こんばんは
ぽんたです。
カラリとしたいいお天気です。
母の面会に行ってきました。
意思の疎通はできず
名字で呼ぶと目が合いますが
すぐに閉じてしまって
うれしいやら悲しいやら。
スタッフさんから
「自傷行為ではないのですが・・・」と、報告を受けました。
つい先日くらいからみたいなのですが
ふと、指先に触れた物を触り続けるという行為が出てきたようです。
カーディガンの裾であったり
テーブルだったり
自分の手の甲だったり。
親指・人差し指・中指で、つまむように触り続けるため
自分の手首や手の甲が青アザだらけになってしまったようでした。
夜中にスタッフさんが見回ってくれていますが
ぐっすり寝ている間も、触り続けているそうです。
母は、手袋をしていました。
スタッフさんが、そっと母の手の甲と手首の傷を見せてくれました。
あちこちに青アザが!
一部は血がにじんでいました!
偶然触れた私の手を、目を閉じたまま触り続けていました。
スタッフさんにより、爪は短く切られていますので
つねっている・・・ほどの痛みはありません。
母はもう『痛い』という事がわからないそうです。
だからアザができても傷ができても触り続けるのだそうです。
母の手の動きを止めるように、私の両手で母の手を包み
「大丈夫。心配しなくて大丈夫よ」 と、自分に言い聞かせるように
母に言いました。
何が大丈夫なんでしょうね?
自分で何を言っているのかわからなくなりました。
母は、まったく反応せず
暗い気持ちで面会を終えました。
認知症・・・恐ろしくて悲しい病気ですね。