工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
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ハロウィン

2013-09-22 21:04:27 | 日記

毎年ハロウィンに向けて小さなかぼちゃの置物を作っている I さん。

今年のハロウィンは、絵本から抜け出たようなお化けのたちの家ができました。

赤やオレンジを使って可愛らしい作品にしようか・・・・・

それとも土の雰囲気を大事にした素朴な感じにしようか・・・・

I さんは只今考え中・・です。


京都やきもの倶楽部作品展

2013-09-18 20:54:10 | 日記

今日18日より、京都やきもの倶楽部の作品展が開催されます。

昨日、京都まで搬入のお手伝いに行ってきました。

遠方のため、参加率も低く、頼りにならないメンバーの私ですが、

会長の森田先生や、中心になって準備を進めてこられた皆さんに教えられながら、

一緒に飾り付けを行いました。

京都やきもの倶楽部は、陶芸を愛し、陶芸を通じて交流を深めることを目的とした集まりで、

清水焼団地組合の作家の方々を中心に作られました。

アマチュアでも陶歴の長い方が多く、またプロとしてご活躍の方々もいらして、

作品はどれも見ごたえがありました。

 

そんな中、なんと私の作品が会長賞に選ばれました。

 紐練り上げ陶箱 

ここのところ試している手法が、皆さんからどんな評価を受けるのか、

皆さんのご意見、アドバイスをいただきたいと思って出品しました。

「おもろいやん、もっと頑張りや」

今回の会長賞は、そう言って激励されたものだと思います。

嬉しさをかみしめたら、今日からまた工夫と完成度を高めるため、日々励みたいと思っています。

 

京都勧業館 みやこめっせ 美術工芸ギャラリー 22日まで

お近くの方、京都にお出かけの方、どうぞご高覧下さい。 


パズル

2013-09-11 08:41:31 | 日記

紐で文様を作りながら練り上げていく手法を思いついて3年目。

ここのところ、轆轤で挽いたものをベースにして、それを切ってパーツにし、

紐でつないで再び形を作っていく手法にハマっています。

たとえば、ベースは轆轤で挽いたこけしのようなもの。

まずはこれを二つに割って、さらに細かく切り分けてひと組のシーサーにしました。

その時の思いつきでパーツを切り分けるので、思いがけない膨らみが出たりして、

パズルのように向きを変えたり場所を変えたりしながら、ピッタリくる所を探します。

シーサーのようにはっきりイメージがある物もあれば、

これ、何になるんだろう・・・?

と、表れてくる形を楽しみながら作る事もあります。

この手法、まだまだ可能性がありそうな気がして、色々作ってみようかと思っています。

 


子どもの絵

2013-09-04 20:45:41 | 日記

子どもの絵は、その時にしか描けない素晴らしさがある・・・

常々、そう思っていました。

先日、姪の長男が初めて描いた絵を見て、何かの形で残せないだろうか・・・

そう考えて、カップと茶碗を作ってみました。

元絵はこちら。

大好きなアンパンマンを描いたらしいです。

完成した作品を送ったところ、指をさして「アンパン!」と言ってたらしいので、

彼のアンパンマンに間違いないみたい。

本人が使っても良いけれど、おじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントしても良いなぁ・・・

今度はパン皿でも作ってみようかな。


窯出し

2013-09-03 20:47:29 | 日記

久しぶりに、今回の窯出しの作品を少しご紹介しましょう。

まずはキッチンで使うもの。

ふぐのしゃもじ立て

普段使いのあれこれを自由に作っている N さん。

今回も「しゃもじ立てが無いから、作りたいの」と言って、自分でデザインしました。

キッチン周りには清潔感のあるルリ釉がお気に入りです。

 

そんな N さんの作品を見ていた Y さんは、菜箸などを入れる物を作りました。

 

水が切れるように穴をあけ、野菜を色々デザインしました。

楽しい作品になりましたね。

 

こちらは誕生日が来れば80歳を迎える T さんの作品。

私の陶芸仲間です。自宅で作った物を預かって、工房で一緒に焼成しています。

ご友人の皆さんに干支飾りを配り始めて、残り3つとなったそうです。

お歳を感じさせない若々しい作品ですね。

 

こちらは文字をデザインした角鉢。

いつも素敵な絵を描いている K さんですが、今回は絵付けの本の中から文字を選びました。

字を描いても優しげになるのはお人柄でしょうか。