もう一度笑って

平成最後の秋に母が旅立ちました。
脳梗塞で倒れた夫をサポートする日々を記録する
のんびり主婦のブログ

夫が脳梗塞で緊急入院!

2013-05-25 09:41:24 | 夫のこと
おはようございます ぽんたです。
今日は爽やかです。

忘れもしない2013年1月23日。
夫が救急車で運ばれ、そのまま入院しました。
その時のことを記録しておきます。

私は22日の母の認知症診断がショックで、疲れてしまって
寝ていて気がつかなかったのですが
その日の真夜中と23日明け方の2回、夫は気持ち悪くて吐いたそうです。
食欲はなく、お昼ご飯はお粥にして様子を見ましたが
また吐いてました。
熱もなく、痛いとかだるいとかの症状はありませんでした。

ちょうどノロウイルスが流行していて
夫の職場も3人の方がノロでダウンしているそうなので
てっきり、いや絶対ノロだと思って
昨日の母同様、私のかかりつけ医院へ午後になって一人で行ってもらいました。
食べても吐いてしまったせいか
歩き方がちょっと頼りない印象でした。

夕ご飯は何にしようかとのんびり考えていたら
医院から電話がありました。

「ご主人は脳梗塞だから! 救急車で
 総合病院に行ってもらうから。たぶん入院になるからね。
 ぽんたさんすぐ来て!」


へ???

のうこうそく? ノウコウソクってあの脳梗塞?

当時、社会人一年生の息子は夜勤で不在。
認知症初期の母を一人にするのは心配でしたが
急いで炊飯器のスイッチを入れ
ありあわせのおかずを母のテーブルに出して
自分の帰宅は夜になるけど大丈夫だからと説明して家を出ました。

医院に到着すると、救急車がいました。
ストレッチャーの上の夫は
意識もハッキリしていて、元気そうに見えるのですが
医院で撮影してくれた脳のMRI画像には
後頭部?のあたりが白い部分がありました。
問診票を書いたそうですが
夫の字は震えて、チェック項目の丸印やレ印はよくわからないような状態でした。

救急車に乗って出発する際に
医院の先生が一言、声をかけて下さいました。

「昨日のお母さん・今日の旦那さんと大変だろうけど
 しっかりね。大丈夫だからね」

私は「ありがとうございます」と震える声で答えるのがせいいっぱいでした。
どこかフワフワした気持ちで救急車に乗り、総合病院に着き
緊急処置室に運ばれていく夫を、呆然と見送りました。
入院に必要ないろいろな書類にサインして、待って待って
夫との面会が許されたのは、夜の9時半近くでした。
集中観察室といって
常に看護士さんの目が届く病室でした。
診断は小脳梗塞。
小脳の部分がダメージを受けてました。
点滴や、いろいろな機械につながれた夫は小さく見えました。

「こんなことになっちゃったなぁ」 と、夫。
「そうだね」 と、私。

もっと気の利いた、元気が出るような言葉をかけたかったけど
出てくる言葉はこんなモンでした。
帰宅したのは夜の11時頃。
母は無事に夕飯を食べ、眠っていました。

自分の事は後回し
母と夫を支える生活が始まったのでした。


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