鉄道模型趣味誌 TMSが、創刊1000号を迎えました。
おめでとうございます。
昔からの表紙が載っています。 創刊は1947年です。 私は何号ぐらいから読み出したのか記憶にありませんが、100号の表紙は見た覚えがあります。
私が読み始めたのは中学1年の時に級友が教室に持ってきていたのを見て購読し始めました。
さて1000号の内容ですが、
編集長の名取さんが、1000号を迎えてと書いておられますが、私が実感していた模型界の進捗とほぼ同じであり、懐かしい昔を思い出されます。
この号には付録にデーターベースのCDが付いています。 このため、本自体はものすごく分厚くなっています。
そして、今月号に限り、2000 円となっていますが、記事も多く、DBもついていることから、妥当な価格だと思います。
本の内容ですが、初めにHOの蒸気機関車の製作記事ですが、これが半端ではない。 パイピングなどの精密さはもちろんですが、前進後進でラジアスロッドが動く、オイルポンプも動く、そして、ライト類のスイッチにも工夫がある。 煙室扉を開けるとライトのスイッチがあったりテンダーのテールライト系は吸水口蓋がスイッチになっている。
運転室の機器は、見開きで大きな写真が載っていて、もちろんHOの実物よりも遥かに拡大されている写真ですが、実車と見間違うほど精密に作られています。
一方、次の記事では、情景で、Nゲージの海の横を走るモジュール。 これまた素晴らしい。
とてもNゲージとは思えない作りで、これもまるで実景の様に感じる。 恐れ入ります。
その次の記事は技術系の記事で、スマホも使っている。
それからいろいろな記事があって、目玉が飛び出しそうに驚いたのが
この記事で、蒸気機関車の様なボイラーがついた機関車が電気機関車である。
実車にこういう電気機関車があることは全く知らなかったので、驚いたのですが、それを模型化している。
そして、1000号記念ということで「私の1000分の1」という、今までで一番記憶に残った記事を読者が書いています。
この中には私の書いた記事も含まれているのですが、人それぞれ記憶に残った記事は違います。 模型の好みは千差万別ということでしょう。
その他、対談記事なども含めて、さすがは1000号記念と言える内容ですので、是非購入してご覧になって下さい。
今月号は18日発売なので、今日発売のはずです。
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