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猪名川町長の”独断”続く

2024年03月24日 19時21分45秒 | 町議会
 猪名川町岡本町長の横暴について、「道の駅」検証委員会設置を「専決処分」にて行ったことで、議会の権限を奪った経緯は 「『猪名川町議会の権限、奪われる!(修正・再掲載)』2023/02/07」でお伝えしましたが、その後も職員の意見も聞かない姿勢が続いている実態が、議員や住民からではなく、3月議会で執行者から明らかになりました。
 以下はその一部要約です。なお、この質問は町長にされていますが、町長は一切答弁に立たず、部長に代弁させています。(上記の「道の駅」検証委員会についての私の質問にも、町長は一切立ちませんでした。)

問い

町長の教育に対する考えは
また、この考えは教育委員会と共有されているか

企画総務部長
町長は学習成果を上げることと考え、条件整備を確固とする必要があり、教育のICT情報化が重要と考えている。
町長への権限の集中を防ぐために、教育委員会に比較的大きい権限を持たせている。
町長・教育長・教育委員を構成員とした総合教育会議を開催し、考えを共有している。

教育長
教育の質について町長に何度か尋ねたが、ほとんど明確な考えは聞いていない。学力の要素は学びと体と心という「生きる力」を育むものであるが、町長はテストの平均のみに関心を示されることについては、大きな違和感を持たざるを得ない。教育委員会は教育長と教育委員併せて5名のことを言い、教育委員会の意思決定に基づき教育部長以下事務局職員は事務を執行するものであり、町長は直接決定・指揮監督はできない。しかし町長は教育長や総合教育会議に諮らず、職員に指示することが何度かあった。ふるさと館所蔵の高麗青磁の調査を懇意にしている大学教授に話をし、事務局に検討するよう持ち掛け、簡単に予算が付いた。教育委員会は、調査は重要だが、費用を考えれば緊急にすべきものではなく、他に優先すべきものがあると考えている。決して身の丈に合った文化行政とは考えていない。職員は町長からの指示であれば断れないのが実情。今回の奨学金も副町長を通じて直接指示があった。町長は子どもの学びの保障よりも高麗青磁に関心があったと考える。小学校6年生の給食無償化も総合教育会議は全員の減額などの案を提案したが、町長はその場では自分の考えをほとんど述べず、1週間後、すれ違いざまに「6年生に決めた」と言われた。教育委員会は「総合教育会議は何だったのか」と落胆した。一方だけが共有しているとの答弁は残念でしかたない。

その他、
投資とは
子どもたちや若者への町長の思いは
教育委員会に対する予算の考えは
教職員と町職員の不祥事に違いはあるのか
次期教育長の選任について、教育長や教育委員から十分な聞き取りをしているのか

について質問が続きます。

 なおこの質問の最中に丸山議員から「動議」が出されましたが、理屈が通っていないのか、本人から取り下げました。何ともお粗末な一幕もあったようです。

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