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スパルタンX

2009年06月14日 | プロレス・格闘技
プロレスリング・ノアの三沢が逝ってしまった・・・。
『ワールドプロレスリング』でのテロップで知って、もうただただ「え・・・?」ってな状態で番組に集中できんかったわ。
三銃士に続き、ついに四天王からも死者が・・・。
橋本の場合はリング外での事だったからまだアレだけど、三沢は試合中に倒れたっていうから、ファン・関係者ともにショックの大きさは計りしれない。

三沢といえば受け身の達人で有名だから、危険な角度で落とされたとはいえバックドロップが原因でこうなってしまうとは、信じられないものがある。
蓄積されたダメージは当然あるだろうが、コンディションも良くなかったんだろう。
しかも驚いたのは、この日はタイトル戦で30分近くも試合をやっている。
タッグ戦とはいえ、まだ三沢がこうしてタイトル戦で過酷な試合をしなきゃいけないというのも、いつまでも世代交代が出来ないというノアの苦しさの現れだよなあ。
リングドクターが居なかったせいで処置が遅れたという話だし、悪い要素が重なり合って起こった不幸という感じだよなあ。
後から言っても仕方がないけど、この不幸は回避出来たのではないか、もしリングドクターが居て早急な処置がされていれば命を落とす事はなかったのではないか、などと思ってしまう。

とにもかくにもこれは、ただ単に一人のプロレスラーが亡くなったというだけの話ではないよ。
プロレス界全体がもう一度、選手の体調管理や危険技の是非について考えないといけないだろう。
しかしプロレスって八百長だショーだって言われるけど、どんなスポーツよりも命をかけてる・命を削ってるスポーツだよなと、つくづく思う。
でもなあ、本当にリングで命を落とすのは勘弁してくれよ!
プロレスファンはもうこんな訃報は聞きたくないんだよ!

三沢光晴選手のご冥福を心よりお祈りします。

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