鴨川です
1〜2週間前かな? 桜が満開の頃です。 天気が良いのでみなさん鴨川の岸辺を楽しんでいます。 この右が京都植物園です。
ここに大きなホールがありますが、小さなホールもあります。
その小さなホールで
大萩康司さんと朴葵姫さんのギターのディオがありました。
中は撮影できないのですが、ホールの中は満席です
なんといっても朴葵姫さんの人気はすごいですから。
パンフレットを大きく載せます。
すべて、デュオ、すなわち二重奏でした。
初めの、ランクラージュマンという曲は、私たちはアンカレッジメントと読んでいたのですが、フランス語とか用語によって発音が違います。 アンクラージュマンという読み方もあります。
これこそ二重奏用の曲で、2人で交互にメロディーが出てくる。 先生と生徒が弾くことを想定した曲で、生徒が上手になってきたら、一緒にこの曲を弾きましょうという感じの曲ですが、難しいですよ。
世界最高のデュオ、アンディー・ウイリアムスと故ジュリアンブリーム、の演奏はここです。
イントロやゆっくり入ってゆきます。 2人が交代でメロディーを弾いているのがわかります。
長い曲です。イントロだけで6分、全部で14分ほどあります。
イントロが終わると、小気味良い軽快なメロディーになって速くなってきて、まあ弾いていて楽しいこと何の。
という私も、若い頃2回ほど舞台で弾いたことがあります。 今は早い部分はとても指が追いつきません。
大萩康司さんと朴葵姫さんは気持ちよくこの曲を弾いて、クラシックの音楽会には珍しく2人のトークが始まりました。
お二人の履歴です
パリやイタリアで学び、とても読みきれないほとすごい履歴です。 アランフェス協奏曲もNHK交響楽団と演奏していますが、コンチェルトは奏者がよっぽど上手でないと、オーケストラが引き受けてくれません。
パクさんは韓国人ですが、3歳で横浜でギターを始め、東京音楽大学を出てウイーン国立音楽大学を主席で卒業、それだけでもすごいのに、その後もすごい。 もちろん日本語はペラペラです。
この方のアルバブラの思い出は、世界最高と言われています。
この方達の演奏を聴いて、自分の演奏の役に立つかと思ったのですが、大間違い。 もう桁違いのレベルですから、参考にも何にもならなくて、音楽を楽しむだけでした。
すべてデュオだったのですが、せめてアンコールにはそれぞれソロを弾いてほしかった。
だって、デュオではどちらの人が弾いているのかわかりにくかった、まあ、そんなことは分からなくても2人で作り上げた音楽を聴くものですけれど。
舞台は写せないので、外を撮影。 左の森が京都植物園です。
途中でピアノとの比較も話していましたが、私はピアノの音よりもギターの多彩な音色が好きなんです。 きっと、この方達もそうでしょう。
おわり