みなさん、こんばんは。
今日は一日中ぐずついた天気で、肌寒かったです。気温は3月下旬並みということもあって、冬仕様の上着を着込んだ方もいたのではないでしょうか?
さて、今日は本の紹介です。
『なぜ人と組織は変われないのか』著:ロバート・キーガン/リサ・アルコウ・レイヒー 英治出版
多くのビジネス本や自己啓発本が出版されていますが、本書ほど実践する段につき、心理学的に解明した本はありません。
私も完全に理解できているわけではありませんが、実践できないのかを解明する手順が、秀逸でした。
それは、改善目標があった場合、それに対して知らず知らずに阻害行動をとってしまい、しかもその行動には、実は裏の目標があって、これらは強力な固定観念に基づいているというものです。
これをすべて個人的に実践できたら凄いことになるし、組織へ導入することができたら、素晴らしい組織へと変貌を遂げると思いました。
ただ、これ、読み込めば読み込むほど、ハードルが高いと感じてしまいました。それは、細かい点で考慮すべき事項が多くあるし、自力でやるには相当の強い意志が必要だし、組織では人間関係や政治など、様々な問題にも目を向けないといけないからです。
とは言うものの、取り組むべき道筋がはっきりしただけでも、素晴らしいことなので、経営者はもちろん、管理職をはじめとしたビジネスパーソンに限らず、あらゆる人に読んでほしいと思います。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!