昨日『おしゃれに恋して2』と一緒にもう1本ゲームを買ったんだ。
それは『
NARUTO-ナルト- 疾風伝 忍列伝II』
ちなみにTVアニメはほとんど観てないし、ナルトのゲームを買うのも初めて。
アニメは疾風伝になった時に少し観たけど、何かダラダラしすぎて観てて面白くないんだよね。
今は原作にはないオリジナル編になるという事で、また観ようかと思ってる。
そんな事よりゲームの話を。
本作は言わずと知れた対戦格闘ゲームだ。
何でもDSでは初らしい秒間60フレームにより、キャラの動きは非常に滑らかになっている。
そういえばN64でも60フレームで動くソフトは極めて少なかったような。
ハード的にやり辛かったりするんだろうか。
モードは「ストーリー」「シングル」「通信対戦」「オプション」の4つ。
メインとなるのは「ストーリーモード」で、会話シーンとバトルを交互に行っていく感じになっている。
3Dマップやダンジョンを移動するシーンもある。
「シングルモード」の中にもモードが3つあって「CPU対戦」「サバイバル」「クエスト」がそれ。
「CPU対戦」はCPU相手に一戦だけ行う。勝ち抜き戦は無い。
「サバイバル」はその名の通り、体力が続く限り闘うモード。
一戦毎に体力回復し、アイテムも定期的に補充されるので、かなり易しめ。
俺は初プレイで52人抜きまでして、面倒になったからワザと負けた(笑)
「クエスト」は自動生成ダンジョンを進むモード。
このモードのみ成長要素があり、バトルで経験値を得てレベルアップする。
開発がドリームファクトリーで、格闘+自動生成ダンジョンと言えば・・・そう、『さがそう不思議なこんちゅうの森』だよね。
まさにこのソフトは『こんちゅうの森』のフルプライス版と言ってもいいような感じになっている。
自動生成ダンジョン部分は本当に「まんま」です。
さらにストーリーモードでは虫を捕まえに行くシーンもあって、虫と闘ってカゴを投げて捕まえるのだ。
『こんちゅうの森』をプレイした人なら思わずニヤリとするシーンだ(笑)
さすがに収集要素までは無いけどね。
さて、肝心の格闘部分について。
操作法は、Aが奥義、Bが弱攻撃、Yが強攻撃、Xがジャンプ、Rがガード、Lが瞬身の術、↑↓で軸移動、となっている。
瞬身の術とは、相手の背後に瞬間移動する術で、チャクラを消費して使う。
いかなる状態でもLボタンを押せば相手の背後を取れるので、ボコられてる最中でも容易に形勢逆転が可能だ。
背後の取り合いが、このゲームの最も熱い部分になる。
奥義はチャクラゲージが満タン時に使用可能。
基本的に近接技で、Aボタンを押すと何らかの動作(ナルトならタックル)をし、それがヒットしたら発動する。
奥義デモはなかなかカッコイイと思う。
チャクラは攻撃・ガードをするとどんどん溜まるのでケチる必要はなし!
このゲームには、いわゆるコマンド入力による必殺技は無い。
数種のコンボと特殊技(←+Yなど)で闘う。
コンボは各キャラ10種前後ある。もちろん特殊技から発動するコンボもある。
格闘ゲームとしては平凡な出来ながらも、爽快感はまずまずある。
結局、瞬身の術による背後の取り合いがメインの攻防になるのは賛否あると思うが、このゲームならではの特徴としてはアリだろう。
パッパッと攻守が入れ替わる様は忍者らしいし、展開がスピーディで良いんじゃないかな。
これが無いと本当に平凡すぎる格ゲーになっちゃうし・・・。
携帯向けの簡単操作に易しい難易度は、子供が遊ぶにも良いだろう。
個人的には良い印象を持った。
不満点は、ポーズメニューに技表が無い事かな。
せっかく新キャラが使用可能になってもコンボが判らんし、デフォの連中にしてもいちいち説明書でコンボ確認するのは面倒だ。
格ゲーにはポーズメニュー技表は絶対必要だと思うんだよ。
あとは、CPU勝ち抜き戦がない事かな。
一枚絵のエンディングでもいいから用意して、勝ち抜き戦は入れてほしかった。
格ゲーといったらまず、そのモードが無いとね。
それから、ストーリーモードの3Dマップが無意味なところ。
せっかく町(木の葉の里)を自由に歩けるのに、目的地以外に行く所がない。
建物にも入れないし、何の為にあるのかと。
寄り道とかさせてよ~。
そんなとこかな。
登場キャラは公式には30人以上とある、多いね。
説明書に載ってるのは18人、あとは一応隠れキャラ扱いか。
サバイバルをやると前作のキャラ(ガキの頃のナルトとか)が相手として出てくるので、前作の13人は全て入ってるのかもしれないな。
ストーリーモードはこの間TVアニメSPでやった所(サスケに逃げられる所?)までとなっている。
唐突にスタッフロールに入るのがちょっと・・・。