もう一度笑って

平成最後の秋に母が旅立ちました。
脳梗塞で倒れた夫をサポートする日々を記録する
のんびり主婦のブログ

夫、また倒れる その4

2024-10-10 20:03:16 | 夫のこと
こんばんはぽんたです。
最近はめっきり涼しくなって、今年の夏は本当に終わってしまったのねと
少し寂しくなりました。
熱中症になりかけたり電気代に驚いたり
ひどい目にあったのにね。

仕事帰りに病院に立ち寄って
夫の薬を届けました。
もう一般病棟に移ったかなって思いましたが
面会謝絶病室のままでした。

看護師さんにお話を聞きました。
まだぼんやりしていることが多く
寝てばかりいるそうです。

起きている時に話しかけても
目をこちらに向けるだけで
「あー」とも「うー」とも言わず反応が薄いらしいです。

その後、主治医の先生から今の容体と今後の治療について説明がありました。

新しい脳梗塞もなく額の骨折もないので
てんかんを抑える投薬を始めたそうです。
話しかけても反応がない時が多く
食事はお粥だがほとんど食べないそうです。

激しい初めてのてんかん発作のあとでぼんやりしているのか
てんかんの発作でぼんやりしているのか
プロでもよくわからないそうです。

高齢者のてんかん発作は
食事中に口を動かしながらだったり
立ったまま意識がなく呼びかけると返事したりと
様々だそうです。

治療というか
薬で発作を抑えるしかないようです。

さすがに落ち込みましたが
どうしようもありません。
もう会話もできないのかしら。
できたとしても何言ってるかわからないのかしら。

どっと疲れて帰宅しました。
涙も出ませんでした。



     







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夫、また倒れる その3

2024-10-06 15:01:28 | 夫のこと
こんにちはぽんたです。
秋の長雨ですね。
なんとなく体が重いです。

病院に到着すると
職員の皆さん方の帰宅時間でした。
こんな時間までお疲れ様です。
その中に夫の主治医やお世話になった先生がいました。

「え?あれ? ぽんたさん? え? ご主人が??」
「明日一番に診るからねー!」

ありがたい言葉です。
この前退院したばかりの印象ですよね。私もです。

会釈して手続きに向かいます。
夜間当直は内科の先生でしたが
顔面強打なので入院は間違いないとのことです。

脳波・レントゲン・MRI・心電図

かなりの時間を要しましたが
結果は『症候性てんかん』

てんかん? 精神疾患の?

夫の場合は脳梗塞による脳のダメージが
うまく脳波シグナルを伝えられず発作を起こしたようです。

意識がはっきりしない事
おでこを強打している事
激しい初めてのてんかん発作だった事
などなど
やはり入院でした。

面会謝絶の病室に入る前に
看護師さんが夫に会わせてくれました。
大きな声は出さないようにと言われましたが
眠っているのか意識がないのかわかりませんでした。
青白い夫の手をそっと握りましたが
なんだか冷たかったです。
おでこには大きな絆創膏!
縫ってはいないそうです。

パジャマや紙おむつやいろいろな物を再びレンタルにしました。
いちいち運ぶなんて私には無理です。
夫が着ていたジャージーなどはビニール袋で手渡され
なるべく早く今まで飲んでいた薬を持ってくるよう指示がありました。

こんなビニール袋を持って電車に乗るのかと思いましたが
終電で酔っ払いが多く
こっちをじろじろ見るような人はいませんでした(ホッ

脳梗塞が原因とは言え
てんかんと診断されショックでした。
息子に伝えましたが
「ふーん」・・・だけでした。
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夫、また倒れる その2

2024-09-28 20:13:38 | 夫のこと
こんばんはぽんたです。
朝晩は涼しくなりましたが
昼間はやっぱり暑いです。

救急車のサイレンの音が聞こえたら
玄関前で合図してくれとのことだったので
外に出ると暗がりに二台見えます。

一台は救急車、もう一台はレスキュー車でした。
そうでした。
閉じ込め発生と伝えていました。 

隊員さん達を階段まで誘導し 
私は持ち物をまとめ、ストレッチャーが進みやすいよう
門扉周りを整理整頓していました。

レスキュー隊の方々は先に撤収のようでした。
どうやら息子が夫を引きずり出してくれたようです。
最悪の場合、ドアや窓を壊して救助しますから
息子グッジョブです!!!

ストレッチャーで運ばれてきた夫の顔は血だらけでした。 
倒れた時におでこ(?)を机か何かにぶつけたようです。
目は開けていましたが朦朧としている印象でした。

息子に感謝と
せっかく帰ってきたのに申し訳ないと告げ救急車に乗りました。

夫は隊員さんからの質問に
自分の名前だけは答えられたようでした。  
住所や生年月日などを私が伝えていると
まるで念仏を唱えるように
夫は自分の名前を繰り返しはじめました。 
何回も何回も。

「もういいよ。わかったからね」・・・と言ったのですが止まりません。

隊員さんは
「これも症状の一つだと思うのでそのままで。先生に診てもらいましょう」と言いました。

病院到着までおよそ20分。
夫は名前を言い続けました。
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夫 また倒れる その1

2024-09-22 16:09:51 | 夫のこと
こんにちはぽんたです。                                                                                                                                     
復興途中の能登地方で大雨による被害が出てしまいました。
お見舞い申し上げます。
もうこれ以上何事もないように
皆さま、ご無事で!

夫がまた倒れました。

夕食後
夫はのんびりTV、私は洗い物をしていました。
ふと気が付くと夫はTVの前にいませんでした。
二階のほうでゴトリと音がしたような気がしましたが
気にも留めませんでした。
ゴミ処理を終え
「お父さーん(夫のこと)今日はシャワーでいい?」 と
二階に届くように大きな声で聞きましたが
返事がありませんでした。

二階に行くと真っ暗で物置として使っている小部屋に
スタンドっぽい明かりが見えました。
「ねえ、聞いてる?」とドアを開けようとしますが開きません。
小部屋側に開くドアだったので
ぐいぐい押すとようやくわずかに開き夫のジャージーパンツが見えました。

えっ? 倒れてる?

必死で名を呼びドアを開けようとしますが
反応がありません。
腕を伸ばしジャージーをひぱったり叩いたりしても反応がありません。
そのうちに血らしきものが指に触れました。
これは救急車だと判断し電話しました。

たぶん夫が倒れたであろう時間からは30分はたっていること
反応がないこと                                                                                                            
出血しているかもしれないこと                                                                                                             
倒れた位置が悪く部屋に閉じ込められていること

震え声になりそうなのをこらえ説明しました。
電話を切ると玄関からピンポーン。                                                                                                             
こんな時に誰だ! ・・・と思いながら玄関へ行くと
ふだんは会社の寮に入っている息子でした。
ザッと説明して
なんとか小部屋から夫を引きずりだせないだろうかとお願いしました。
久しぶりに帰宅した息子に申し訳なく
息子も相談とかで帰宅したのかと心配だったけれど
夫を任せて
私は保険証やお薬手帳や現金やいろいろと救急車に乗る準備をしました。

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また猛暑に暖房

2024-09-05 14:09:40 | 日々のこと
こんにちはぽんたです。
猛暑にゲリラ雷雨に地震に台風と
ストレス全開な8月でしたね。

台風一過のカンカン照りの猛暑の日でした。
仕事から帰宅すると
暖房がかかってました。
夫は暑くないと言いつつ汗だくでした。

めまいがしそうでした。
倒れなかった自分を褒めてやりたいです。

疲れた体に鞭打って
二階までこもった熱気を
窓全開にして扇風機で追い出しました。
あと何回こんなことが続くのだろうと
泣きそうになりました。

夫に麦茶を飲むよう用意しますが
飲みません。
飲んでもほんの一口です。

私自身が熱中症になりかけてから
ちょっと無理するとぐったりしてしまうので
気をつけているのですが
こういった時は疲れていても
機敏に動かなくてはなりません。
頭では解っていてもなかなか動けません。

疲れました。



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