一点物

依頼を受けた小さな花器。

みんな同じじゃつまらないから、一点物の気分を添えて

せめて留め口のデザインを変えてみようと、いろいろ作ってみました。



工夫するのは楽しいけれど、そろそろアイデアが尽きてきた・・・

頭を切り替えて、また明日頑張ろう。

金魚

ガラスを入れて金魚を作りたいんです。

Kさんから、相談されました。

最近、樹脂に少しずつ絵を描いては薄い層を重ねて、本物そっくりの金魚を作られているのが話題になっています。

やきものでは、どんな方法があるだろう・・・

絵の具で彩色したところにガラスを入れて焼くと、絵の具が溶け出してガラスに混ざってしまいます。

そこで、色粘土で作ってみようということになりました。



黒い出目金・赤いらんちゅう・・・水面に浮かぶ水草も作って。

おまけに中を覗き込む猫も。

どう考えても、猫と金魚の大きさがおかしい・・

とは言っても、そんなに大きな猫はね。

どうなるか分からない、失敗するかもしれない・・・

だけど、それが面白い。失敗も楽しいじゃない。

そう言い切るKさんのチャレンジ精神に拍手です。

日本刺繍

以前よく、ジョイントの作品展を開催していた日本刺繍のグループ展に行ってきました。











作品に使う糸や布は、皆さんが草木染めしています。

即売コーナーもあります。





26日まで。小田原の飛鳥画廊で開催しています。

今回の猿たち

京都から帰ってきての窯出し。

今回は11月の作品展に出品する孫悟空も焼けました。



孫悟空といえば、やっぱり雲。

こんな雲に乗せてみます。



その他にも、小さな孫悟空やメンバーの猿たちも、ぞくぞく焼けています。



10月も下旬に入り、窯の中の猿率が上がってきました。

京都・やきもの倶楽部作品展

昨日から始まった作品展、今回は奨励賞をいただきました。



皆さんの力作を少しご紹介致します。

個性いろいろ

今日の工房。
みんなが帰った後、それぞれが作ったものの一部を並べてみたら、
本当にみんな違うものを作っていると、あらためて実感しました。



ろくろを使った花器、練り込みの器、手びねりの茶碗、孫悟空に、次回の作品展の試作まで。

途中、工房に顔を出してくれた知人が思わず

みんな熱心だねぇ・・・と、声をかけてくれたけど、

申し訳ないくらい自分の世界に入っていました。

愛想なしでごめんなさい。

今度はゆっくり遊びに来てくださいね。

フクロウ

今回の窯で、二人のフクロウ作品が焼けました。



一つは、まんまるフクロウの蚊遣り＆灯り

彫り込んだ部分に釉薬がたまって、いい味わいになりました。


もう一つは枝にとまるフクロウの家族。

息子さん一家だそうです。

こちらは、彫り込んだ部分に釉薬がかからないようにして、赤土の色を出しています。


工房が終わって外に出ると、背伸びをしたくなるような秋の空でした。