工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
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穴窯に向けて 2

2015-03-31 20:08:42 | 日記

穴窯の計画をメンバーに話した時、

赤貝の貝殻が手に入ったら、取っておいてねとお願いしたところ、

さっそくUさんが持ってきてくれました。

大きくて立派な赤貝で、中身はさぞ美味しかったでしょう・・・

と思ったら、仕事で真鶴に行った息子さんから貝殻だけもらったそうです。

それでも、穴窯のことや赤貝のことまで息子さんに話されていたんだなぁと、

ご家族の仲の良さがうかがわれ、なんだか嬉しくなりました。

Uさんの作品に綺麗な目跡がついて、いい思い出になりますように。


バリエーション

2015-03-29 09:27:51 | 日記

スマホの普及に伴って、スマホスタンドを作る人が増えました。

猫や犬をデザインしたものから始まり、フクロウや羊なども作りました。

そんなメンバーの作品を見て、

 私も作りたいけど、動物はなぁ・・・・・とIさんがつぶやいていたので、

家を並べて町並みなんかも可愛いかもよ・・と提案したところ

こんな作品ができました。


一つは鎌倉在住の実家のお母様に。

そしてもう一つはご主人に。

 いつもけんかばかりしてるのよ。私に苦労はかけませんと言ったくせに

 うそばっかりなのよ。

なぁんて言ってるくせに、ヒロジーの看板立てて、愛犬まで作っちゃって。

Iさん、可愛すぎます。


表札

2015-03-28 08:40:42 | 日記

タイルの記事を見て、表札の製作を頼まれました。

せっかくなので、お子さんの描いた絵を一部にデザインしてみない?

と提案し、送ってもらった元絵がこちら・・・

 

 

それを元にこんなデザインを考えてみました。

 

 

お好みは上のタイプということで、作ってみたのがこちら。

 

絵の具やガラスの粉を使って、少しカラフルに仕上げようと思っています。

 

 


音の正体

2015-03-27 08:35:00 | 日記

窯の中の作品を確認しながら、一つ一つ出していったら・・・・・

ありました・・・・・・


ご覧になれるでしょうか?

縦にすぅ~っと伸びた亀裂・・・

棚板いっぱいの大きさのタタラ板・・反る事もなく順調だと思ったのですが

やり直しです。

でも、この亀裂を見つけた時、あの音はこれだよね・・と、妙に納得しました。

日々修業です。


異常なし?

2015-03-26 08:41:16 | 日記

素焼きの最中、ピチッと変な音がしました。

 何か割れたか?‼︎

恐る恐る中を覗いてみたら、見える限りでは異常は無さそう・・・・・・

でも、素焼きは重ねて焼いているので、見えないところに何かあるかも・・・

温度が下がるまでもう少し待ってから確認です。

何事もありませんように。

 


穴窯に向けて

2015-03-19 22:27:14 | 日記

4月の終わりに穴窯焼成を控えて、参加希望者の作品作りが進んでいます。

今日は Kさんが こんな作品を作りました。

ざっくりした土で作った鶏の親子は、どんな焼き上がりになるのかなぁ?

他にはお皿や花器、鉢や酒器などができてきました。

私も、まだもう少し何か作ろうかと考え中です。何ができますやら・・・


2015-03-17 15:35:24 | 日記
春です。

先日、穴窯焼成の打ち合わせに行った丹沢の三保窯で、

早咲きの啓翁桜を頂きました。

膨らんだ蕾は、

家に帰ったら、どんどん咲いてくるよ

という言葉通り、可愛らしい花を咲かせました。





染井吉野は、まだ少し時間がかかりそうですが、
この季節になると、桜をデザインしたものが作りたくなります。

今年は何を作ろうか、只今思案中です。

タイル焼成中

2015-03-16 10:12:45 | 日記

先月開催した ソウセイLaBo タイル作りのワークショップで

皆さんに作っていただいたタイルを少しずつ焼成しています。



一部に釉薬をかけたりして、少し変化をつけてみました。

まだまだ枚数は足りないので、近々第2回目を企画しなくては・・・と考え中。

4月には穴窯の焼成や丹沢アートフェスティバルのプレイベントなども控えていて、

暖かくなると同時に、一気に忙しくなりそうです。

縮こまっていた体をのばして、ちゃんとウォーミングアップしなくちゃ。

 

 


看板

2015-03-15 12:25:54 | 日記

工房の入り口に看板を設置したいんだけど、そういうの作ったことある?

知り合いから、そんな話が舞い込みました。

ご自宅の敷地内にある工房の印のようなものです。

そういう依頼は受けた事無いけど、

私で良かったら勉強させて頂きたいと思います。

そうお話して、試作に入りました。

まずは小さいタイプで。裏と表に文様が入ります。

とりあえず裏面が黒のタイプと茶のタイプを試作。

 


ご本人の意向を伺って、棚板いっぱいの大きさで本番を作りました。

こちら側には象嵌で模様を入れ、裏側は白いベースに絵の具で模様を描きます。

大きなタタラが反らないようにゆっくり乾燥させ、しっかり完成させたいと思います。

 


2015-03-12 22:04:50 | 日記

東日本の震災から5度目の春を迎えようとしています。

昨日は4年前のあの日を思いながら、工房でもみんなで黙祷を捧げました。

あの頃、このあたりでも計画停電などがあり、非日常の日々は

不安と緊張の毎日だったような気がします。

私たちはすっかり日常を取り戻し毎日を過ごしていますが、

非日常が続く東北の現状を目にするたび、1日でも早くと祈らずにはいられません。

 

工房では先日、兜作りの教室を行いました。

同じ手順で作ったものですが、文様やパーツのバランスなどで

それぞれの個性が現れる作品となりました。

 















どこで生まれた子供たちも、どこの家の子供たちも

どうか健やかに育ちますように・・・・・