夫、再び脳梗塞 その7

こんにちはぽんたです。
世間はすでにバレンタインモードですね。
可愛くて美味しそうなチョコが
ショーウィンドウに並んでました。

仕事帰りに
面会制限で短時間しか会えないと知りつつ
夫の病院に行きました。

あいにく
夫はリハビリ中で
あと少しで帰ってくるからと
談話室で待っていました。

サンルームのような明るい談話室で
仕事疲れかウトウトしてましたら
遠くから女の人の泣き声が聞こえてきました。

場所が場所だけに一瞬ゾッとしましたが
よく見れば離れたところに
車椅子の女の人と看護士さんがいました。
一気に目が覚めました。

盗み聞きするつもりはありませんが
聞こえてしまいました。

女の人は手も足も動かなくなって死にたいと泣いていました。
皆に迷惑をかけながら生きていたくないと。
看護師さんは優しい言葉でたくさん慰めていました。

この談話室は脳神経外科の病棟です。
おそらく女の人は夫と同じような
脳梗塞とか脳出血とか
そのような患者さんだと思います。

夫もそうなのだろうか。

マヒが残って
うまく言葉が出てこなくて
介護を受けるようになって

夫の担当看護師さんがリハビリが長引きそうだと知らせてくれて
面会できずに帰宅しました。

あの女の人の泣き声が耳から離れませんでした。

夫も死んでしまいたいと思っているのだろうか。
確認したいが確認が怖いです。

夫、再びの脳梗塞 その６

おはようございますぽんたです。
寒いですね。
昨日夕方にチラチラと雪っぽいものが舞いました。
すぐにやみましたが東京では初雪観測だそうです。

今年の三が日はとんでもないことが二日連続でした。
亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

仕事やら面会制限やらで
夫と面会できたのは入院から６日のことでした。

リハビリからの帰りに
病室の前で会えたのですが車椅子でした。

衝撃でした。

半身マヒがあると説明されて
頭では解っていたのですが言葉が出ませんでした。

リハビリスタッフさんの介助で
車椅子からベッドへとゆっくりと移動しました。

「おかえり。リハビリ頑張っているんだね」　と声をかけました。

夫は何か話しているのですが
呂律が回らず何を言っているのかわかりませんでした。

スタッフさんが
車椅子はリハビリ室への送り迎えに使っていますからと
笑顔で言いました。

・・・すみません・・・
ショックが顔に出ちゃってましたか。

少しずつ歩けるようになっているから
もしかしたらリハビリ病院へは
転院しなくてもいいかもしれないと話していました。

その間に夫は疲れたのか寝てしまいました。
寝顔はずいぶん痩せてしまった印象でした。
暗い気持ちで帰宅しました。