もう一度笑って

平成最後の秋に母が旅立ちました。
脳梗塞で倒れた夫をサポートする日々を記録する
のんびり主婦のブログ

初めての墓参り

2019-02-26 15:34:20 | 日々のこと
こんにちはぽんたです。
三寒四温、本格的な春が待ち遠しいですね。

すでに何回かお参りしていますが
初めてのお墓参りの時のことを
記録しておきたいと思います。

慣れ親しんだ土地へ行くのに
朝から妙にソワソワして
まるで初めての土地へ行くような緊張感がありました。

あえてお花は持参せず
霊園の用意してある花束を購入してみようと思いました。

お線香は
春らしくフローラルな香りのお線香を持参しました。

午前9時開園なので
早め早めにと思い、9時20分頃には到着しました。

どなたかがお参りしているのでしょう。
お線香の香りが風に乗っていました。

早いっ!
私が一番乗りだと思っていました。

次回は、もっと早く出発しようかしら・・・と、おバカな対抗心を燃やしました。

霊園の受付で花束を購入。
菊をメインにした、優しい色合いの花束でした。
一対になっていて1500円。
遠い自宅から電車に揺られてくる身にとっては
妥当なお値段だと思いました。

水道やごみ箱や桶やお線香のためのガスコンロなどは
遠くまで歩かないよう近距離に多数配置され
まだ足を引きずっている身には大変助かりました。

墓石に刻まれた母の名前に触れて

お母さん、来ましたよ。
寒くないですか? 寂しくないですか?
ぽんたも皆も元気ですよ。

語りかけているうちに涙があふれて止まりませんでした。

気が付いたら一時間もそこにいました。

帰らなくちゃと思っても
立ち去りがたく
何度も何度も振り返って霊園を出ました。

3回目のお参りくらいから
もっと効率的にお参りできるようになり
周りに誰もいない時などは
小さな声で母が好きだった歌を歌えるような余裕も出てきました。

気づけば雛祭りも近いですね。
甘酒のパックをお供えして
雛祭りの歌を歌ってきましょう。
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グループホームの清算完了

2019-02-14 15:34:47 | 日々のこと
こんにちはぽんたです。
今にも雪が降ってきそうなお天気です。
寒い寒い。

母が入所していたグループホームから
清算書(?領収書?)が届きました。

入所時に敷金を払っていたので
今回の清算は、ほとんどがその敷金範囲内で
あらためて清算金として支払った額は、わずかなものでした。

毎月の領収書は
金額とムース食と刻み食の回数だとか
散髪回数くらいしか確認していませんでした。

今回だけは違っていました。

母が旅立ったその日で
記録がぷっつり途切れています。

当たり前なのですが、それ以降は白紙です。

母の最期の記録。

その日の朝は刻み食だったようだ。
服薬のためのゼリー飲料。
10時のおやつはプリン?
食べなかったようだが、お昼はムース食のようだ。

そして

看取り料金。
エンゼルケア。
個室クリーニング代。

ただの金額の記録ですが
切なく愛おしく
領収書を抱きしめて泣いてしまいました。

母の個室だったあの部屋は
すっかりクリーニングされ
今では、新しい入所者さんが入っていることでしょう。

スタッフさんは忙しく動き回り
皆で歌を歌い、体操していることでしょう。

ふと
グループホームのある方角の空を見つめました。
コメント (2)
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母の納骨

2019-02-05 16:38:46 | 日々のこと
こんにちはぽんたです。
気温が乱高下しています。
体調管理に気をつけましょうね。

先日、母の納骨が終わりました。

オシャレな港町の、庭園墓地に眠ります。

まぁ、海なんて全く見えない端っこですけどね。
今の住所地に引っ越してくる前に住んでいたところです。

墓地を探す時に
今の住所地からは、少し遠くなってしまうので
夫は、少し反対だったようですが
母が強く希望しました。
私も希望しました。

わりと自由な墓地で
ペットちゃんもOKで宗教自由です。
墓石も自由です。
昔ながらのお墓もあるし
外国の墓地のような場所もあるし
楽器やトロフィーぽい墓石もあります。

『〇〇家之墓』というのは少数派で
『愛』とか『和』とか『ありがとう』とか
自由な言葉が前面に彫刻されています。

通路もバリアフリーで
花壇には花がいつも咲いていて
丘の上なので空が広く明るい墓地なのです。

納骨のその時は
手続きやら、お花だお線香だと
落ち着かなかったのですが
帰宅して
骨壺があったその場所が
ガラーンとしてしまって
母が本当に、本当にいなくなってしまって
寂しくて寂しくて号泣してしまいました。

お母さん、ゆっくり休んでくださいね。
お参りにちゃんと来ますからね。
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