなぎ
the man : 例の男 the eel: 例の一匹のうなぎ
man : 人類というもの eel :鰻の肉
以上
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