へなショボblog

ゲーム話が中心の日記です

40点満点はむしろネガキャンか?

2008年12月13日 | ゲーム
Wiiソフト『428』の初週売上が3.6万本だとか。

『428』といえば、No.1ゲーム雑誌ファミ通のクロスレビューで40点満点を獲得した事で大変話題になった(?)ソフトである。
当然、満点効果は売上にも反映されるだろうと期待されたはずだが・・・。

結果から言えば、何の効果もなかったと言ってもいい本数だったね。
それもそのはず、ファミ通を購読している層はWiiには興味ないし、購読してない層はクロスレビューなど信用もアテにもしていない。
変に踊らされる人もいなく、好きな人だけが買ったという感じに落ち着いたと言える。
逆に、満点効果があってこの本数だったとしたらショボすぎだし、どっちにしてもファミ通の影響力の無さには笑うしかない。

真面目な話をすると、もはや据置でサウンドノベルは売れないと思う。
大画面のTVに向かって延々と文字を読むなんてスタイルが、もう絶望的に時代に合っていない。
携帯でも小説が読めるこの時代に、誰がそんなゲームを買おうと思うのか。
しかもWiiはリビングで家族で楽しむ事を理想とされてるし、それともかけ離れすぎている。

いわゆるライト層が食い付いてくれれば強いのがWii市場の魅力だが、やはりサウンドノベルでは駄目だったか。
結局は固定ファンしか買っていないのだから、仮にWiiの普及台数が2000万でも3000万であっても結果は変わらなかったように思う。

だからといってWiiで出したのが失敗だったのかというと、そうとも思えない。
当たった時の伸びが最も期待できるのが据置ではWiiしかないからね。
PS2やPS3では固定ファンが買って終わりだから、その先がない。新規を巻き込める可能性があるのはWiiだけ。
任天堂枠でTVCM打てたりとセガもそれを狙ったんだろうけど、現時点では成功とは言い難いよな。
エロゲーメーカーとコラボとか、首を傾げたくなるような事もしてるし。
まあ『428』は出来が良いらしく、これから伸びるかもしれないし、先の事は判らないが。

それにしてもWii市場というのはつくづく特殊というか、サードにとってやりづらい市場に感じるねえ。
セガなんて『ソニック』や『レッツタップ』がコケたら、もう何していいか分からなくなるんじゃないか。
まあ、コケてこそのセガとも言えるが・・・。