工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
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里山ツアー

2012-03-30 09:36:33 | 日記

           金太郎のふるさと 里山ツアー 

   

ASHIGARAアートフェスティバルでご一緒した足柄人形の府川さんから、こんなお誘いを受けました。

南足柄市矢倉の地蔵堂あたりで、地元の食材を楽しむ企画を立てたそうで、

今回は山菜摘みと水菜料理。

竹を使って食器やお箸を作ったり、ご飯を薪で炊いたり・・・・・・

何だか楽しそうです。

 

    開催日:4月15日   11:00~15:30

    場 所:南足柄市地蔵堂   大雄山線大雄山駅近く 関本バス停より地蔵堂行バス 

                       車の場合は地蔵堂バス停で集合(駐車場はバス停付近にあります)

    参加費:大人 2000円  小人(小中学生) 1000円  乳幼児 無料

事前予約が必要です。

お申し込み、詳細お問い合わせは府川さん   090-2443-8117 まで。


金太郎

2012-03-28 21:14:34 | 日記

桜の開花も間近となり、そろそろ五月人形の季節です。

何年か前に作った金太郎人形。

   

何パターンかある金太郎のうち、最も幼いタイプ。

まだおしゃぶりをくわえています。

週末には、鯉のぼりに乗ったタイプも焼きあがる予定。

毎年、少しずつどこかが違うデザインを考えるのが楽しみです。


花土産

2012-03-24 13:29:56 | 日記

          3月24日 花曇り

ようやく本格的な春の陽気になりました。

昨日の工房は、みんなが持ってきてくれた花土産で春の気分いっぱいでした。

家に帰ってさっそく、雪柳と沈丁花を飾りました。

   

まだ陶芸を始めて間もない頃、紐作りの練習で作った埴輪も

沈丁花の香りを楽しんでいるように見えます。


ASHIGARAアートフェスティバル フィナーレ

2012-03-12 14:34:43 | 日記

昨日、一カ月にわたるASHIGARAアートフェスティバルが無事終了しました。

10日の南足柄文化会館には、私が参加していた足柄体験隊のメンバーによる共同オブジェも完成。

          

流木と土面をベースに、ステンドグラス・さをり織り・藍染め・リサイクルアート・やきものなどを身にまとって

踊っているのは、金太郎を背負ったお母さん・・・・・・かな。

 

    

桜の文香プロジェクトも満開になり、石巻と陸前高田に送られます。

土面人形も、さらに加工をくわえて味わいが増した作品となっていました。

 タイトル:疑う目

 タイトル:働く男

 タイトル:うれしいんだか はずかしいんだか

この作品をはじめとするいくつかは土面が動くように作られていて、これも顔を上にあげると嬉しそうに

下におろすと手の後ろに隠れて恥ずかしそうに見えます。

このシリーズ、本当に面白い。私もぜひ作ってみたいと思っています。

 

来年の第一回にもぜひ参加し、もっと楽しい、もっと充実したフェスティバルになるよう、また皆さんと考えていきたいと思っています。

楽しそうだな、おもしろそうだなと思ったら、ぜひ一緒に参加しましょう。

 

 


あれから1年

2012-03-11 09:40:00 | 日記

             3月11日

1年前のあの日。金曜日の昼下がり。

工房では、九州から遊びに来られたメンバーのお母さんを含めた6人が作陶していました。

おしゃべりしながら手を動かしていたら、いきなりの揺れ。

そしていつまでも止まらない経験したことの無い揺れ。

中にいた方が良いのか、外に出るべきか・・・・・

どうする・・・まだ揺れている・・・どうするどうする・・・・・・・

いざという時、何もできないということを実感したあの日。

その後の報道で流される信じられないような映像の数々。

あれから1年。

進まない復興といつまで続くのか分からない避難の日々。

工房でお世話になった 大堀相馬焼の長橋さんも避難生活が続いています。

 

先日お話した時も、変わらぬ避難生活と再開できない仕事に、声を落とされていました。

また遊びに来てくださいね。

また一緒に土に触れる時間を持ちたい。負担にならない形で特別講習をお願いしたい。

得られたご縁を大切にして、ささやかなお力になれればと思っています。


土面人形

2012-03-05 16:08:41 | 日記

ASHIGARAアートフェスティバルでは、足柄人形作家 府川さんによる

土人形と土面作り、野焼きのワーショップが開かれました。

そしてその作品をアレンジして10日のフィナーレで展示されることになっています。

先日の山北公民館では、その作品作りの様子を見ることができました。

まず好みの丸太を選び、土面を付ける位置や角度、枝ぶりを活かしたポーズを決めていきます。

土面や枝を当ててみては、もっと長い方が良いかな?角度はこれで良いかな?

なんて言いながら少し変えるだけで、ぐっと雰囲気が変わります。

できた作品がこちら。

     

おちゃめな感じ。

歌舞伎の見栄のような迫力。

     

胸元の飾りや手先のニュアンスが粋な感じ。

ぐっと枝を持ち上げる力持ち。

これだけでも、それぞれ違った表情を楽しめますね。

土面や枝を見ながらイマジネーションを膨らませていく豊かな想像力。

それがどんな作品たちを生み出すのか、今からとても楽しみです。

10日。ぜひ南足柄文化センターでご覧下さい。

 


練り込み

2012-03-02 16:25:25 | 日記

              3月2日 

今日は工房がお休みだったので、先日作った練り込みの見本を削ってみました。

練り込み技法はあまりやらないのですが、来年の作陶展にむけて練り込みで作品を作りたい・・という希望があり、

久しぶりにトライしてみたのです。

        

土は信楽の白土・赤土・こま赤の3種。

 

これを作った時、土を合わせてすぐに轆轤で挽いてみたら・・・・・・挽きにくい・・・・・・・

特に白土が少し固めで、やっぱり合わせた粘土を少し休ませるべきでした。

思いつきで急いで作っても駄目ですね。

もう少し荒い模様にするつもりが、なじみが悪くて何度も土殺ししていたら、細かい模様になってしまいました。

削っていくうちに模様がはっきりと出てくるのはとても楽しかったけれど、

次回はちゃんと準備してやろうっと。