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Sleeping in the fields of gold

小麦畑で眠りたい

君、想ふ

2016-10-17 | Weblog

10月15日。
蜷川さん、お誕生日おめでとう。

ご存命であれば、81歳の誕生日であった。

5月に惜しまれつつも亡くなられた演出家、蜷川幸雄を偲ぶスペシャルイベントが、さいたま芸術劇場で催された。
無料ではあるが、事前予約で、結果は抽選。
劇場の会員メンバーの優先もあるそうなので、試しに出してはみたけれど「まぁ、当たらないだろうな」と思っていた。

それがね。
当たりました(笑)。

なんでしょね。
抽選と言いつつ、抽選ではなかったのかしらん?
葉書に一言添えたのですよね。

「蜷川さんのおかげで、シェイクスピア劇を観に行くようになりました。とても寂しいです」と。

そのおかげだったのでしょうか。

蜷川さんのシェイクスピア劇のほとんどを支えている翻訳家の松岡和子さんがMCでいらしていた。
蜷川シェイクスピアによく出演されていた瑳川哲朗さんや横田栄司さんが、蜷川さんとの様々な思い出話をしてくれて、楽しかったなぁ。横田さんはお話がお上手で、本当にエンターテイナー(笑)。皆さん、舞台俳優さんだから、本当にマイクなしでも見事な声量と美しい声質。たまらんねぇ。

蜷川さんのシェイクスピアは、それなりに足を運んで観ていたのだが、それでも観ていないのもたくさんあって。
観ておきたかったなぁというのが、結構あるなぁ。
有名な「蜷川マクベス」を観ていないのよねぇ。

さいたま芸術劇場では、蜷川さんのシェイクスピアシリーズをずっとやっていて、残る作品はあと5作品だったのそうだ。
そして、一番最後の作品は「テンペスト」を予定していたらしい。
これはシェイクスピア自身、晩年に書かれた作品で、身じまいのようなそういう作品であったと。
蜷川さんもそういうつもりでいたろうと。

観たかったですね、蜷川さんの「テンペスト」。
横田さんが、その一節を朗読してくださった。

なんかねー。
プロスペローのその口上を聞いているだけで、しんみりと涙がこぼれましたよ、アテクシは。
老いるって、切ないよね。

横田さんはまだお若いから、プロスペローには早いかなとも思うけれど。
松岡さんが「いつか演らないといけないわね」と横田さんに言っている姿が良かったな。

未見だが、「リチャード2世」の演出シーンもビデオで見せてくれて。
若い世代の俳優さんはまだまだなんだけれども、それを差し引いても、とてもいい演出であるのは確かだった。
あぁ、見逃して惜しいことしたなー。

そしてイベントの最後に重大発表。
さい芸の2代目芸術監督に吉田鋼太郎さんが就任したと。

あらぁ。
鋼太郎さんは素晴らしい俳優さんで大好きだけれど。
自身の劇団も持っているのに大丈夫なのかなー?と。
それに良き俳優さんが良き演出家になれるかというと、どうだろうねと思うのよねー。
蜷川さんは自身は俳優として大成しなかったから、いい演出家になれたのだろうとも思う。
そういうのって、たぶんあるのよ。

ま、でもシェイクスピアをよく知っている俳優さんだから。
安心だけれど。

劇場のロビーにはいままでの舞台写真の展覧会が開催され、大稽古場も開放されていた。
稽古場に蜷川さん所縁の机や椅子、舞台の大道具、小道具などが展示されいた。

「海辺のカフカ」で使われていたガラスケースも展示されていた。
アテクシ、これ、すごく好きな作品だった。原作を読んだことがなかったのだけれど、去年、海外公演の凱旋公演で再演していて、介護で時間も取れなかったのだが留守番を母に頼んでようやく観に行けた作品だった。
だから、より思い入れが強いのかもしれない。

冒頭、ガラスケースに人々が収まって、移動する。宮沢りえちゃんが青いドレスを着てね。
とても幻想的で綺麗な舞台だった。
阿部海太郎さんの曲も綺麗でね。寂しくて。

そのケースの間を、暗がりの中で一人で歩いた。
(周りにはたくさんの人がいたのだけれど。そのガラスケースの間を歩く人は、その時いなかったの。独り占めできて幸せだった(笑))

一度でいいから。
蜷川さんと直にお話してみたかったな。
稽古中にもものすごく罵倒される方だったけれど、その罵倒する語彙が豊富で、アテクシはそれを聞いていると「ぷっ」と笑いたくなってしまうところがある。刺さるしキツイのだけれど、当たっているんだよね。
オブラートに包まない直截なる物言いって、厳しいけれど、ある種心地よかったりもする。
あの人は、そういう人であった。
それに、冷たい人ではない。

とても、優しい人だったと思う。

奇しくもさいたま芸術劇場の創立記念日で。
蜷川さんのお誕生日で。

もう彼はいないけれど。
来年の蜷川マクベス再演。必ず観るゎ。
そして、鋼太郎さん演出のシェイクスピアも。

シェイクスピアは高尚なんかじゃない。
あれは当時の大衆演劇だもの。
でも、人の本質というものを確かにとらえている。
だから、何百年経っても、色あせない。

人間って結局。
何百年、何千年たとうが、変わらんのよ(笑)。

蜷川さんがシェイクスピアを選んだのも、そこでしょう。
そこに「全部」あるんだもの。


帰り道。
大きなまんまるとした黄金色の月が、静かに夜道を照らしていた。



それはどんな風か

2016-10-14 | Weblog

う~ん。
「ノーベル文学賞をボブ・ディランが受賞」というテロップが流れた時、「は?」と思った。

なんつーか。
それはさぁ。

『飛び道具』的なところがあるよね。
ネタ作りというか。

ボブ・ディランが嫌いなわけではない。
好きも嫌いもない。たいして知らん。
なんとなく耳に挟んだことはあるくらいで。

反戦、反核などの社会性のある歌を歌っているということはあるのかもしれないし、メッセージ性の高いよい歌詞なのかもしれない。
でもね、歌詞は「文学」なの…?

歌詞はメロディが付随することを想定して書かれているものでしょう?
そうした「音楽」を評価する賞は世の中にいくらでもあるし、実際ボブ・ディランも色々受賞していることでしょう。
彼はすでに音楽界で正当に評価されている。

ビジネス的な話になってしまうけれど、今出版界は先細っていて小説もなかなか売れない。
ネットが一般的になり、スマホで何でも済んでしまう時代になって、じっくりと紙の本をわざわざ家にスペースを取ってまで買おうという人は少なくなっている。

そういう中で、国内の文学賞やノーベル文学賞というのは、いわば「頼みの綱」でしょう?
唯一、本が売れるシーズンなのに。

ボブ・ディランが「ノーベル文学賞」なら、世の中、なんでもありだよ。鈴虫だってグラミー賞もんだろう。
選ばれなかった、小説や詩を一筋にやってきている文学者たちは、「ボブ・ディランの書いた物より、自分たちの作品の方が劣る」ということになってしまう。これは相当な侮辱だ。
「選ぶ価値のあるものが、他にない」ということだもの。

歌詞は音とあいまって、初めて「一つの作品」となるものだろう。
文字そのもので勝負しているのとは、違う。

文字以外の付随した価値までもひっくるめて評価するというのであれば、もっと評価されるべきものは多々ある。

世の中にはそれこそ「文字を持たない民族」の口伝する物語、だってあるだろう。
ボブ・ディランが文学賞に選ばれるのであれば、なぜジャングルの奥地に生きている人々の「どこにも書き残されていない彼らの文学」が選出されないのか?


「新しい風」を吹かせるというのであれば。

それは「既存のものの掘り起こし」であっては、ならない。






立ち止まる

2016-10-13 | Weblog

夜になってTV画面にニュース速報が流れた。

「タイのプミポン国王が死去」と。

あぁ、亡くなられたか。
タイに別に所縁があるわけでもないし、実際行ったこともない。

以前、タイ人の知人は何人かいて、美味しいタイ料理をご馳走になったりしたことはある。(味は美味しいと思うのだが、残念ながらアテクシは辛いものが苦手(笑))
細身のたおやかで優し気な女の子が多かった。

行ったことはないが、タイでは朝だか夕刻だかに国歌が街で流れるとか聞いたことがある。
そうするとタイ国民は皆、一様にその場にしばし立ち止まって、プミポン国王に対して祈るのだとか。

敬愛されていた国王。

齢88歳で亡くなられたのであれば、大往生と言って然るべきだが。
それでも、タイ国民の喪失感は大きいのだろうなぁ。

「微笑みの国」という割には、政治も不安定でちょっとしたことで、ちょこちょこクーデターまがいのことが起こる国。
それを下支えしていたのが、プミポン国王の存在であった。

その要を失った今、政治経済が荒れないといいけれどなぁ。

在位70年ということは、彼は18歳から国王としてその生涯を国民に捧げたのだね。
決していいことばかりではなかったろう。もっと自由に生きてもみたかったろう。
確か、彼はジャズが好きでCDとか出しているんだったよねw。

長い間、お疲れさまでした。
どうぞ、今はゆっくりと休まれますように。


翻弄

2016-10-12 | Weblog

最近、アテクシは翻弄されている。

携帯が壊れて、ついにスマホデビュー。
まさに「ありがとう~、さようなら~携帯~♪」の世界である。
使い方も良く分からないし、何より電池の減りが早い。
毎日、充電とかバカじゃないのか。

しかも、気づいてみれば電池交換を自分でできる雰囲気がしない構造なのだが、これいかに?

便利なんだが、無駄に電気を食うだけなのだか、よくわからない。

そんななかで、アテクシは最近、あるゲームアプリをダウンロードした。
ふむ。文明的だ。いまどきだ。

ポケモンGOか?
違うぜ…。

『囲碁』

そうさ、囲碁だ。
あら、ぽっちりさん、囲碁がおできになるの?

「できません」(断言)

全く、ルールも知らない(笑)。
なのに、囲碁。
AIと突然、戦ってみる。

ハンデたっぷりつけて、一番小さい碁盤でやってみる。
20回くらいやってみても、まったく勝てない(笑)。
(だって、そもそもルールを知らない)

なんとなく「陣取りゲーム」であることは知っている。
それがアテクシのMAXの知識である。

なので…。
ただ、適当にポンポン碁石を置いてみるだけである。
そして、結構埋まって「あら、これは勝てるんじゃないの?」なんて思った瞬間。
相手の一手で、さーっと碁盤半分くらいのアテクシの石が一斉に消えていった!

もうね、この瞬間は唖然として。
思わず笑っちゃいましたよ。
カタルシスだぜ!

で、結局。
試合はやはりアテクシには早すぎるのだろうと。
今は詰碁のアプリをダウンロードし、ちまちまと。
さっぱりわからんが。
手順とか教えてくれたりもするんだが。

なんでそれで「詰む」んだ?という根源的なところが、いまだに不明(笑)。

ただね、ちょっと分かってきたのは。
囲碁ってのは「腹黒い」ゲームですよ、あなた。
真っ向から、相手の陣地に攻め込む、とかしないのです。

自分の布石を誘い水として、相手に取らせ、そのことによって最終的に自分の思い描く形に誘導していくという。
なかなか性格が悪くて、楽しいです♪

もう、アテクシ好きな趣味がことごとく「ご隠居」だと思う(笑)。
(ひょっとすると気づいていないだけで、もう、死んでいるのかもしれない。)

シンプルだけど、なかなか奥深く頭の体操になりますなぁ。
とりあえず、ルールを知りたいゎ。(←まだそこか(笑))







ほんとに大丈夫なのか?

2016-10-04 | Weblog

先日、市の助成で乳がん検診と子宮頸がん検診を受けてきた。
乳がんは2年ぶりくらいで、子宮がんはちょっと間空いちゃって10年ぶりくらいだなぁ。
見ず知らずの男性の前で、股間開くって結構なもんですよ、ほんとに(笑)。
で、膣に検査キットを挿入されますんでね。なかなかのもんですよ(笑)。
ま、とは言え、背に腹は代えられん。

本日、乳がん検診の結果が郵送で届いた。
ドキドキよね。いつも。

マンモグラフィーを2人の医師がチェックしてくれた結果が出ている。

一人目の医師の所見では、左に乳房に「腫瘍」とマークされていた。


?!


うわぁ。マジッすかー。
小林真央ちゃんが他人ごとではないかも、と思いつつ。

2人目の医師の所見では「良性の石灰化」と。
(たぶんこちらの先生の方が経験値が高い先生のよう)

で、総合的な判断としては、「精密検査の必要なし」であった。
ホッと胸をなでおろすよね。

でも、腫瘍の所見の先生がいるって、大丈夫なのか。
数年経って、やっぱりあれがねぇ、なんてことにならないといいんだけどさ。

北斗さんや麻央ちゃんのおかげで、皆さん婦人科系の検診も割と受けるようになってきているかもしれないけれど。
大抵、どこの市町村でも癌検診などの助成金があると思います。

助成があれば大抵1500~2000円程度で各検診を受けられるので、お住まいの市町村にそうした制度があるのであれば、是非、時間を作って受けておいた方がいいですよ。
早期発見すれば、十分助かることも多い病ですので。


ゲス川谷

2016-10-04 | Weblog

いや、ほんにこの人は「名は体を表す」で実に「下衆」だと思うが。
こういう人に引っかかる方も、引っかかる方だな。

男の魅力って何かと言えば。
「責任能力」ということ。

自分に非があろがなかろうが。
自分が関わったことに対して、自発的に「矢面に立って、自分の大切な人を守る能力」の有無。

ゲス川谷は皆無でしたなぁ(笑)。

むしろ、女のスカートの中に隠れるタイプの人でした。

クズだなぁ、マッシュ頭(笑)。

キノコ頭ごと、マッシュしてぐちゃぐちゃに潰したいよね。
ポテトサラダとか作りたい(笑)。

結局、活動休止とな。

一緒にやってきたメンバーは本当にイイ迷惑。
賠償金請求してもよかろうもんよ。

ゲスどころか、クズだよなぁ。
アデュー!(笑)

未成年との飲酒は「両成敗」やあらへんで~?w
オツムは幼児でも、外見は年取っているから、責任とりやー?

使えねぇ…

2016-10-03 | Weblog

あぁ、こういう言い方良くないなって思うのだが。

今日は愚痴だよ。

状態が良くない人はスルーしておくれ。
楽しいネタじゃないから。

溜息が出る。

父は難病を患っていて現在介護施設に入っている。在宅だった頃に比べたら随分と楽になったが、その分お金はかかる。
月30万はかかっているよね。正直、生活もカツカツどころか、足が出る。施設に入ったとはいえ、数週間おきに様子見に行かねばならないし、こまごまとした事務関連で連絡はくるし、役所へ行って様々な手続きをする必要もある。まさに、貧乏暇なしである。

難病の手帳は持っているのだが、実は障害者手帳は持っていない。
でも、障害者手帳がないと役所関連での待遇や介護タクシーなどの援助が受けられないことが多い。
ので、取った方がいいのかなぁと。

でも障害者手帳を申請するには、また指定医に診断書を書いてもらわなきゃならない。
要介護度に応じて、自動的に障害者手帳とか取れないのかねぇと思う。
病人を毎回毎回、病院へ連れていくだけだって手間だし、交通費もかかるんだよ。
トイレの介助もせにゃならんし、一日仕事だろう。

父の介護施設では提携病院というものがいくつかあって、そこへ行く分には施設が車を出してくれて交通費がかからない。しかし、それ以外の病院にかかると交通費が実費負担になる。なので、施設の最寄りで、障碍者手帳の指定医がいるところを調べると、1ブロック離れたくらいのところにH診療所がある。一番近いし、そこで診断書を書いてもらえるならそれでいいかと。施設のケアワーカーに日時予約などをお願いしたのだ。それがすでに1週間くらい前の話である。

ケアワーカーから電話がきて、H診療所に問い合わせたところ「それまでのかかりつけ医があるのなら、そちらに行った方がいいんじゃない?」という回答だったんです。と。難病の拠点病院となっているところは電車でも5-6駅離れたところにあって、普通のタクシーでいくと8000円くらいかかる。片道。介護タクシーなら15,000円くらいかかるだろう。そこに行ったからといって何か特別なケアがあるわけでもない。父の病は所詮、現時点での医療技術では治療法がないので、別にどこで診察してもらおうと障害者手帳の基準をクリアするだけなら同じだと思うのよね。

それを「かかりつけ医に行ったら」という回答だったと。
1週間待って、ケアワーカーからのこの回答は、要するに「何の進展もしていない」ということよね?

あのさぁ、君は仕事ができない人なの?
その時点で結構イラッと来た。

H診療所に頼んでいるのは、そのことにメリットがあるからだ。
病人を遠方まで運ぶこと自体大変なことだし、付き添いの有料サービスがあるという話だったのに、いざとなってみれば「ご家族に付き添いを」となる。だったらせめて、診察予約をお願いしているH診療所で予約を取れよ、ケアワーカー!

遠方の拠点病院に行くくらいなら、隣駅近くの総合病院に定期的に通えるうちは通っていたので、ならばそこにした方がまだマシだと伝える。だが、この病院は介護施設の「提携病院」ではないために車の送迎をしてもらうとその分「実費」がかかる。しかも車の空きがないから予約が取れる日にちも施設優先の都合で決める。

近くの総合病院のかかりつけ医の名前をケアワーカーに伝えて、その先生で予約を取ってもらうようにお願いする。
すると5分後くらいにケアワーカーから再度電話がきて、「障害者手帳の診断医で別の先生がいるので、その先生に普通の外来で一度診察を受けてもらって、その後再度、様々な測定などが必要なのでその予約を入れてもらうという形になります」と。

いやいやいや…。
アテクシさっきさ、かかりつけ医の名前を教えたよね?神経内科の本田先生で予約を取れって。なんで別の先生の経過もなにも知らない先生の、しかも「外来」で行くのよ?かかりつけ医に診察されないなら、その病院に行くメリットないっしょ?

ケアワーカーさ、バカなの?
マジでイラッときて、「さきほど本田先生で予約を取ってくださいとお願いしましたよね?別の先生の外来で受けるなら、わざわざその病院に交通費をかけていくメリットがないじゃないですか」
声にもかなりの苛立ちが表れていたんだと思う。

「それなら『やれないことはない』という最寄りの診療所の先生がおっしゃっていたので、そちらにしますか?」


は?

そもそも、だから最初からそこに予約を入れてくれとあなたにお願いしただろう?
でも、そこの先生は乗り気じゃないんだよね?要は「やりたくない」のでしょう?
だから別の病院に交通費を自腹で負担しても行く話に今なっていたんだよね?
で、予約を入れてくれとお願いした先生に予約を入れないで、病院の受付の人が言うままに「ハイハイ」と聞いて、こっちに伝えているわけよね?
あなたさー、自分の意思はないのか?
なぜアテクシがこういう要望をしているのか、ちょっと考えれば対処法なんて分かるだろうに?
自分で決断できないくせに、人の言ったこともその通りにやらないよね?

悪い方ではないだろうし、人のいい人なんだろうとは思う。
でも、なんか日和見的だし、リスポンスも遅い。
遅いなら、ある程度筋道が立って、選択肢をいくつか用意してから、こちらに連絡してくれるのならばまだしも。

1週間経っても何も予定がアレンジできていないし、こちらの要望を聞いてもいない。
そのくせ、何かと金だけは取る。

かなりイラつきましたね。
苛立ちが声に出てたと思う。

アテクシね「仕事ができない人」嫌いなんですよ。
無駄な連絡の往復を何度もするの、嫌なんです。

この程度の仕事しかできないのなら、アテクシが自分で交渉した方がよっぽど事はスムーズに運ぶ。
主張ははっきり告げないと、ことに病院相手とかなったら殿様商売なんだから、通るものも通らないんだよ。
気後れしていたら、何も進まないよ。

っとに、使えねーな、コイツ。

時間と労力の無駄だわ。

結局自腹切って交通費負担して、朝の9時から病院の付き添いでアテクシが出向かねばならない。
しかも最低2度は出にゃならん。

使えねー施設に、使えねースタッフ。
月30万払ってこの体たらくかよと思うと、泣きたいわ。マジで。



不完全燃焼

2016-10-03 | Weblog

ん~。
どうにも青い炎が出ない感じである。(注・青い炎は完全燃焼)

先週、4年半通ったストレッチ教室が終了してしまったので、なんか代わりのものがないかと探していた。
幸い、最寄りの駅前にストレッチとビギナーのバレエ教室というのがあった。1hしかない本当に初心者向けのものなので、どんなもんかなぁと思っていってみた。

結果:
ん~、なんだかなぁ。

でした。

初めての場所なので、先生にも最初にご挨拶をしたのですよ。
でも、ものすっごいシャイな先生みたいで、あんまり目を合わせて話さないんですね。
で、前髪が目の上にかかるくらいに長くて、なんか鬱陶しいの。

うつむき気味に早口でもしゃもしゃしゃべるだけ。
え゛?
よく聞こえないんだけど?(ちょっとイラッとする)

いやさ。
バレエの先生ってさ。
綺麗でナンボでしょう、と思うのよ。
派手であれ、ということではなく。

スタイルも顔つきも。

ほほぅ♪と嘆息が出てしまうくらい、綺麗であってほしいのね、アテクシ。
前のストレッチの先生はそうであったの。
化粧っ気とか全然ないさ。
でも、肩甲骨とか腰の滑らかなラインとか、ふくらはぎのラインとか。
綺麗なのさ。

しかも、ひょうきんもの。

今回の先生も、もちろんちゃんとした技術は身に着けていると思うのだが。
好きなタイプの体つきではないのねー。
ダンサーでもね、骨太のごつい体型の人と、細いしなやかな筋肉がついている人がいて。
今回の先生は、どちらかというと前者なのね。

で、初めてだって言ってんのに。
ストレッチとかめっちゃ早くてさ。
仮にバレエがものすごくできる人だって、初めてでその教室のレッスンの手順を知らない人は分からんやん?
ましてやろくにできないアテクシみたいなもんはさ。
少しは口頭で説明しろやと思う。

今回は完全にバレエ用のストレッチで、ほぼ呼吸とか無視している感じの早さでいくので、全然リラックス感がなかった。
ん~、あんまり好きじゃないなぁ。
前にやっていたストレッチはヨガの要素なんかも取り入れた「呼吸」を大事に使うストレッチだったので。

残りの30分くらいをバーレッスンなんだけれども、音をかけないでカウントで基本動作を確認するだけで。
ようやく身体が温まってきたくらいで、1時間のクラスだから終わり。

わぁ、不完全燃焼だなぁ。

下手だけれど、もうちょっとバーレッスンしたいよ。
バー好きだもの。

オープンクラスなので予約も必要なく、好きな時に行ってその都度お金を払えばいいというなかなか良心的なシステムで、駅前だし好条件なのだが。
なんかあんまり楽しくなかったんだよなー。
もそっと上のクラスもあると思うんだけれど、同じ曜日だからたぶん同じ先生だよね。

あんまり先生に魅かれなかったしなー。
人の目を見て話さない人は、アテクシ嫌いなんだよねぇ。

他にも色々探しているんだけれど、なかなかちょうどいいのがなくて。
あー、返す返す、お辞めになってしまったストレッチ教室の先生ってほんとにイイ先生だったんだなぁと実感。

先生に惚れないと、続けられんのよね、こういうもんは。

バレエもやりたいのだけれど、ハード過ぎず、あちこち痛い所があるのでコンディショニング・バレエ的なことをやるとこがいいんだよなぁ。最近、腰痛がひどいの。しかも右側だけなんだよな。レッスン後、余計に痛くなる。辛い…。ヘルニアとかじゃないといいんだけど。

なかなか丁度いいのがないなぁ。

数駅先にエアヨガのお教室が新しくできたらしい。
やってみようかな。
宙ぶらりん(笑)。
一度やってみたい。(でも、無料体験がないー。)





また、いつか…

2016-09-27 | Weblog

寂しいね。
先日、4年半くらい続けてきたストレッチ教室の最終レッスンだった。

先生がお引越しされ通うことが難しくなり、また、代わりの先生も見つからなかったので、講座そのものがなくなることになった。

実感はないけれど、あっという間の4年半だったなぁ。
五十肩とかであちこち痛い所があって、肩を動かしたりもできないような状態であった。
バレエは昔から好きだったけれど体重も増え、もうバレエをやれるような身体の状態ではなかったところで、ちょうど見つけたリハビリのようなストレッチと、少しだけ初心者向けのバレエのバーレッスンがついたコース。

元々バレリーナの先生なので、美しいですねぇ。ほんとに。
身体のすべてが美しい。
骨から筋肉から、すべて。
見ているだけでも、幸せであったなぁ。

最終日は短縮してレッスンを1時間ほど行って、あとは皆でお菓子を持ち寄ってパーティをした。

最後のバーレッスンを駆け足でやっていた時、深くグランプリエをしながら馴染みの練習曲を聞いていたら、なんだかじんわりと泣きたくなっちゃったなぁ。
「あー、これで最後なんだなぁ」と。
結局ね、アテクシ、バレエのバーレッスン好きなんですよね。(センターは嫌い(笑)。バー命(笑))
たぶん、皆、その日はいつもより一生懸命頑張ってやったろうなぁと思う。

年を取ってからバランスを取るのが本当に難しくなってきて、フラフラとするようになった。
若い頃は難なくできたことが、今はちょっとルルベ(足指だけを床につけてする半つま先立ち)するだけでふらついている。
体重の増加と老化と、筋力の低下と。ヘレンケラー並の3重苦だな(笑)。

そんな中で、4年半。
よく通ったのですよ。
自分の都合で休んだのは、おそらく一日だけ。なかなかえらいでしょう?(←貧乏なだけ)
や、アテクシ自堕落なのでね。サボりだすと、そのままドロップアウトしちゃうんだよ、絶対。
だからなるべくそうならないように、できるだけルーティンとして通っていた。

メンバーの皆さんも、案外連絡先とか知らないのよね。
特に交換もしなかったし。
でも、それぐらいの関係がいいんだよね、習い事って。


先生も益々のご活躍を。
4年半。本当にありがとうございました。
鬱々とした辛い日々から抜け出せたのも、先生のおかげでした。

とても楽しい日々でした。


また、いつか。
どこかでお目にかかれますことを。






憧れ

2016-09-21 | Weblog

「憧れ」ですな。
おそらくは一生、手にすることはないでせう。

IWCの時計。
いやぁ、綺麗だなぁ。

シンプルだけれど洗練されていて、優雅。
男ものらしいのだけれど。

アテクシね結構好きになるの、男物多いんですよね。
哀しいかな。

雑誌を見ていたら、IWCの広告が乗っていて。
それもサンテグジュペリをオマージュしたもの

綺麗でしたねぇ♪
こんなのが買えたらなぁと思ったけれど、ふと広告を見たら、300万円くらいする代物でした(笑)。
無理、無理!

サンテグジュペリが好きなのです。
無人島に一冊だけ本を持っていけるとしたらと言われたら、おそらく『星の王子様』を選ぶであろうと。
『夜間飛行』も好きです。このお話に出てくるリヴィエールという厳しいボスがアテクシは好き。
サンテグジュペリ自身、実際にパイロットで空が好きで、飛行機が好きで。
第1次大戦中パイロットとして活躍した方です。けれども殺し合いは好きではなく、偵察機として武器を搭載せず飛んでいた時に、行方不明になったきり。文字通り、空に消えてしまった人。

ある意味、幸せな人かと。

確か十数年前に、その(おそらくは)撃墜された機体が地中海から出てきたんですよ。

フランスがユーロになる前の50フラン札は、サンテグジュペリと「星の王子様」の柄でした。


ま、こんなレベルの時計買わない(もとい、買えない)のでいいんですが。
ただただ、目の保養♪


IWCの時計、もし気に入ったのを一つ手に入れたら、アテクシもうそれでいいなぁ。
他はいらない。

本気で選んだ一つを、こよなく愛したい♪


まったくアテクシは(無駄に)お目が高いったら~w。



おそらく

2016-09-21 | Weblog

かなりの確率で、あと数週間以内くらいに洗濯機が壊れる気がする…。
断末魔の悲鳴をあげて、回転している。
だましだまし使っている感じ。

ゆえに洗濯はどうにかなっても、乾燥機能が使えず。(壊れるのをできるだけ引き伸ばしたいので(笑))
追い打ちをかけるように、連日雨模様。
乾かん…。

洗濯物がチベットの旗みたいに部屋中にあるよー。

なんかもー、ほんとにお金かかる時に限って、あらゆるものが壊れてくるなぁ、おい。
どうすんだよ。

頭痛い。

砂時計

2016-09-20 | Weblog

海老蔵さんの奥様、麻央さんが癌の闘病生活をブログにあげているという。
その中で、肺や骨に転移が見られるという報告をされたそうだ。

家族以外にそこまで報告する義務もないわけだし、そんなに自分を追いつめなくてもいいのになと思うけれど。
入院しているとやることもないし、話す相手もそういないから。
人と言葉を交わしたいのかもな。
黙っていると、どんどんストレス溜まってしまうだろうし。

強い人だなとは思うけれど。
近いうちにブログを更新することも難しくなってくるだろう。

コメントへの返信とかも負担になってくるだろうにと思うけれど。

まぁ、彼女が望んで選んだことだし。
やれるだけやればいいのだが…。

見ている方も、結構辛いんじゃないかなと思うんだけどね。


手のひらから砂のように零れ落ちる時間を、いま彼女は見つめている。




ぎりぎり

2016-09-20 | Weblog

あぁ、もう。
ギリギリである。

帰宅して閉めきっていた窓を開け…ようと思った。ら。
目の前に猛スピードで向かってくる黒い飛翔物体。

思わずビビって窓にかけた手が止まった。

奴はぎゅい~んとすんごいカーブを描いて逸れていった。

あ゛。
蝙蝠だ。

あれ、開けていたら入ってきたかもしれんなぁ(笑)。

網戸のある方だけ少し開けた。
それでも目の前を何度かぎゅい~ん、ぎゅい~~んと舞っている。
視力悪いのにねぇ、ちゃんと障害物分かるのね。

何十年も前に、コスタリカを旅した時、夜になるといっつもこうして蝙蝠が部屋に入ってきていたなぁ。
ベッドの前を掠めるように飛ぶので、最初「なに?」とぞっとしたものだ。


懐かしいなぁ。
あの頃は、アテクシも若かった。
分かっているようで、何もわかっていなかったなと思う。

蝙蝠を見ると、いつもこの時の風景を思い出す。

こんなとこにもいるんだなぁ、蝙蝠。
いっぱい虫を食べておくれ。

特に蚊(笑)。


次々と

2016-09-19 | Weblog

もうね、なんだかね。
次々と色々なものが壊れていくので、いやになっちゃうよ。

ふぅ。

この前、携帯が壊れた。
ガラケーも古いタイプで、もはや巷で使っている人を見かけないスライド式。
7-8年使った?(笑)一度、電池は交換したのだけれど、メールと電話くらいしか使わないから、それで十分だったし。
起動も怪しくなってしまって、あぁ、さすがにこれは買い替えだろうなと。
面倒くさいの。
全然興味ないし。
なければないでも、おそらくやっていけると思うのだけれど、緊急時に父の施設から呼び出される可能性があるので、やっぱり必要は必要なんだよね。

で、それに先だってWi-Fiにしなくてはいけなくて。
そうです。アテクシずっと有線LANだったのです。
だって、それで事足りたんだもん(笑)。

Wi-Fiルータ買って、設定とかこれまた、あーもう面倒。
どうにか自力でできたけど。

これで一安心かと思ったら。

今度は電気ケトルが壊れた。
というか、電気系統は全然使えるの、問題なく。
ただ、プラスチックが経年劣化して、ぽろぽろと水の中に混じるようになってしまって。
さすがにこれもなぁ…。
身体に悪いでしょう。

これもないと、やっぱりお湯沸かすのに不便なんだよなー。
ゆっくりお茶を飲みたい時とかは鉄瓶で沸かす時もあるのだが、ちょっと紅茶一杯飲みたい時とか、インスタントのお味噌汁で済ませちゃう時とか、便利なのよ、結局。

しょーがない。
これも買い換えました。

これで終わりになってほしいが。

さっきから、なんか洗濯機の音が変…。
あ゛ー。
嫌な予感…。

なんか次々と、壊れていく…。
お金ないんだってー。
困るよー。

かと言って、生活必需品は背に腹は代えられないもんなぁ。


きれいなもの

2016-09-17 | Weblog


バスに乗っていた時、一番前に座っていた女性。
襟元がゆるいV字の黒のトップスに、顎のあたりまであるやわらかにウェーブがかった、ほんのり栗色に染めた髪。
スマホで曲を聞いているのか、少しうつむき加減であった。

見えるのは、彼女の背中だけ。

ただ、その襟元から覗くシミ一つない背中に、頚骨と背骨がうっすらと浮き上がっていた。
ガリガリにやせているとか、そういうことではなく。
細身の女性であったから、綺麗に骨の形が浮き出ていたのだ。


午後の日差しが、時折その白い背中にちらちらと注いで。


とてもきれいだった。