へなショボblog

ゲーム話が中心の日記です

またね

2007年06月30日 | アニメ
『出ましたっ!パワパフガールズZ』も、ついに最終回を迎えました。
ラスト三回のガールズvsモンスター軍の戦いは大いに盛り上がりましたね!

・・・って言うと思った?
逆!逆!
ラスト三回は個人的にまったく面白くなかった。

最終回は何かグダグダな感じがした。
Aパートのお涙頂戴劇は必要だったのだろうか?俺には蛇足にしか思えん。
どうせならAパートでカレ封印までやってしまって、Bパートはいつもの日常を描いてもらいたかった。
白い光が無くても変身できるとか、そういうムチャクチャな所はどうでもいい。
話の筋なんて通ってなくて良いから、とにかく痛快なものを見せて欲しかったんだ。
先週は妙なパワーがあっただけに、今回のトーンダウンは「あれ~?」な感じだった。

その先週もパワーだけはあったが、俺は面白いとは思わなかったな。
評判は良いみたいだけど、俺は「あざとさ」が鼻について嫌だった。
本家パワパフを出すのもウケ狙いにしか思えないし必要性を感じない。
本家を知っていればニヤリとするネタを仕込むだけで良いじゃないか。
先週はあらゆる意味で「媚び」が見られて嫌だった。

まあ、何だかんだ言っても毎週楽しみにしてたし、それなりに楽しかったよ。
好きな作品であるのは間違い無い。
でも「それなり」を超える事は最後まで無かった。
あのパワパフが題材なのだから、もっとハジケる事ができたはず。内容的にもキャラ的にもね。
なのに、変に枠に納まってしまってるというか、こじんまりとした作品になってしまったように思う。
最後まで殻を破る事ができなかったのにはガッカリ。
良くも悪くも東映のアニメだったなあと。

「どんなにしても敵わない相手だから 気合いを入れ頑張りたくなる」
↑は本家パワパフの国内版主題歌の歌詞だ。
Zのスタッフにはこういう精神があったのかな?
敵わない相手(本家)を超えようと気合いを入れて頑張ったのかな?
本家のオマージュだ愛だと言っても、おんぶにだっこしてるだけだったんじゃないか?

パワパフZには、平凡な日本のアニメで終わってほしくなかったよ。